本販売日:2021/02/17
電子版配信日:2021/02/17
本定価:836円(税込)
電子版定価:836円(税込)
ISBN:978-4-8296-2131-8
先生だって、初めてなんだから――優しくしてね?
好きです、綾乃先生! 真剣告白から始まった綾乃
と進の初恋レッスン。キスも知らない年上処女と初
体験! 絶頂させ放題の肉感ボディに、甘えまくり
の放課後ご奉仕。エロエロ下着で校内エッチまで!?
禁断罪深関係だから――二人の初恋は止まらない!
本編の一部を立読み
☆初恋叶う初体験☆
「ふわふわでめちゃくちゃ柔らかい。それなのに吸いつくみたいで、張りがあって……。あっ、乳首が勃ってる」
「やだ、言わないで……恥ずかしいわ」
「俺とキスして、興奮したんですか?」
「……そうよ。だって、すごかったから……」
「嬉しいっす。乳首、吸いますね」
はぁふぅと、荒い息を繰り返していたのは、進だっただろうか。
同じぐらい綾乃も期待と興奮があった。
パクリ、と乳首を咥えられたとき、あんっ、と喘ぎが漏れた。
はしたない。初めてなのに、感じてしまう女ってどうなのだろう。
右の乳首をチュウチュウと吸いつかれる。
綾乃の乳首は大きい。乳輪も大きめで、それが恥ずかしかった。
だが進が真剣に吸っている姿を見て、自分の体にも魅力があるのだと素直に信じられた。
嬉しさは幸福感となって、全身を甘く痺れさせた。
綾乃の目が細められ、体が細かく震える。
さあっとかすかに鳥肌が立ち、股間が潤うのを自覚した。
「んっ、んっ、んっ、んっ、あっ、これ、すごい!」
「広井さんの乳首、いつまでも吸ってられそう。それに声がとってもエッチになってる」
「バカ。そういう恥ずかしいことを言うのやめてよ」
左の乳房は優しく揉み続けられた。パン生地よりもよほど柔らかな綾乃の乳房は好き放題にされ、小さな快楽が次々と襲いかかり、積み重なる。
乳首は痛いほどに屹立し、進の指がさわさわ、カリカリ、すりすりと爪や指の腹を使って刺激し続けてくる。
ああ、ダメ。本当に気持ちいい。すごく、ドキドキする。
声が自然ともれてしまう。甘く、切なく、雄を誘う声。
発情期の犬みたいだ、と思った。
だが、止められない。それどころか進の頭を腕で抱えて、押しつけてしまう。
もっと吸ってほしい。甘噛みしてほしい。
「すごい、おっぱいがたぷたぷしてて、もちもちで、柔らかいのに、乳首は弾力があって、コリコリしてる。広井さんが乳首を抓まれると、毎回喘いでる!」
「いちいち解説するの、んっ♥ やめっ、んんんッ~♥」
恥ずかしさに叫んだ瞬間、進が両乳首をきゅっと抓り、噛んだ。
その瞬間、綾乃が腰をガクガクと震わせた。
自分の意識ではどうにもならない動きだった。
チカチカと視界に火花が散り、真っ白に染まる。
耳の奥でゴウゴウと音が鳴り響き、とてつもない快楽が弾けた。
口が半開きになり、伸びた舌が力なく震える。口の端からよだれがこぼれた。
完全に我を忘れて、押し寄せてくる快楽に浸っていた。思考が働かず、海に揺蕩うようにぼんやりとしたまま、愛撫を受け続ける。
それが絶頂だということを、綾乃は知らなかった。そもそも胸だけで達することができるとも思っていなかった。
「んっ♥ ああっ、これ、なにこれぇっ♥」
「すごい、広井さんイッてる」
「これ、これがイッへるの?」
頭が痺れたまま、胸の愛撫を受け続ける。一度高い波となった快楽は、続けて刺激を受けてなかなか引いてくれない。