没落したけどメイドがいる!

著者: 秋月耕太

本販売日:2011/04/15

電子版配信日:2013/02/01

本定価:734円(税込)

電子版定価:734円(税込)

ISBN:978-4-8296-5970-0

優しいお姉さんメイド長マユカ(24)

甘えんぼうな護衛メイド・サヤ(16)

無口な天才、財務メイド・リル(15)

没落しても、私たちはご主人様についてきます!

代わる代わる処女を捧げ、ご奉仕してさしあげる甘い同棲生活☆ ☆ハート

わたくしどもまで、いっぱいイカせていただき、夢のように幸せですッ☆

本編の一部を立読み

☆ご主人様の嬉しい命令☆

「あんッ、坊ちゃますごいですッ! もっとマユカを感じさせてくださいっ、ンンッ! もっとマユカを、めちゃくちゃに愛してくださいッ!」

「いいよ、一緒にイこう」

誠吾はマユカを抱きしめる腕に力をこめ、全力のピストンを見舞う。

「はぁンッ、坊ちゃまッ! 私の中に、坊ちゃまの子種をお出しくださいッ! 坊ちゃまの熱いミルクを、マユカの子宮に注いでくださいッ!」

「うん、いっぱい注いであげるね。いくよマユカ! ああッ、出るッ、僕のザーメン、マユカのオマ×コで全部受け止めてッ!」

叫びの直後、美女メイドの最も深い場所で、熱いスペルマが猛然と噴き上がった。



…………

二人は抱き合ったまま、微笑み合う。

「ねえマユカ」

「はい、坊ちゃま」

「もし僕のお嫁さんになってほしいって言ったら、どうする?」

「えっ、お嫁さん?」

予期せぬ言葉に面食らう。一瞬の後、胸の奥底から嬉しさが湧き上がった。思わず「はい、喜んで」と答えそうになる。

「い、いけませんっ。私はあくまでメイドです。ご主人様である坊ちゃまとそのような関係になるわけには……」

強引に本音を押し殺し、建前を口にする。胸が張り裂けそうだった。

「うん、そう言うと思った。でも、僕はご主人様だよ? もし僕がお嫁さんになるよう命令したら、メイドであるマユカは拒否できないよね?」

「そ、それとこれとは話が別――」

「とにかく、もう僕は決めたんだ。マユカも、サヤも、リルも、全員僕のお嫁さんにする。だからマユカもそのつもりでいるんだよ。わかった?」

反論は山ほど頭に浮かんだ。しかし、それらはすべて、こみ上げる感動の前に雲散霧消してしまう。

「はい、かしこまりました、坊ちゃま」

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