「七瀬紗耶香、いきます!」宙にリボンが舞いあがり、レオタードの少女が
演技をはじめる。最愛の兄に自分の想いを伝える復帰戦。処女を捧げた夜も、初めて快感を覚えた日も、この瞬間を思い描いていた。「見てて、お兄ちゃん、紗耶香こんなに綺麗になったの」
本編の一部を立読み
★妹のライバルと、レオタードの美少女と
「もっと……よくしてあげる……」
小さくうなずくと、弥生は脚に力をこめて腰を動かしはじめた。
途端に、失いかけていた快感の熱が再び発生する。
もう苦痛はすっかりなくなり、全身に快楽の奔流が駆けめぐる。
腰を振る弥生のレオタード姿に慎一も興奮しているのだろう、ペニスがなかでいちだんと大きくなるのがわかった。
「弥生ちゃん、俺もすごく気持ちいいよ」
「あっ。慎一のオチン×ン、んふっ……もっと大きくなったぁ」
いつもなら恥ずかしくて言えない言葉が、自然に口をつく。
弥生は無意識にさらなる快感を求め、腰の動きを速めていった。
「ああ……なんだか、変な気分……だんだん、あそこが熱くなって……はうっ……痺れてくるのぉ!」
本能の赴くままに、自分の左乳房に手を当てて絞るように揉む。
それだけで、自慰のときとは比較にならない鮮烈な快感が全身に走る。
「んはあっ。気持ち、いい……こんな……んんっ……感じるなんてぇ……」