恋する奴隷エルフちゃんは絶対に解放されたくない

著者: 内田弘樹

本販売日:2021/07/16

電子版配信日:2021/07/16

本定価:836円(税込)

電子版定価:836円(税込)

ISBN:978-4-8296-2147-9

シチュエーション

奴隷解放なんて絶対イヤ! 身も心も捧げちゃう!

ご主人様大好き奴隷エルフ姫シモーヌVS.恋心に気
づかない朴念仁騎士団長ガレイのイチャラブ戦記!
純潔を捧げる初体験騎乗位に相部屋ごっくん奉仕!
お尻Hでも愛されて――とどめはバニーガールで!
あなたの奴隷として私はずっと隣にいるんだから!

本編の一部を立読み

☆奴隷エルフちゃんは初体験したい☆
「……そうね。ガレイはそのつもりでいいわ。今のところは」
「今のところは?」
「それで、これからどうするの? 私が動けばいいのかしら?」
「あ、ああ、君ではなく僕が動くよ。あくまでマッサージだから、君の中を僕のものでまんべんなくほぐしたほうがいい」
「そ、そうね……! それでお願いするわ……!」
「では、最初はゆっくり……」
 ガレイは緩やかに腰を上下に動かし始めた。当然、ガレイの男根も上下し、シモーヌの陰部から出し入れされる。
 ずちゅ、ずちゅ、ぬちゅ、くちゅ、くちゅちゅ……。
「ひっ、あっ、はぁっ、ああああっ!」
(これ、気持ちいい……! 今までのどんなものよりも……!)
 ガレイのペニスが上下するたびに、その太くて硬いものが蜜壺の壁面を摩擦し、蕩けるような快感を生み出す。特に、先端の大きな亀頭が膣内の奥の部分を通過する時にそれを強く感じる。
(つまり、ここが私の一番感じる部分ってこと……!? そこに、ガレイのおちん×んがしっかり届いている……!)
 やはり、自分とガレイの相性度は高い……素直な嬉しさがあるし、期待感もある。
(これからセックスするたびに、こうやって気持ちよくしてもらえる……ダメ、やっぱり私、ガレイとは離れられない、絶対に……!)
「ひっ、あっ、はぁっ、いい、いいわ、ガレイ、ガレイ……!」
 内心の気持ちの高ぶりに合わせるかのように、ガレイとの交わりによる気持ちよさも増していく。いまだぎこちなくではあるが、自然に自分の腰も動いてしまう。
 ガレイもシモーヌが慣れてきたのを悟ったのか、先ほどの宣言通り、シモーヌの膣内の四方を自分の男根でまんべんなく突き始めた。それだけでなく、蜜壺をほぐすことを意図してか、陰口を広げるような動きを混ぜながら。
 ぐちゅ、ぐちゅぐちゅぐちゅ、ぐちゅちゅ……!
「ひぁっ! あっあっあっ、あああああっ!」
 それがひと通り終わると、今度はそれまでよりも激しいピストンを開始する。
 ばちゅん、ばちゅくちゅくちゅ、ばちゅちゅちゅ!
「いやぁぁっ! いやらしい音が、聞こえちゃう……! ひっ、はぁぁっ!」
 ガレイがシモーヌの秘裂にペニスを突き立てるたびに、電流のような快楽が襲いかかり、それが背筋まで駆け上る。身体がバウンドし、漏れ出した愛液が飛沫となって飛び散り、シーツに染みを作っていく。
 鼻につくのはむせ返るような雄と雌の匂い。ギシギシとベッドが揺れて、自分の喘ぎ声が部屋の中に絶え間なく反響する。ここは壁の薄さで定評のある安宿。防音の魔法をかけていなかったら、間違いなく仲間たちに行為がばれてしまっていただろう。
「あっ、ひあっ、ふぁっ、ああああっ! すごい、いい……! セックス、気持ちいい……! ガレイ、いいわ、いいよ、そこ、そこぉぉぉぉ!」
 何かがこみ上がってくる感覚。このまま続けていれば、ほどなくそこに達してしまう。
(これがイクって感覚……? 私、初めてなのに……?)
 おそらく、事前にガレイにしっかりとマッサージをしてもらったおかげだろう。身体がリラックスして、官能に反応しやすくなっているのかもしれない。
(理由はなんでもいい。このままイキたい……イかせてもらいたい……! ガレイに、自分をめちゃくちゃにしてもらいたい……!)

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