本販売日:2012/05/23
電子版配信日:2012/12/21
本定価:765円(税込)
電子版定価:880円(税込)
ISBN:978-4-8296-1860-8
(やめるんだ、耀子……そんな声を出さないでくれ)
男のたくましい背中にしがみつき、腰を揺らす若妻。
巨根が恥毛の間に埋まるたびにもれるあえぎ声。
次々に暴かれる妻の過去の性遍歴と淫らな被虐願望。
自分の知らない「妻」を見る夫の目には暗い悦びが……
さゆり、由貴穂、祐子、杏奈……試される六つの絆!
<もくじ>
第一話 挺身 家族の絆を守るために
第二話 輪罠【ワナ】 狙われたおさな妻
第三話 のぞく 姉夫婦の寝室
第四話 妻の過去の性遍歴
第五話 少年たちの奴隷にされた私
第六話 手配犯に犯された若妻
ようこ(34歳)人妻
さゆり 人妻
ゆきほ 人妻
ゆうこ(23歳)人妻
あんな(28歳)人妻
みゆき(25歳)人妻
本編の一部を立読み
(許して、あなた。これは本当のわたしじゃないの……)
熱い涙が頬を濡らしていた。消え去りたいと思うほど羞恥をおぼえているのに、女体はかっかと熱くなっている。男根を突き入れられると、反射的に舌を巻きつけ、吸いついてしまう。
「おおっ、いいぞ、耀子。もっと舌をチ×ポに擦りつけて、クチュクチュいやらしい音をさせてごらん」
陶酔したように目を細めながら、春日は腰を前後に動かし、どす黒い肉棒を突き入れてきた。
いっぱいに口を開いても、十八センチはある男根は、三分の二程度しか咥えこむことができない。それでもかまわず、無理やり肉槍を押し込んでくる。
「ンぶっ、ジュブ、んああっ、く、苦しい……んぐぅっ」
「ただ咥えこんでるだけじゃダメだ。裏側の筋も舐めてくれ」
腰を引き、肉棒を口腔から引っ張りだす。どろりと唾液がこぼれ、床に滴りおちた。
耀子は垂れ流れた涎を拭うことも出来ないまま、差しだした舌で、春日の肉棒の裏側の筋を、ねっとり舐めあげた。黒光りする男根に唾液の筋が残る。
(こんなこと、泰弘さんにもしたことないのに……)
凌辱は辛かったが、夫に痴態を曝さなければならないことが、なにより苦しかった。夫は自分をどんなふうに見ているだろう。考えると恐ろしくて、高村のほうを見ることが出来ない。
「見た目は清楚でも、さすがに円熟した人妻だな。若い娘じゃ味わえない最高のフェラだ。タマも舐めてごらん、耀子」
春日はいったん腰を引くと、頭の後ろに両手を回し、反り返った男根を唇に押しつけた。肉竿が唇をふさぎ、亀頭が鼻先に当たる。少し酸味を帯びた匂いが鼻腔をつんと刺し、頭をくらくらさせた。
「んんんっ」
苦しそうに顔を歪めながら唇を開き、肉竿を横咥えにした。
ピンクの舌を張りつかせるようにして、浅黒い男根を舐めおろす。にちゃ、ぴちょと淫猥な潤滑音を立てながら、ペニスの根元にも舌を這わせた。
「おお、そうだ。ねっとりやってくれよ。最高の女房じゃないか、高村君」
力強く屹立した男根の先端から、透明なつゆがつーと流れ落ちていく。耀子は垂れ流れた欲液を、丁寧に舌先で舐め取った。
春日の目が夫に向けられるたび、胸が押しつぶされるような恥辱をおぼえる。瞼を閉ざし、ペニスに舌を這わせる。春日を満足させない限り、廉恥地獄から逃れるすべがないのだ。
「いいぞ、耀子。もっとじっくり舐めてくれ」
春日はズボンのベルトをはずし、ブリーフと一緒に引き下げた。
どす黒い男根が全貌をあらわし、だらりと垂れ下がった睾丸も露わになった。春日は相撲の四股を踏むように脚を広げると、耀子の肩を掴んで股の間に潜り込ませる。
「んぐっ。んんんっ」
首をかしげ、睾丸に唇を押しつける。皺だらけの肉袋が、口を塞ぎ息苦しい。ちょろちょろと生えた繊毛が、鼻をくすぐった。なかの肉玉を転がすように舐めると、皺袋が縮こまるのがよくわかる。
「その調子だ。ケツの穴も舐めてごらん」
求められるまま、睾丸の裏側をねぶり、蟻の門渡りからお尻の谷間へと舌を滑らせる。耀子は両手で春日の腰を抱え、きゅっと窄まった尻孔まで丁寧にねぶった。
(こんな人のアヌスまで舐めなきゃいけないなんて……)