映画への出演や写真集のリリース…。雀士のフィールドを越えたマルチな活動の要因のひとつが、その美貌。これだけの武器をもちながらも、過去の男に関してはすべてが裏目に。親友である倉田真由美さんのマンガ『だめんずうぉ~か~』では、会長という輝かしい(?)肩書きをもつ雀士、渡辺洋香。その理由が今、明かされる。
大人になって落ち着いてからは性格的な部分では変わりましたね。もう女王様と奴隷っていう感じですよ。とにかく私ってわがままなんです(笑)。セックスでも私が勝手で、途中でちょっとでも気に入らなくなると「もう触らないで! 勝手にひとりでやれば」とか言っちゃうし。痛がりなんで、ちょっとでも痛くされるとイヤなんです。初めての彼に虐待されてたトラウマかな? 痛いのがホントいやなんです。でも、わがままを言ってたのはホントに好きじゃなかったからかも。心底惚れてる相手にはそんなひどいこと言えません。
歴代の彼はだいたいノーマルでしたけど、ひとりだけSM好きが発覚して別れた人がいました。彼の事は大好きだったから私にも言ってくれればと思ったんですけど、やっぱりだめでしたね。彼も私が受け入れないだろうと思ったんですかね。すごい年上だったんですけど。
年上か年下、どちらか選ぶなら年下がいいですね、教えてあげる感じで。でもマグロ男はイヤ。お互いに奉仕し合うのがいいんです。一番はやっぱり、色んなところにやさしくキスしてほしいですね。とにかく乱暴にされるのだけはイヤなんです。あと、するときも真っ暗か、もしくは月明かりくらいがいいです。明るいところとかは恥ずかしいんですよ、写真集出しといてなんなんですけど(笑)。
私自身は完全にノーマルですが、ただアブノーマルなシーンとかを見たり読んだりするのは好きです。特にレイプシーンを読むの好きなんですよ。なんかゾクゾクするんです。あれって不思議ですよね。実際自分が好きでもない男にされたらと思うと「殺してやる」とか思うのに、本やマンガや映画だと、ジュンッてなるんですよね。ある大学の先生に聞いたら、「そういう欲望みたいなのがあるのかも」って言ってました。ただそこには対象が決まってるというか、好きな男にはされたい、みたいなね。
でも、おしりとかでするのはイヤですね。「何でおしり触るの!」とか怒りますから。おしりに入れたいとか、おしりの処女を奪いたいっていう人とかいましたけど、全部お断りしましたよ。だって痔になりそうで恐いし…。でもまわりの人に聞くと結構やってるみたいですね。「普通じゃないの?」って聞かれたこともありましたもん(笑)。でも私の場合痛がりだからだめですね。これから先、もしかしたらすっごい好きな人ができて、なんでも言いなりになってあげたいっていう人が現れたらわかんないですけどねー。