本販売日:2020/03/23
電子版配信日:2020/04/10
本定価:763円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-4429-4
「先生、これが本当に治療なんですか、あんっ」
「奥さん、一度気をやって楽になりなさい、ふふふ」
朦朧とする人妻の女陰へ、己の巨魁を押しこむ悪徳医。
貫くごとに、抵抗の吐息に快楽の音色が混じりだし……
名前と身分を偽り、紗枝子のためにすべてを捧げた吾郎。
二十年間抱きつづけた妄執が、淫夢が、今現実に!
●もくじ
第一章 忍び寄る魔手 偽医者に魅入られた人妻
第二章 屈辱の後背位 夫では届かない最奥までも
第三章 新たな獲物 罠に絡め取られた清純娘
第四章 禁断の一線 診察台でイキ狂わされて
第五章 醒めない悪夢 母娘ダブル淫姦調教
第六章 非情な結末 裏穴までも侵しつくされ
さえこ(39歳)人妻
あかり(18歳)その他
本編の一部を立読み
「アッ。なっなにッ!? 今度はいったい、なにをなさるのッ?」
それまでの正常位から、正面から抱きあう対面座位の形へと、吾郎は一気に体位を変えた。
「ほおおッ、オオォーッ……」
夫とのセックスで正常位以外の体位を経験したことのない紗枝子は、男の怒張によって女性器を垂直に突きあげられるという未知の感覚をはじめて味わわされたのだった。
「なっ、なにこれッ!? 先生のペニスが、くっ、口から出そうッ」
はじめて知る強烈で背徳的な性感は、おとなしくて慎ましやかだった紗枝子を一匹の女獣に変貌させた。彼女は、それまで見せたことのない積極的な動きで、男の下半身に両腿を絡め、自分から相手の背中に両腕を巻きつけていった。
「おおっ、奥さんのオマ×コ、また締まりが良くなりましたよ……まるでスッポンみたいだ」
ハハハ、と嗤う男の態度があまりに憎らしくて、紗枝子は体内で蠢く長い肉棒を、折れてしまえとばかり渾身の膣力で締めあげる。
「くく、悔しいいぃーッ……」
バリバリと音がするほどの激しさで歯を食い縛り、紗枝子は己の股間に意識を集中させる。鋼のような剛直に媚薬まみれの淫肉が絡みつき、情感の篭もった動きで奥へ奥へ引きこもうと蠢きまわった。
「おおっと、こいつは凄いッ……スッポンどころか、まるで万力で搾られるみたいだぜ」
「いやッ、いやっ、イヤアアァーッ……」
単純にヴァギナの具合を褒めてるだけの男の言葉は、紗枝子にとって辱められているのとなんら変わりがない。
(私は、そんな淫らな女じゃない……)
しかし長くてやたら硬い剛棒が膣奥のくびれを叩きつづける、一見、機械的なその刺激が、紗枝子にかつてない快楽を与えるのもまた否定できない事実だ。
「アアンッ、ああああぁーッ……先生っ、ゆるしてッ。私っ、もうっダメッ!」
「なにが駄目なんですか、はっきり言ってください」
「そ、それは先生のっ……男のひとのアレが、凄くてもうぅーッ」
乱れまくる紗枝子に対し、吾郎のほうはあくまで冷静な態度でペニスを動かしつづける。ついに自ら腰を揺すりだした紗枝子を御して、下半身ごと引きつけては離し、ぬめった淫音が漏れだすほどの激しさで性器同士をぶっつけあった。
「あっ、当たるわッ。また、当たってるううぅーッ……強すぎて、頭っおかしくなっちゃうぅーッ」
とうとう紗枝子は男の上半身にまわした両手を使って、シャツ越しに広い背中をバリバリと掻き毟っていた。絡みあった裸の脚と脚が、痙攣を起こしたままお互い同士を猛烈に引きつけあう。性器と性器がこれ以上ないほど密着し、ペニスの先端が子宮の入り口を一気に突き破った。
グググッ、ズチュウッ……。「もうっダメッ、もうっダメッ、もうっ駄目ええぇーッ……あなたっ、ごめんなさいぃッ!」
紗枝子は最後に全身をピンッと硬直させると、吾郎のいちもつをこれでもかとばかりに喰い締めた。
「いくッ、イキますッ! オマ×コっ、またっいッくううぅーッ……」
断末魔の絶頂を告げると、紗枝子はそのままあっさりと悶絶したのだった。