「嬲りたければ……好きに嬲ればいいわっ」
身体に注がれる男の好奇な視線を睨みつける佐和子。
傍らで調教を待つ親友の雪乃と真美子の目の前で、
肉づきのいい美臀を掴まれ、肉楔を埋めこまれる。
押し寄せるアクメの波に翻弄される彼女は知らない。
鬼屋敷に囚われた女が普通の生活に戻れないことを……
<もくじ>
第一章 襲姦 狙われた三人の女神
1 拉致
2 蹂躙
3 啼き乱れる女たち
第二章 虜囚 結ばされた奴隷契約
1 鬼屋敷へ
2 恥辱の裸詫び
3 仕置き
第三章 屈服 悲鳴は喘ぎにかき消されて
1 巨魁の褥
2 屠られる美臀
第四章 饗宴 魑魅魍魎の祭儀
1 屈辱の断髪式
2 奈落の宴
エピローグ
さわこ その他
まみこ(33歳)その他
ゆきの(29歳)その他
本編の一部を立読み
ググッ──亀頭が花口に押しあてられた。四肢の自由を封じられた真美子には男根の侵犯から逃れることも拒む術もない。
「……ああっ……ま、真美子の……お……お、オマ×コに……柳原様の……ああっ、ま、魔羅を……ください……」
生まれて初めて卑語を口にする羞恥と、憎い相手に犯してと言わなければならない屈辱、ついにこの身を穢されてしまうのだという恐怖に真美子の声がかぼそく慄え、背筋におぞけが走る。
「ふふ、いやというほどくれてやるわい。同志などいなければよかったと後悔するほどにな」
宗臣が上体を倒して真美子の貌を覗き込むと、嗜虐の悦びに眼を炯々と光らせ、ニタリと淫猥な嗤いを浮かべた。
「ま、待って……」
恐怖におののきながら真美子が宗臣の異形の顔を見つめ返して声を慄わせた。犯されることが避けようもない現実となった今、真美子にはどうしても言わなければならないことがあった。
「……お、お願い……避妊をして……こ、コンドームをつけて……」
「この期に及んで何を言いだすかと思えば、ふふふ、避妊をしてときたか」宗臣が頬をゆがめて嗤った。「いかにもフェミニスト、女権論者にふさわしい言い草だが、儂にとってはたわけた戯言に過ぎぬわい。儂が女を犯すとは取りも直さず女の子壺に精を射込むことにほかならぬ」
「……そ、そんな、非道な……」
けんもほろろな宗臣の言葉に真美子の声が慄える。
「どこが非道じゃ。これと見定めた女を男が奪い取り、力ずくで犯し、子種を仕込んでおのれの支配下におく──それが古来より変わらぬ男と女の媾わいの実相、あるべき形じゃ。安達真美子、おまえは儂に犯され、肉の愉悦に啼き狂い、精を射込まれて儂の支配下におかれるのじゃ。ふふ、おまえが孕むまで犯しぬいてやる」
「……ああっ、そ、そんな、いやですっ……ゆるして……お、お願いです……」
犯されて精の汚濁を射込まれる──文字通りの凌辱から逃れる術がない真美子は身も凍りつくような恐怖にせつなく哀訴の声を慄わせ、無駄とは知りつつも宗臣の慈悲にすがる以外になかった。
「ふふ、そうじゃ、男に許しを乞う以外にない。それが女だ。いい顔じゃ、真美子。いかにも男の力を知った女の顔じゃ。その顔が男の力に屈し、肉の愉悦に洗われ、どのような淫らな顔に変わってヨガリ狂うか、とくと見てやろう。さあ、味わえ、真美子。これが儂の魔羅の味じゃ」
恐怖におののく真美子の貌を嗜虐に炯る眼で見すえた宗臣は淫猥な嗤いを浮かべて腰を沈めていく。禍々しく鰓を張った岩塊のような亀頭が狭い花口をググッと押し広げ、節くれだった異形の肉棒がズブウッと真美子の女を刺し貫いた。
「ひいいいっ、いやああっ……」
真美子が白い喉をさらして悲鳴を噴きこぼした。腰の芯に焼け爛れた丸太を埋め込まれるような拡張感と挿入感が、最も憎い男に我が身をついに汚されてしまったという絶望感を際だたせる。見開かれた真美子の瞳から涙があふれ、耳朶を濡らした。