本販売日:2013/05/23
電子版配信日:2013/09/06
本定価:734円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-1930-8
「私からセックスを習いたい? 別の先生がいい?」
ふんわりおっぱいを少年の肘に押しあて囁く27歳。
放課後、先生の自宅マンションで始まる秘密の授業。
舌を絡める口づけ、甘い手しごき、柔らかな女陰……
初体験の感動も醒めやらぬ僕を今度は新たな誘惑が……
四人の美教師がたくらんだ、危険な個別指導!
<もくじ>
プロローグ
第一章 特・別・指・導
第二章 課・外・授・業
第三章 屋・外・実・習
第四章 二・者・面・談
第五章 三・巴・寝・室
第六章 集・中・合・宿
第七章 合・格・発・表
あき(39歳)女教師
りえ(22歳)女教師
ひとみ(27歳)女教師
じゅん(27歳)女教師
本編の一部を立読み
(生徒とつながっているところが鏡にうつってる……あぁぁぁ、私はなんてことをしてしまったの!)
ゴムごしとはいえ凶暴な射精衝動を胎内で感じておきながら今さらだった。
修太郎を元気づけようと、間違った情愛を交わしたことにすべてが端を発している。 しかし自分が教師という職分を忘れるばかりか、少年の腰遣いで性愛の蕾が開き、信じられないほど濡れてしまったことは否定できない。
火に晒した鉄棒のごとき陰茎を意識するだけで子宮が慄然とし、膣孔が収縮する。
倫理や理性は警鐘を鳴らしていたが、二度もの法悦にうちのめされ、本能に押し切られてしまったのだ。
(だ、誰っ……)
理恵は鏡の中の、とろけた女の顔をさらしているのを自分とは認めたくなかった。
汗を吸った髪はふしだらに乱れ、噴き出した汗や熱気とでマスカラは滲む。それなのに、どきりとしてしまうほど淫らがましさが匂い立ち、息を呑むほどの凄みがある。
「理恵、すごくいやらしいね」
「ああ、もうダメ。呼び捨てはやめなさい。んんッ」
「どうしたの、いきなり」
「私が間違っていたわ。もう終わり。課外授業はおしまいっ」
「嫌です!」
ズブリッと太茎が陥入してくる。
深度を極められれば、先程の乱打でヒリヒリと疼く子宮口を押し上げられた。
「はうぅぅう!」
理恵は仰け反る。セミロングがざっくりと波打った。
肉の楔に刺し貫かれてしまえば、一度、その快感を刻まれた女体はあまりに呆気ないほど甘美に悶えてしまう。理恵は必死に逃れようとするも、修太郎はガッチリとウェストを掴み、穂先で最深部をグイグイと削る。
「ぁあああっ、奥ばっかり、いじめないでっ!」
自分のあげる声にゾクリとした。そして、そんな声を出してしまう自分の心情にとてつもない羞恥を覚えずにはいられない。
理恵の言葉はまるで、いじめられたくはないが、エッチはして欲しい──そう捉えられるような物言いだったのだ。
修太郎は笑顔をみせる。動物の交尾のようなまぐわいだったが、部屋にはあまりに不釣り合いな大きさの鏡を見れば、彼がどんな顔で責めたて、それを自分がどんな顔で受け止めるか、嫌でも見えてしまう。顔を背ければいい。頭では分かっていたが、さっきできていたことが今は出来ない。そうすることを身体が拒絶するように顔を背けられない。
修太郎は力強く腰を突き刺して、半ばくらいまで抜いたところで再び力強く腰を打ちつけてきた。
「皆川くん、そんなに強くしないで。辛いの。お腹がジンジンしちゃうッ」