「もう許して、少し休ませて……あんっ、いやっ」
柔肌に食い込む縄、女陰を穿つ剛直、三穴責め……
夫の名を呼んでいた唇からはやがて恍惚の吐息が……
人妻・弓子を襲う、悪魔屋敷のおぞましき肉調教。
清らかな女体に、恥辱の刻印が植え付けられていく。
心は貞淑、身体は淫ら――弓子29歳は究極の奴隷妻へ!
●もくじ
序章
第一章 罠 剥かれた女体
第二章 躾 奴隷妻の牝作法
第三章 猟 未亡人は肉玩具
第四章 膨 姉妹丼への邪欲
第五章 侵 夫が留守の間に
第六章 溢 外された貞操帯
第七章 従 喪服家畜の誕生
第八章 雫 情欲の奈落
終章
ゆみこ(29歳)人妻
えりか(25歳)妹
なみえ(35歳)人妻
本編の一部を立読み
(見られている……夫にさえ見せたことのないところまで、私……)
美貌は頬ばかりか首筋まで赤く火照っている。必死に耐えるうち、じっとりと額には脂汗が浮いてきた。
松原は苦悩する美貌と淫靡な部分とをかわるがわる眺めては男根をビクつかせた。脂ぎった顔が淫猥な笑みにゆがむ。
楚々とした栗色の繊毛が肉づきの良い割れ目を飾っている。
肉ひだのあわいは人妻らしくもない薄桃色だが、どこかねっとりした色合いなのは、やはり夫の愛情を注がれているからこそだろう。
「奥さん、私はあなたのこの部分も絵に描きたいと思います。旦那さんの三崎慶一郎も、ここだけは描いていないでしょうからね」
松原は衝動にかられて大股開きの弓子の股間へ屈み込んだ。むさぼるように肉ひだへ舌をからませていく。
「あっ、あっ、いやっ……そんなっ……や、やめてえっ……」
弓子はおんなの奥底を探られるような感触に美貌をうろたえさせた。
肉ひだのあわいを生ぬるく濡れた舌が舐めしゃぶる。
大股開きの露出感に加え、夫ではない男にそうされる背徳感もあいまって、弓子のおんなは敏感におののいている。
ジュルジュルとことさらに音までさせて、松原は弓子を辱めていった。弓子のような女は、羞恥をきっかけに生まれ変わったようになることがあると知っている。
(みっちりと恥ずかしいセックスを仕込んでやるぞ……)
松原は弓子のおんなをむさぼり抜いていった。
しだいに女肉は熱を帯びていくようだ。
「ああっ……いやっ……許してください……う、ううんっ……」
弓子のあえぎにうっすらと甘さが匂ってきた。
初めはおぞましいばかりだった舌の愛撫が、いつの間にか切ない感覚をわきあがらせていた。腰枕の上で尻がねっとりとうねる。
しつこく肉ひだのあわいを舐めあげられるうち、その部分がジンジンと疼いてきた。
弓子の羞恥はそこへ集中していく。
疼いてしまう部分を腰枕で高く迫り出していることが恥ずかしくてたまらない。まぎれもなく感じ始めている自分に肌が火照る。
松原はそんな弓子の気持ちを察してでもいるのか、さらにきわどく膣口を舌先でツンツンと突っつくようにし始めた。
弓子の身体がグンと反り返る。
「あっ、そこは……い、いやっ……しないでっ……」
思わず腰枕の上で尻をモジつかせ、淫らな口技から逃れようとするが、舌は執拗に追ってくる。
松原が唇を押し当て、きつく吸い上げると、ああっ、と鼻にかかった悲鳴がもれた。
弓子はいつもなら夫である慶一郎のおとこを抱きしめている部分に、松原のいやらしい舌を感じて背筋を震わせた。また強く吸われて腰がよじれる。
(ああっ、ごめんなさい……あなたっ……)
夫婦の愛が結晶する焦点ともいえる部分に淫らな快感を覚えてしまっている。
弓子は自分を責め、息を詰めてこみあげる感覚をこらえようとしたが、せわしなくうごめく舌の愛撫にたちまち腰がガクついてしまう。