本販売日:2021/12/17
電子版配信日:2021/12/17
本定価:880円(税込)
電子版定価:880円(税込)
ISBN:978-4-8296-2153-0
魔滅の刃で、絶望を断ち斬り、築け学園ハーレム!
「お兄ちゃんの、ちょうだい」「私も初めてです」
妖魔にされた妹の理洲を救うため禁断の精液注入!
聖剣の使い手カナデと互いを励まし合う初体験!
妖刀キリサメと共に、剣士院で必死に修練する洸弥。
Wフェラと3P競艶が少年を魔滅の刃に変える!
本編の一部を立読み
☆妖魔妹を抑えるには☆
「……私もお兄ちゃんのこと、気持ちよくしたい……いい……?」
「……ああ……っ、理洲……」
理洲は洸弥をベッドに座らせると、自分はベッドから降りて、兄の足の間に入る。
月明かりだけが差し込んだ部屋の中で、洸弥の肉棒は、すでに溢れた先走りで濡れ光っている。理洲はぺろ、と唇を舐めたあとで、肉棒を包むように両手で握り、ゆっくりとしごき始めた。
「うぅっ……ぁ……り、理洲……」
「ふぅっ……んぅ……お兄ちゃん……おちん×ん、熱い……気持ちいい……?」
「……あ、ああ……すごく……気持ちいい……くっ……!」
鈴口から滴る、白く濁り始めた汁を理洲は恐る恐る舌を出して舐め取る。裏筋のあたりに這うような、温かくぬるりとした舌の感触に、思わず洸弥はベッドの端を掴んで仰け反る。
そんな兄の反応を上目遣いで見ながら、理洲は肉棒を捧げ持つようにして、根本から上へと丹念に舐め上げる。
「れろっ……れろっ……んむ……いっぱい……お兄ちゃんのお汁……おいひい……あむ……んむっ……」
最初はくすぐったさもあった愛撫が、次第に弱点を攻めるようなものに代わり始める。裏筋にしゃぶりつき、膨らんだ精嚢を手でやわやわと揉みながら、唾液を垂らして滑りを増した肉棒をしごき立てる。
「ふぅっ……お兄ちゃん……あむっ……んむ……らひて……お兄ちゃんの……出してっ……ちゅっ……じゅるるっ……」
「うぁ……ぁぁっ……り、理洲……兄ちゃん、もういきそうだ……」
理洲が鈴口を吸い立てて、精管に溜まっていた先走りを吸い取る。ぞくりとするような感覚と共に、洸弥は急速に射精を意識し始める――ビクビクとひくつく肉棒を、理洲は恍惚とした表情で、懸命にしごき続ける。
「出して……お兄ちゃん……理洲のおっぱい見て、いっぱい出して……っ!」
片方の手で、理洲は自ら服をはだけて白い胸を露わにする。豊かに膨らんだ乳房が揺れるさまに、洸弥の肉棒はさらに昂りを増し、限界に近づく。
「ふぁっ……お、お兄ちゃん……気持ちいい……もっと触って……私の乳首、コリコリって……あはぁっ……あぁ……っ!!」
洸弥は右手を伸ばし、理洲の揺れる乳房を捕まえる。柔らかく張りのある乳房に指がめり込み、ぴんと尖った形のいい乳首を指先で転がすようにして、きゅっと摘み上げる。
「理洲は感じやすいんだな……乳首、こんなに硬くして……」
「ふぅっ、うぅんっ……お兄ちゃんが、触ってくれるうから……嬉しい……すごく気持ちよくて……あぅぅんっ……!」
半ば泣いているような声を出して、理洲は長い髪を振り乱すように身体を反らす。下半身だけでなく、乳首も性感が強すぎるのだと察して、洸弥は乳房全体を揉むだけの愛撫を続ける。
「兄ちゃんも、もう出そうだ……理洲……出すよ……っ」
「お兄ちゃんのおちん×ん、びくびくしてる……もっと気持ちよくしてあげる……っ、んぁ……あむっ……んぅ……」
理洲は小さな口を開けて、洸弥の肉棒を口に含もうとする。涙目になりながらも、理洲はえずくことなく肉棒を半ばまで口に入れ、そのままで頭を動かし始めた。
「じゅぷっ、じゅぽっ……ん、んんっ……じゅぽっ、ちゅぽっ……」
間隔を空けて、苦しくなっては意を決して動くことの繰り返し。その拙い口淫でも、洸弥はすでに昂りきった肉棒を抑えることはできず、射精は確実に近づいていた。
「うぁ……あぁ……あぁぁっ……!!」 「んっ……んむぅっ……んんんっ……!!」
始めの脈動は大きく、洸弥は腰を跳ねさせるようにして、妹の口内に精を放った。
「ん、んん……ぷぁ……ふぁぁっ……お兄ちゃん……」
理洲が口を放しても、まだ射精は続いていた。ビュクッ、ビュクッと肉棒が震えるたびに白い射線が走り、理洲の白い乳房を汚していく。
「はぁっ、はぁっ……すごい……お兄ちゃんの匂いでいっぱい……」
「ご、ごめん……理洲の身体に……」
詫びる洸弥に、理洲は上目遣いに彼を見上げると、恥じらいながら微笑む。妖魔の血によって熱病のような状態になっていた理洲は、洸弥の目には、ひとときだけ元の妹に戻っているように見えた。
「大丈夫……お兄ちゃんの、かけてくれて嬉しい……」
理洲は自分の胸に手を伸ばし、白い精液を指で掬い取ると、洸弥が止める間もなく口に運んで舐め取る。
「んっ……変な味……でも、お兄ちゃんのなら……」
はにかんだように微笑む妹を見て、洸弥は何も言えなくなる。
(俺の精液に抗魔の力があるとしたら……理洲がそれを取り入れれば、妖魔化の進行を遅らせられる。いや、治すこともできるのか……?)
洸弥がそう考えた時、理洲の身体からふっと力が抜ける。その場に倒れ込みそうになった理洲の身体を、洸弥は飛ぶような速さで手を伸ばして支えた。
「大丈夫か、理洲っ……!」
「…………」
理洲は答えないが、その寝息は安らかなものだった。