四姉妹【奴隷相続】

著者: 冬木弦堂

本販売日:2015/12/22

電子版配信日:2016/04/01

本定価:906円(税込)

電子版定価:990円(税込)

ISBN:978-4-8296-4128-6

シチュエーション

「もう許して」「許して? イカせての間違いだろ」
緊縛された裸身を弄ばれ、アクメに追い込まれる冬美。
背後から犯されながら姉の痴態を見せつけられる夏月。
負債を残して倒産した名門旅館の四姉妹を襲う悲劇。
薄暗い和室で朝から晩まで男のドス黒い欲望の餌食に。
32歳、28歳、25歳、19歳……淫獄の調教四重奏!

●もくじ

第一章 四姉妹vs.組織暴力

第二章 冬美と夏月 淫具で繋がれて

第三章 囚われの肉玩具

第四章 拷問 土蔵監禁

第五章 生き地獄 障子の穴から

第六章 仕組まれた「媚態」

第七章 進呈された美肉

第八章 奴隷妻の務め

第九章 差し押さえられた貞操

第十章 鬼畜の宴

登場人物

ふゆみ(30歳)人妻

かづき(26歳)年上女(若)

はるか(24歳)年上女(若)

ちあき(18歳)女子大生

本編の一部を立読み

冬美の耳に三人の妹たちのすすり泣く声が聞こえてきた。その涙の合唱が冬美をいっそう切なくさせた。
(ああっ、こんないやらしい、恥ずかしい姉さんを許してっ)
今はもう業火のような被虐の快感に溺れていくしかない。自分から自分を汚すように腰を揺すりたてる。淫らな獣になってしまいたいと願う。
快感はもうどうしようもなく高ぶっていた。冬美には行くところまで行くしか道はなかった。
「あんっ、あんっ、あんっ……ううんっ……もうっ、もうっ……我慢できないっ……」
貪るように腰がガクつく。黒髪を振り乱し、唇の端からよだれまでしたたっている。
冬美は涙声を振り絞って角倉に哀願した。
「あなたっ、イッてもいいですか……もうっ、もうだめっ……我慢できないの……ねえ、イッてもいいでしょ……ああっ、お願いっ、イカせてっ、イカせてえっ」
グラグラと左右に肩を揺すって冬美はねだった。その様子はまるでダダをこねる少女のようだったが、揺れる乳房は熟れた女の欲情を示してねっとりと汗ばんでいた。「よし、いいぞ冬美、思いっきりイッてみろ……そらっ、そらっ……」
角倉は冬美を許し、絶頂へ追い立てるように男根を突き上げた。華奢な裸身がガクガク揺すぶられる。
「ああっ、嬉しいっ……気持ちいいっ……あなたに犯されて、冬美は幸せよっ」
子宮の奥でカッと燃え上がるものがあった。一瞬で引火して全身に広がる。冬美の裸身はたちまち絶頂へと駆け上がっていった。
「あ、ああんっ……イクっ……ああっ、イッちゃう、イッちゃうっ……んんんっ……イ、イクうっ」
冬美の裸身は汗の雫を振りまきながら、跳ね、躍った。グンと伸び上がって黒髪が振り乱される。
快感の大波が去ると、今度は小刻みな震えが肌を走った。冬美は唇からフウッと長い息を吐いて、がっくりと頭を垂れた。美しい弧を描く鼻先から汗が滴り落ちる。
「まあ、女将さん、恥ずかしいってことを知らないんですか。ムンムン匂ってくるようなイキっぷりじゃないの」
良子が酔った口調で言った。その目は血走って欲情にギラついている。酒と、たちこめる淫らな空気が座敷にいる者たちから正気を奪っていくようだ。
「おい、酒をよこせ」
角倉は良子からコップ酒を受け取ると、うつむいている冬美の顔を上向けた。座位の大股開きでまだ男根をくわえ込んだままだが、汗にまみれた素顔が清らかに美しい。
口移しに酒を流し込むと、細いのどを鳴らして呑みくだした。美貌が燃えるような血色になる。
「おい、冬美。自分ばかりヨガってちゃいかんな。俺はまだだぞ。そらっ」
角倉がズンと突き上げると、冬美はハッとした顔になって眉根を寄せた。
「ご、ごめんなさい……今、いたしますから……」
冬美はしびれたようになっている腰を必死に揺すりたてた。絶頂を極めたばかりで身体に力が入らないが、それでも真顔になって空を見つめながら、汗まみれの裸身をくねらせる。
角倉の胴にまわした足先をからめて、ギュッと引き締めているのは、精一杯、男の身体に密着しようという努力の表れだった。

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