若妻清美 奴隷調教の方程式

著者: 北原童夢

本販売日:1996/10/23

電子版配信日:2010/04/09

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0718-3

ナイティも下着も毟り取られ、全裸に荒縄が!

25歳、若妻ならではの蕩けるような白き媚肉。

悲憤に歪む清美の目は、床で縛られ転がされた夫に!

ばぜ!? 夫の前で見知らぬ男達に犯されるの!?

死にも勝る恥辱のなか、太腿が割られ肉塊が襲う!

清美は知らない。この凌辱も彼女を奴隷にする罠だと。

登場人物

きよみ(25歳)人妻

けいこ 人妻

みずえ 女子大生

ちさと OL

本編の一部を立読み

花びらをいっぱいに開かれ、露わになった肉孔に舌を差しこみ、内部の粘膜までしゃぶられた。さらに、上方で尖りはじめた敏感な肉芽を吸われ、伸びきったところを舌で転がされると、ゆるやかな快美の電流が走り、切ないような気持ちになった。

(駄目! 感じては駄目よ、清美!)

清美は自分に言い聞かせる。これまでとは事情が違うのだ。これまで清美がプレイしてきた相手は、靖久が認めて許した男だった。けれども今回は遊びではない。本物の暴漢に襲われ、レイプされようとしているのだ。

(こんな相手にまで感じたら、私は本当に堕落してしまう。娼婦以下の女になりさがってしまう)

清美は湧きあがる愉悦の芽を必死に摘もうとして、歯を食いしばる。そうすれば少しは理性的になれるかと思い、首をねじ曲げて靖久のほうを見た。

靖久は芋虫のように縛られた体を揺すっていた。なのに、その目には情欲の炎が燃えたっていた。清美にはそれがわかった。

(ああ、靖久さん。あなたは妻がレイプされようという時にも興奮しているの!?)

そう感じた時、清美のなかでなにかが壊れそうになった。

(駄目よ。たとえ靖久さんがどうであろうと、感じるわけにはいかない)

清美はおぞましい感覚に必死に耐える。

「ククッ、どうした? なにを頑張っているんだ。あんたのマ×コは、やられたくってヒクヒクしてるぞ。こんなにマン汁をこぼして。ほうら、いい音を聞かせてやろうか」

安原が中指を押しこんできた。疼きはじめた肉孔はヌルリと指を受け入れてしまう。

「ううっ!」

峻烈な衝撃が身体中に響きわたり、清美は後頭部を背もたれに打ちつけた。

「なかはけっこう狭いな。だけど、ヌルヌルだぜ」

根元まで挿入された指で、肉襞を連打するようにノックされると、恥ずかしい粘着音が体内から立ちのぼってくる。

(いやっ、いやっ、いやあっ!)

清美は心のなかで叫び、顔を左右に打ち振る。

「聞こえるだろう。ほうら、こんなにいい音がしてる。いやらしいよな、スケベだよな、奥さんは。レイプされようってのに、こんなにマ×コを濡らして」

安原の玩弄が、清美をいたたまれない気持ちに追いこむ。激しい羞恥に彩られた情動が、清美の肌を朱に染めた。

「おやおや、オマ×コがキュンキュン締まってくるぞ。どういうことだ?」

安原は鬼の首を取ったようにはしゃぎ、いっそう激しく肉路をかきまぜてくる。

「ああァァ、いや……やめて……いや……ああうン」

拒否の言葉が、喘ぎにとって代わられた。

「旦那、見てやれよ。あんたの女房はな、俺たちに指を突っこまれて、いい声をあげてるんだぞ」

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