淫獣無頼㊤

著者: 蘭光生

本販売日:1990/08/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0329-1

レイプの醍醐味は、着衣を引き毟る音と美女の悲鳴。

今夜の標的は若妻と義妹の女子大生。

薄いスキャンティ一枚となり、恐怖に慄える由布子と泉。

取り囲む男たちは、その下着が剥き千切られたのを

合図にいっせいに獣のように飛びかかった!

登場人物

みれい(20歳)女子大生

いずみ(20歳)女子大生

ゆうこ(26歳)人妻

本編の一部を立読み

「よう、姐ちゃん。おれも入れさせてくれ」

「あ……」

後ろ手縛りの不安定な上体を、媚肉に秀一の体をしっかり咥えこんだまま男の体の上に伏せられた泉は、一瞬、洋次がこれから何をしようとしているのかわからなかった。

しかし、洋次が、唾液をためた指先を、自分のアヌスに塗りこめてくるのを知って、泉が悲鳴をあげた。

「きゃっ! なにをするの!? あっ、だめっ」

なんともいえぬくすぐったさと、そんな恥ずかしいところを男に嬲られる羞恥とで、泉は腰をよじった。

「あう……」

が、秀一の巨大な男根を根もとまでしっかりと咥えこんでいるために、ビクとも動かない。肉の楔に完全に固定されてしまっているのに気づいて、泉は体を秀一の肉杭から解放しようとしたが、縛られた上体を洋次にしっかりと抱きかかえられているために、それもできなかった。

「ああっ、いやあっ!」

洋次の体の先端が、アヌスをまさぐり、やがて少しずつのめりこむように入ってくる。

「あっ!」

あまりの恥ずかしさに、二人の男の体にサンドイッチにされた裸身を悶えさせて、泉が呻いた。

「むう、さすがにきついぜ。色男のでかマラが入っているおかげでよう」

「ああっ、痛いっ! やめてえっ!」

「なあに、入るさ。お姐ちゃんのこの肌だと、鞣革みたいに張りも伸びもある丈夫な皮膚をしているからな。こっちの方も、きっとゴムみたいに伸びたり縮んだりするはずだぜ。ほうれ、もう半分以上も呑みこんじまいやがった」

その接触点を、バッタのカメラが克明にビデオに記録してゆく。裏ビデオを相当見ているので、ポルノ映画のコツはよく知っているようであった。

「きゃあ……いやあ……」

たっぷりと唾液を塗っておいたおかげで、とうとう洋次の肉柱が完全に泉の小さなアヌスの中に姿を消した。

「うん、こいつは凄え! こんな感触、はじめてだぜ。3Pのアナルセックスなんてはじめてだもんな」

たしかに、それは洋次にとってははじめての体験であり、しかもなかなかの興奮ものだったのだ。

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