本販売日:2005/02/23
電子版配信日:2007/08/01
本定価:628円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1337-5
「わたしたち、誰かに見つかったら破滅ね」
細い腕を回し、若妻は男の首に強くしがみついた。
重たげな乳房がつぶれ、甘い吐息がこぼれる。
隣家の人妻と密通し、白昼の寝室で重ねる肉交。
弥生、美菜、さやか、深雪、琴乃、瑞穂……
禁忌【タブー】の魔罠に堕ちた六人の女たち!
やよい(32歳)未亡人
みな(27歳)人妻
さやか 女子学生
みゆき(25歳)女教師
みずほ(38歳)年上女(熟)
本編の一部を立読み
「はぁあっ……あ、いい……あぁん、おかしくなっちゃいそう」
美菜の腰がくねり、自ら女裂を山崎の舌にこすりつけてこようとする。ちょっと顔を引き、彼女の思う通りにはさせなかった。焦らすように、舌先をわずかにかすめる程度に触れさせ、クレバスからはみだす襞を刺激する。
「あああ、もっと……もっと舐めてください……あん、そこぉ……あたしのオマ×コ……可愛がって……」
もはや美菜は、完全に官能の虜となっていた。白昼堂々、隣家の主人を家に連れこみ、淫猥な肢体をさらしていることさえ忘れてしまっているような乱れぶりだ。
「こうかな?」
若妻の変貌ぶりに唇をほころばせながら、尖らせた舌をクレバスの会陰部の上端で、包皮からちょっとだけ顔をのぞかせている、小さな肉芽に触れさせた。
「うくぅぅっ!」
ふたたび電流が流れたように、隣家の若妻の肢体が弾む。太腿に力が入り、腱反射するように脚が閉ざされかけた。山崎は両手で太腿の内側をしっかり支え、転がす感じでクリトリスをねぶった。
「あぁん、そんなにされると……イッちゃう……くぅ!」
美菜の唇から艶めかしい声がもれるのと同時に、女体がびくびくと痙攣しはじめた。こらえきれず絶頂に達してしまったようだ。
山崎は秘所から舌を離し、太腿の内側を軽く舐めた。エクスタシーに達した女体に、強すぎる刺激は必要ない。美菜は軽く太腿をねぶられるだけで、肢体を引きつらせ甘えた声をもらしている。
「イッたようだね」
山崎は白くなめらかな太腿に舌を這わせながら、上目遣いに美菜を見上げた。隣家の若妻は瞼を閉ざしたまま恥ずかしそうに頬を染め、こくりとうなずく。
「じゃあ、今度は私を気持ちよくしてもらおうかな」
ゆっくり立ちあがり、ズボンのベルトに手をかけた。美菜は薄く瞼を開き、官能に潤んだ瞳を股間に向けてくる。肉棒はすでにスラックスにテントを立てるほど屹立している。そのふくらみを、隣家の若妻は惚けたように見つめた。
「ああっ……大きい……」
「旦那さんのより大きいかい?」
ズボンの前ボタンをはずしファスナーをおろすと、山崎はトランクスと一緒に引きさげた。淫水焼けした浅黒い肉竿が露わになった。股間から、噎せるほど濃厚な牡の匂いが漂いのぼってくる。
美菜はその匂いにも顔をそむけることなく、ゆっくり鼻を近づけてくる。清楚で純情そうな若妻も、官能の昂りには勝てないのだろう。
「夫のより……ずっと大きいです」
瞳に輝きが浮かんでいる。羞恥と官能に上気した表情が、身震いするほど色っぽかった。