本販売日:2015/02/23
電子版配信日:2015/06/05
本定価:734円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-4057-9
「だめよ、あの娘が降りてきたら……あっ」
ワンピースを捲り、下着に無理やり手指をねじこむと、
貞淑な淫裂は湿り気を帯び、瞳の奥には欲情の炎が……
二階には勉強中の娘がいるのに青狼の甘言に翻弄され、
キッチンでの蜜辱まで受け入れていく瑶子42歳。
そんな姦係が、沙也香と優美に知られてしまい……
●もくじ
第一章 服・従・契・約 彼女の母は僕の性奴
第二章 姦・係・発・覚 暴走を始めていく青狼
第三章 双・獣・奴・隷 調教の舞台は屋外へ
第四章 強・制・淫・装 恥ずかしがる熟れ肉
第五章 悪・魔・衝・動 美肛に注がれる邪眼
第六章 母・娘・蜜・辱 三匹目の美牝、登場
ようこ(42歳)年上女(熟)
ゆみ 女子学生
さやか 女子学生
本編の一部を立読み
シャワーも浴びていない、汚れたペニスに彼女の母親は軽く口づけした。迷いを払拭しきれたわけではない。しかし、最後には自らの欲望に抗えなくなったようだ。
瑶子は煩悶の表情で、肉竿を咥えこんだ。
「くっ……ああっ」
彼女の母親がフェラチオしてくれているのだ。背筋が粟立つような興奮が衝きあがってくる。
俊樹は瑶子の頬に手を添え、優しく撫でまわしながら、腰をゆっくり突きあげた。
瑶子の舌が持ちあがり、裏側の敏感な筋をやわやわと刺激する。俊樹の誘いを退けようとしていたわりに、ひとたび覚悟を決めたら積極的になっている。
このあたりは、優美と瑶子はよく似ていた。
「どうですか、奥様」
肉竿を突きあげると、瑶子の頬にぽっこりと亀頭の形が浮きあがる。背徳的で、欲情をそそる光景だった。
「すごく……硬くなってる」
瑶子の鼻から抜ける吐息が、熱く湿っている。どんなに官能を否定しても、熟しきった女体から自然に溢れてしまう色香だけは隠しようがなかった。
「奥様のことを考えると、こうなってしまうんです」
俊樹は腰を突きあげ、瑶子の口腔の奥へ奥へと肉竿を送りこもうとする。彼女の母は、苦しそうに眉根を寄せ、こほこほと咳きこんだ。
「こんなことして……沙也香が知ったら……」
瑶子の瞳には、いつも罪悪感の欠片が浮かんでいる。淫欲を抑えることができない自分への羞恥もあるのだろう。
心の葛藤は、瑶子をさらに美しく妖艶に見せた。
「沙也香さんには、絶対気づかれないようにします」
しかし、優美には気づかれてしまった。
沙也香の妹のことを考えると、俊樹は全身が震えるような昂ぶりをおぼえる。
(優美ちゃんにも、今日のことは秘密にしておかないと……)
少女にとって、自分は初めての交際相手だ。
当然、母との関係は清算するものと、優美は思っているだろう。
もし、瑶子との関係が継続していることが知られたら、少女がどんな反応を見せるか、考えるとぞっとする。
(それでも、なんとかなる。起こりえることを予測し、あらかじめ対処法を考えていれば……)
俊樹の頭の中には、百通りものハプニングに対応できるだけの推論ができていた。
(それでも、足りないかもしれない。どんなことが起こっても対処できるように、どんな局面でも冷静に、自分を見失わないようにしないと……)
俊樹は腰を引き、瑶子の唇から肉竿を引き抜いた。唾液にてらてら輝く亀頭が露わになる。真っ赤に見えるほど充血し、一瞬、湯気が立ちのぼっているように見えた。
自らの欲情が、湯気になっているようだった。
「奥様。もう我慢できません」
俊樹は自らのシートを倒し、瑶子の手を引いた。彼女の母親は、ちらちらと周囲に目を配りながら、素早く俊樹に折り重なってきた。
見た目には上品で美しい上流階級の夫人。しかし、瑶子には大胆で妖艶な一面もある。そのギャップが、俊樹を引きつけてやまなかった。