落札したエルフが不幸そうだったので全力で愛したい

☆奉仕エルフの幸せ☆
　役に立てている……！
　私の奉仕で喜んでいる……！
　自分の存在が肯定されていく充足感は、麻薬のような快感と、より大きな喜びを得たいという飢餓感が湧き上がる。
　アレスの反応を観察しながら、より大きく、より反応の優れたやり方を自然と学んでいく。
　たどたどしかった舌の動きは蛇がのたうつように滑らかになり、口をひょっとこのようにすぼませ、口腔をピタリと密着させる。
　じゅぽ、じゅぽ、じゅぞぞ……。卑猥な水音が鳴り響いた。
　ゆっくりだった顔の上下運動は激しくなって、気づけば竿の根元近くまで呑み込むようになっていた。
　そうして奉仕しながら、ぽたりぽたりと股の間から愛液を垂らして床を濡らしていく。
　ミヤも確実に興奮していた。
　先ほど刺激されていた乳首はこれ以上ないほどに尖りきり、刺激を物欲しそうにヒクヒクと蠢かす。膣口はひくひくと動き、淫らな蜜を中からくちくちと音を立てていた。
「よしよし、俺だけじゃなくてミヤも気持ちよくしてやらないとな」
「んん……っ！　あんっ、アレス様、乳首引っ張ったらダメです！」
「ほら、口を放したらダメじゃないか。ちゃんと奉仕は続けるんだ」
「ん！　あっ、んんっ……！」
　言われた途端、再びミヤが咥え直した。
　だが、興奮が最高潮に達していたのだろう。胸からは驚くほど大きな快感が次から次へと湧き上がって、ミヤは奉仕に集中できない。
　頭を動かす速度が落ち、舌の動きが緩やかになっていく。
「ほら、もっと集中して」
「ん、らめれす。きもちよふぎてぇ……！！」
　もごもごと咥えながら、上目遣いになって許しを請うが、アレスは楽しそうに笑うだけで手を緩めない。
　こんな状態で奉仕なんて絶対に無理。
　そう思うが、命じられたように顔も手も動いた。
「よし。出すぞ」
「んん～～～～っ！！」
　ガクガク、とアレスの腰が震えたかと思うと、チ×ポが大きく膨らんで脈動した。
　びゅくん、びゅくんと口の中に勢いよく精子がほとばしっていく。
　自分の力で主人を絶頂にまで導けた。
　その達成感で、ミヤも軽い絶頂に駆け上った。
　性的な要素だけでなく、充足感による要素も大きな絶頂だったが、それは甘美で、病みつきになるような心地よさだった。頭が真っ白になって、何も考えられなくなる。
　ただただ幸せで、満たされた時間だった。
　ずるりと長大なペニスが引き出されると、口の中の圧迫感がなくなった。
「吐き出しも飲み込みもするなよ」
「んあい……」
「口を開けて見せてみろ」
　言われたとおりに口の中に精子を溜めたまま、ミヤが頷いた。
　口を開けると、真っ白な精子がたっぷりと溜まり、プルプルと震えている。
　口の端からこぼれた一部が顎を伝い、床へと長い橋を架けていた。
　絶頂に視点のぼやけた、トロトロに潤った目。
　唾液でどろどろになった唇。
　体臭と汗で甘い香りを発しながら、全身がびっしょりと汗に潤い、髪を重くした姿は、とても淫らで、とても美しかった。