熟妻フェロモン

誘惑テニス倶楽部

著者: 黒沢淳

本販売日:2006/09/23

電子版配信日:2008/08/29

本定価:681円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1454-9

「テニスだけじゃなくて、××も教えてほしいの」

スコートからのぞくむっちりした太腿、蒸れたアンスコ。

汗で貼りつくウエアからは牝の薫りがほのかに漂う。

成熟した夫人たちだけが集う、高級テニスクラブ。

貴和子、香織、雅代……五つの完熟女体に誘われて

次々と重ねる姦淫は、甘すぎる、背徳すぎる蜜の味!

登場人物

きわこ(31歳)人妻

かおり(29歳)人妻

まさよ(36歳)人妻

みさと(24歳)人妻

あさみ(30歳)人妻

本編の一部を立読み

「あん、そんな……シャワーも浴びてないのに……」

デカ尻がとっさに身を引いた。玲司はそれを掴み戻すと、淫核の鞘を剥きあげる。塩気を帯びたフェロモンの味わいに、男の舌が痺れていく。

いやらしく膨れたクリトリスは、小指の爪ほどの大きさがある。それを逆剥けに舐め擦ってやると、牝犬のような淫ら声が洩れる。

「くううぅん……。洗わないままお舐めになるなんて……あ、そんな奥まで……あああ……いいぃ……」

汗かき股をクンニされる恥辱と敏感すぎる肉蕾への刺激……その間を行き来しながら、貴和子はひたすら悩ましげに身悶えている。

「もっと可愛がってやりたいが、あいにく……」

玲司は腕時計に目を落とす。

「支度の時間を引いて、あと七分か。よし、きっちり七分で俺をイカせろ」

便器に座ったままの体勢で自らの股間を傲慢に指し示した。

「ほら、見ろよ。破裂寸前だ」

「もう、玲司さんたら、いつも自分勝手……」

官能の扉口から無情に引き戻された貴和子の眼差しに、わずかに恨みがましい翳りが浮かんだ。

だがそれ以上はなにも言わず、大人しくタイル床へ両膝を突く。大きく開かれた男の脚の間へ、テニスウェアの女体が沈んだ。

爪を短く切り揃えたクリアマニキュアの指先が、愛する男の剛直を恭しく口もとへ手繰り寄せる。そのずっしりとした手応えに、とろんとした顔で目を瞬かす。

「こんなに硬く、熱くなって……。今日もレッスンで、いっぱい興奮なさったのね」

「このままじゃ会議にも身が入らないからな」

「しょうがない方ね……。では、ご奉仕させていただきます」

柔い唇が先端に触れたかと思うと、そのまま半ば近くまで香しい口腔へ吸いこまれていく。しょうがないと言いつつも、コレが欲しくてたまらなかったらしい。

「豪快な咥えっぷりだな」

「し、知らないっ」

「ほら、休まずに」

「はひ……じゅむっ。ちゅび。んんんっ。ちゅぷぷ……」

淑女にあるまじき下卑た音まで響かせながら、長々と伸びた舌が雁太を舐め蕩かす。生温い舌粘膜が雁首の溝を一周し、尿道口をせせりあげた。

――くっ、沁みる。まさに痒いところに手が届くってやつだな。

小刻みな濡れ肉のうねりに目を細めながら、貴和子が繰りだす絶妙の舌遣いをじっくりと抜き身で味わう玲司。

馴染んだ舌の動きではあるが、玲司の肉棒の形状と感じるツボを知りつくしているだけに、慣れたなかにも飽きのこない味がある。

「ほら、遠慮しないで、もっとたっぷり飲みこめよ」

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