淫獣学園㊤

著者: 蘭光生

本販売日:1989/04/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0246-1

「離して……先生に向かって何てことを……」

完璧に近い女体美を誇る美帆先生が、

目を閉じ、体をくねらせて抗う。

だが、もう犯されるしかないのだ!

光学園の淫獣たちに狙われたら最後、

女教師も女高生も性奴になるしかないのだ!

登場人物

みほ(23歳)女教師

むつみ 女子学生

てるえ(18歳)女子学生

きょうこ 女子学生

みねこ 女子学生

本編の一部を立読み

男の硬く、太く、長い体が入ってきた時、その引き裂かれるような痛さに、美帆先生は思わず呻き声をあげた。

久しぶりの男の体だったし、ほとんど前戯も何もない。しかも、緊張の連続で、唇も涸いていたし、下の花唇も同じように涸ききっていた。男は自分の唾液でたっぷり刀身を濡らしていたものの、やはり、抵抗感と摩擦感は大きかった。

「うっ! む……」

秀美は、そのきつい肉襞をこじあけるようにして、強引に体を沈めてくる。

「まるで、処女みたいじゃないですか、先生? 相当、長い間、使ってなかったようですね」

「あうっ!」

「まだまだ。まだやっと半分入ったばかりですよ。ぼくのサイズはLLなので、さぞや痛いかも……」

太さもだが、男の長さに、美帆先生は気が遠くなる思いだった。

(可哀相に、むつみさん。この体に犯されたのね……)

が、同情しているゆとりがなくなってきていた。

(まだ入ってくる! いやあっ! 怖い!)

まるで処女を犯されるような恐怖が、美帆先生をパニックに陥れていた。

秀美の剛刀は、まだ入ってくる。奥へ、奥へと、穴にもぐりこんでくる蛇のように、どこまでも深く、たくましく、熱く……。

「ああ、やめて……」

「もう少しですよ。うん、先生の体なら、ぼくの奴を全部呑みこめそうだな。特浴の女でも、ぼくのを全部呑みこめるの、あんまりいないんだ」

「ああっ! だめっ!」

「ほうら、入った。もう大丈夫。あとは、ほれ、軽く突っつくだけだから……」

男の体が動くと美帆先生が悲鳴をあげた。

「だめっ! だめ! ああ、痛いっ!」

「そう、ここの皮、薄いんだってね。これを無理にやると破けちゃうんだそうだ。そうなるとあと始末が大変だし、ね。大丈夫。先生の体、ぶっこわしゃしないから……」

「ああっ! いやあっ!」

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