女銀行員理沙・二十八歳
本販売日:2004/12/23
電子版配信日:2007/08/01
本定価:597円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1325-2
NY出張前夜、結城理沙を誘拐したのは同僚だった!
行員たちを虜にする美脚、麗しい朱唇、艶やかな双臀――
気品あふれる28歳の身体を独占し、隅々まで貪る生活。
抗う心とは裏腹に、一日一日、理沙の隠された性が露わに……
誘拐犯と二人だけの監禁室で、女の悦びに満ちた声が響く。
45日調教の果て、美麗な牝奴隷はどこまで堕ちてしまうのか?
りさ(28歳)銀行員
さよこ(22歳)女子大生
本編の一部を立読み
「ん、んん」
顔を男の股間に埋めるたびに剛毛が頬や唇を刺激する。理沙は哀しい嘆息をもらしながら、奉仕をつづけた。
つい十日前にニューヨークに颯爽と旅立つばかりだった自分が、今はこうして一糸もまとわず後ろ手に縛りあげられ、男の股間に顔を埋め巨大な肉塊をしゃぶらせられているのは悪夢を見ているようだ。が、首を拘束する首輪も、限界まで開けた口に含む脈打つ肉棒も現実のものだった。
「今度はカリの部分に舌先を這わせろ。おーっと、口のなかに入れたままだ」
理沙は「カリ」がなにか知らなかったが、含まされていて舌を這わせることができる部分はそこしかなかった。
舌先がおずおずとカリの縁を舐めると、電撃に似た快感が雄二を通り抜けた、そろそろ限界だ。理沙のような端整な美人に涎れを口の端から垂らし、目に涙を浮かべて口で奉仕されて長時間耐えることのできる男がいるだろうか。
理沙は口に咥えたものがいっそう硬度を増し、反りかえってくるのを感じ、身を硬くした。いったいどれだけしゃぶらされていたのだろう。意識も朦朧とし、顎は麻痺しているようだ。
「理沙、フィニッシュだ。頭をもっと前後に振って、先端から根元まで残すところなくしゃぶるんだ」
「あぐっ」
理沙は、頭部をがっしりと掴まれ、引き寄せられた。そそり勃つものの先端に喉部を直撃され、美人らしからぬ声をあげてむせかえった。雄二は、根元に向かって理沙の頭を引き寄せては離す行為を繰りかえす。
「理沙、イクぞ」
言われずとも、直接咥えている理沙には、男の生理の限界が近づいていることは痛いようにわかる。生まれてから誰にもしたことのないオーラルの行為を強制された上に、汚辱を口腔にぶちまけられる屈辱のあまり、顔は蒼白である。
「一滴でもこぼしたら承知しな……ん」
雄二は言いかけたが、もうとまらなかった。怒張の尖端を喉もとから口腔の途中まで引き抜いた瞬間、精液が勢いよく噴出し、口腔の内部を叩き、同時に口のなかを満たした。青臭い匂いが鼻腔をも満たす。
「んぐぐ、んん」
理沙は口を塞がれているため声にならない悲鳴をあげ、髪の毛が逆立ち全身に鳥肌が立った。
喉奥にまともに一撃を受け、苦しさのあまり身体を二つ折りにしてむせかえった。人妻とはいえ、フェラチオなどしたことのなかった理沙は、むせかえって精液を吐きだし、口の端からもこぼしてしまった。