エルフ生徒会長と猫耳書記は告白させたい

著者: 朱月十話

本販売日:2019/02/18

電子版配信日:2019/03/04

本定価:792円(税込)

電子版定価:792円(税込)

ISBN:978-4-8296-6456-8

シチュエーション

「お可愛いですね!」エルフ生徒会長
リセリナがまさかのフェラ! 異世界
からの召喚留学生が仕掛ける【告白し
たら負け】の恋の罠! 猫耳メイド書
記ユズハまで加わり、万年二位の草介
には勝ち目はない! 騎乗位初体験!
ご奉仕競争! 修学旅行H! 恋した
彼女は、恋ができないエルフの王女!?

本編の一部を立読み

☆エルフの生徒会長と☆
「ふぁ……はぁっ、はぁっ……草介、さま……」
「……凄い度胸だったな……生徒会長の処女膜は、さすがの守備力だった……」
「……駄目です……そんな言い方では、このまま動いてあげません……素直に言うまで、ずっと逃してあげませんよ……?」
 処女を捧げたばかりだというのに挑戦的なことを言うリセリナに、草介はやはり彼女にも根っからの負けず嫌いの資質があるのだと思う。
(似た者同士ということなら……それは、どうしようもなく光栄なことだな。だから俺は、リセリナに……)
 草介はまだ、リセリナが自分に敬称をつけて呼ぶことがある理由も何も知らない。しかしこの聖フレミナ学園に入学したその日から意識し続けた。
 彼女に惹かれていることを認められなかった日々が、昔のことのように思える。繋がった幸福が徐々にこみ上げ、もう何も装うことはできなくなる。
「……俺のが、熱くなりすぎて……リセリナの中が心地よい温かさに思える。このまま動いたらすぐにいきそうなくらい、気持ちいい……頭がどうにかなりそうなくらい」
「それは、素直は素直でも、感想ですが……評価は、してあげます。正直に言ってくださったので……んっ……ちゅっ……」
 リセリナは草介にキスをして、舌を絡ませる――今までで最も積極的に、草介の粘膜を探るように求める。触れ合った部分すべてで魔力を交換し、それは感情とともに混ざり合う――もはや、言葉はいくらも必要なかった。
 草介の肩に手を置いて、リセリナは腰を前後にゆっくり揺らし始める――ずりずり、とじれったいほどの速さで肉棒が擦られ、草介は思わず彼女の腰を抱き寄せるようにする。
(なんてくびれ方をしてるんだ……折れそうなくらい細いのに、柔らかいところは柔らかくて……)
「んっ……ふ……あぁ……草介、さまの……熱くて……あんっ……私の中、擦れて……っ、あっ……あぅぅっ……」
 熱い肉棒で膣内をいっぱいに押し広げられながら、リセリナは初めは痛みを堪えて動いていた――しかしそのうちに、魔力で傷が癒え、痛みが和らいでいく。草介は魔法が使えなくとも、リセリナの苦痛を和らげようとする思いが、ひとりでに癒やしの力を発揮していた。
「ふぁっ、んっ……あっ、あぅっ……んっ、んぅぅっ……」
「リ、リセリナ……痛くないのか? そんなに動いて……くっ……ぁ……し、締めつけてないか、今……っ」
 返事の代わりにきゅぅぅ、と膣全体で締め上げられ、草介は思わず弱音を吐く。次第に腰使いが滑らかになっているだけでも気が気ではない快感があるのに、さらに締めつけられては我慢などすぐに利かなくなる。
(草介さまの気持ちは、魔力に乗せて伝わって……私の中をこんなに満たしてくれて……でも、私のことを心配してくれて……さっきだって、私のことを探してくれた。草介さまが好き……ずっと好きでいて、よかった……でも……)
「……リセリナ……うぅっ……だ、だから締めるのは……で、出そうなんだっ……まだ始まったばかりだと思うかもしれないが、もう限界なんだ……リセリナが、あまりに……っ」
 あまりに、可愛すぎて。そう言ってくれるものだと期待しながら、リセリナはあえて指を伸ばし、草介の言葉を制止する。
「……私は……痛いのを、我慢しているように見えますか……?」
 草介はそう問われて、リセリナの熱を帯びた瞳の奥にある強さを感じ取る。魔力で発情して状況に流されているわけでも、草介を気遣っているわけでもない。
 繋がりたいから、繋がっている。したいからしている――互いにそうであることを求められている。
「素直に……だったな。俺は、もっと気持ちよくなりたい……リセリナと一緒に」
「……はい。遠慮なさらず、今度はっ……私の、なかにっ……ああぁ……あっ、あんっ……!」

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