僕から自ら望んだ、寝取られプレイだったのに!
破滅願望が叶ったら……最愛の妻・綾子を巨根に奪われていた。
あまりに惨めで、あまりに甘美なNTR、暗い悦び。
「なあ、俺と旦那さんのチ×ポ、どっちが気持ちいい?」
「このオチ××様がいちばんです! 比べ物にならないです!」
ああ、そうだろうとも。きっと気持ちいいのだろう。僕のとは違って。
●もくじ
プロローグ 妻を奪われた男
第一章 それはごくありふれたきっかけ
第二章 知らなかったこと
第三章 嫌な予感と致命的な証拠
エピローグ 綾子は誰にも渡さない。
綾子 人妻
本編の一部を立読み
「ねえ、俺と旦那さんのチ×ポ、どっちが気持ちいい?」
「゛お! おぉ! ……こ、このオチ×ポ様、このオチ×ポが、いちばんです。比べ物にならないです!」
「ひでえ。まったく旦那も粗チンに生まれて可哀想だよなあ。どれだけ仕事が優秀でも、奥さん一人満足させられなくてさ」
「あの人の、悪口、言わないで」
「あはは、認めてるのは綾子じゃん」
「う、うぅう……。おっ、そ、それイイ……」
ドスドスと膣奥を突きさすように腰を送られて、綾子は呻きながら答えた。
気持ちいい。
圧倒的にこのオチ×ポ様がいい。
博さんの粗チンは自分が気持ちよくなるだけのオナニー棒。
次から次へと出てくる比較に、博の心は乱れる。だが、その粗チンは言葉に反応してビクン、ビクンと痙攣し、小さいなりに充血して肥大していた。
「くそぅ、俺だって。俺だってもっと大きく生まれたかったさ」
くそ、くそと繰り返し、博は自分のモノを扱いた。
本当は触るつもりはなかったのに、手がこれまでの動画視聴で繰り返された動きを自然となぞっていた。
完全に癖づいている。寝取られることに頭が適応して、感じるように。
興奮するようになってしまった。
綾子の喘ぎ声を聞きながら。
感じる蕩けた表情を見ながら、リズムを合わせて竿を扱く。
片手ですべて隠れる自分のチ×ポは早くもビクビクと震えて、射精欲求が高まっていく。
二人よりも圧倒的に後に始めたオナニーで、先に達しそうになっていることに気付いて、歯を食いしばって絶頂を堪える。
そんな努力になんの意味などないのに。
「あ、あ、ああ、あん! しゅご、これひゅごい! ぶっといおチ×ポでGスポぐりぐりされるの最高。子宮口もトントンされるとすぐトンじゃう!」
獣のような叫び声。
そういえば、僕の時は一度もこんな声を出したことはなかった。
甘やかな喘ぎ声ばかりで。
あれは本当の絶頂ではなかったんだ。
嘘の演技に騙されて、悦に入って、その気になって射精していたんだ。
「ああ、いつでもイッていいぜ。俺も好きなタイミングで出すからさ」
「゛んっ、゛んんんっ♥ お、すごっ、イグッ、イグイグッ♥」
ぎゅうんと弓なりに体を反らした綾子が、頭を持ち上げたまま小さく震える。
舌を突き出して、口から涎を垂らしながら叫び声を上げた。
杉内は素早い抽挿を繰り返し、膣奥を狙って突き刺した。
「イッグウウウウウッ! う、うぅうう゛うぅう! ああ、すごっ、次から次にイッちゃう!」
「やべえ、なんて締めつけだ。俺も出すぞ。一番奥で出すから!」
「゛あーっ、゛あぁああ♥ やばっ、膣中でドクドクって精液出てるの感じる♥」
ビクンビクンと腰が小刻みに揺れているのを見て、綾子の体が精液を欲しがっているみたいだと思った。
きっととても気持ちいいのだろう。僕のと違って。