淫獣無頼㊦

著者: 蘭光生

本販売日:1990/08/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0330-7

愛しい女の貞操を奪われた男が、

犯した男の女を犯る復讐の宴。

恋人が、許嫁が、妹が、生贄として攫われ、

全裸で磔にされて泣き叫ぶ!!

そして狂熱の宴が終わった時、女たちは愛欲の奴隷に……

登場人物

えみ(28歳)その他

じゅんこ その他

とうこ(30歳)その他

まさこ 女教師

本編の一部を立読み

手首には、くっきりとチェーンの痕が二ついたいたしいくらいにまで染めこまれ、ところどころ血さえにじんでいる。その痕は当分、消えそうにもない。

白い胸にもひと筋、真一文字に両の乳房を横なぎにして、チェーンの赤い痕がくっきりとついていた。

「おれ、オッパイ吸いたかったからよ、チェーンを外してやったんだ。でも、このチェーンの痕、凄いぜ! まるで朱の刺青を入れたみたいで、見ただけでボッキもんだよ」

男は乳首に吸いつき、手で豊かな弾力のある乳房を絞りあげてきた。

チェーンを外されても、もう潤子には抵抗する力も、まして逃げだす気力も残っていない。粘土細工の人形のように、相手の思うがままに全身を弄ばれ、男の好きなポーズをとらされていく。

全身が痛んだ。皮膚がヒリヒリし、関節がきしみ、内臓が悲鳴をあげている。犯しながらも男たちは時々、思いだしたように、潤子を痛めつけた。

頬もゲンコで殴られ、口の中が切れて血が流れでていた。鼓膜が破られないだけ、まだましであった。

最後の五人目の男が、かぶさってきた。

まず乳房を口いっぱいに頬ばると、じわっと噛みこんできた。

「むっ!」

「キスマークの代わりに、おれの歯型、記念につけてやるぜ」

乳房に歯がくいこむ痛さに、潤子は、痛めつけられていない皮膚がまだ残っていたことを不思議にさえ思った。

「ここはもう四人もの連中に荒らされた後だし……」

「文句あんなら、尻の穴でもやったらどうだい?」

仲間にからかわれて、五人目の男は本気になった。

「そうか。そいつがあったぜ!」

潤子の唇に男の体が押しこまれてきた。乳房の歯型のお返しに、よほど歯をくいこませようと思ったが、そんなことをしたら、それこそ、この部屋で嬲り殺しにされかねない。なにしろ、潤子がここにいることを知っている人間は誰もいないし、このまま闇から闇へ葬られたとしたら、それこそ、潤子は、単なる行方不明者として永久に蒸発してしまうにちがいない。

秀一、あたし、どうしたらいいの? 早く助けにきて! 体中、こわされてしまう!

潤子のフェラチオで大きく、濡れた肉刀を男がアヌスにねじりこんできた。

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