本販売日:2010/05/23
電子版配信日:2011/06/24
本定価:765円(税込)
電子版定価:880円(税込)
ISBN:978-4-8296-1716-8
見たかった! 触りたかった! ヤリたかった!
どれだけ口説いても落とせなかった最高にイイ女。
長い間、狂い焦がれた激しい妄執が男に「奇跡の夜」を!
白い乳房に吸いつき、女の源泉へ剛直を埋め込む。
何度吐き出しても、おさまることのない熱い想い。
彩矢、優衣、莉奈、久美子、味わい尽くす高嶺の花!
<もくじ>
ゼミのお姫さま・彩矢
Ⅰ 一度でいいから抱きたかった
社内一の人気OL・優衣
Ⅱ 「妻」にしたかった女
クラス一の美少女・莉奈
Ⅲ 読まれなかったラブレター
隣りの未亡人・久美子
Ⅳ 冷たくしあしらわれた告白
あや 女子大生
ゆい OL
りな 女子学生
くみこ(36歳)未亡人
本編の一部を立読み
(あああ、夢のようだ……本当に莉奈ちゃんと一つになれるんだ……)
巧己はぐっと腰を突きだし、バックから少女の女陰を貫いた。
「あああっ!」
莉奈の女体が、弓なりに反る。この前犯したときより、格段に反応が良くなっている感じだった。
メールでオナニーするように命じたりされるうち、性感が少し開発されたのかもしれない。
(おまけに……前より締まってる……)
バックから突きあげているからだろうか。ゆっくり根元まで挿入すると、膣肉がねっとり、肉竿にまとわりついてくる。
「あ……ああっ」
巧己はたまらず愉悦の声を漏らした。
莉奈のなかは、温かくぬめった女肉がゆっくり蠢き、心地よく昂ぶりにからみついてくる感じだった。
(初めてのときより……ずっと気持ちいい……)
今も半ば犯しているようなものだが、あのときは完全にレイプだった。たとえ莉奈が納得してくれていないのだとしても、強姦と力ずくでは精神的な違いがあった。
「ああ、入ったよ、莉奈ちゃん。どう、気持ちいい?」
根元までペニスを莉奈の胎内に埋めると、巧己は両手で腰を掴み、ゆっくり抽送しはじめる。
ニチャ、ヌチャといやらしい潤滑音が響き、莉奈の唇から震える声が漏れた。
「あああ……いや……痛い」
「だったらどうしてこんなに濡れてるの? 女の子は感じたときに濡れるんでしょう」
痛いと言ってはいるが、この前とは全然、痛がり方が違う。二度目の性交で、身体が男肉に馴染んできているに違いない。
「あぅあっ……か……感じてなんか……あうっ……んんっ」
巧己が腰をしゃくり、亀頭が子宮の最深部を突きあげると、莉奈の眉根に官能の縦皺が寄った。
(感じてるんだ……莉奈ちゃんも……)
少女の女体の確かな反応が、巧己に自信と勇気をもたらせた。
「僕は……すごく気持ちいいよ……ずっと、こうなれたらいいなって思ってたんだ。僕は……僕は前から莉奈ちゃんのこと……」
ずっと言えなかった言葉が、喉元にまでこみ上げてくる。
たった一度、勇気を出して莉奈に送ったラブレターのことを思い出し、悔しさがよみがえってきた。
巧己の気持ちに、莉奈は応えてくれなかったのだ。今さら、告白なんてしても、なんの意味があるだろう。
(そうだ……そんなことより、支配するほうがいい。莉奈ちゃんは、そのほうが感じるんだ……)
屈折した思いが、巧己に言葉を呑み込ませた。
「セックスしたいって思ってたんだ」