目隠しをされ、ベッドに縛られた無防備な裸身に、
房鞭が弾け、赤いローソクが滴る。
見知らぬ、見えない男に犯される──
恐怖と痛苦に絶叫を迸らせながらも、
女の裸身に快感の痙攣が走るのを男は見た!
かおる OL
ちひろ(28歳)人妻
ともこ(22歳)その他
ゆきこ 女子大生
くるみ 女教師
本編の一部を立読み
「顔はやめてやろう。じゃ、おまえのオマ×コに垂らすぞ!」
「ぎゃーっ! いやっ! いやよ、やよ!」
そこはもう濡れて光っていた。ザクロのように赤くはじけた秘花が、蜜をにじみださせている。そこに、おれは赤い蝋涙をボタボタと垂らしてやった。
「きゃあっ! 熱いっ! いやあ!」
その粘膜の皮肉は、体の皮膚よりも薄く、熱に対する抵抗力も弱いにちがいない。女の絶叫は、部屋中に谺した。普通のマンションだったら、もうとっくにパトカーが何台も駆けつけているにちがいない。その妙なる絶叫が、おれの性感にじかに響いてきた。
やっと本物の残酷行為にありつけたのだ。そんな実感が、ひしひしとおれの官能をゆさぶってくる。少年時代の夢が、ようやく実現されたんだ!
おれはローソクを消して放りだすと、女の上に覆いかぶさった。熱く硬いおれの体が、女の媚肉を引き裂くようにして沈んでいく。
「いやあっ! ああ! だめっ!」
女の上体が、おれの腕の中で、魚のように跳ねまわった。ベッドが波のように揺れる。
そこはもうすっかり濡れそぼち、おれの体を滑らかに受け入れた。それからゆっくり腰を動かした。
「いやあ! ああっ! すごいっ!」
そう、すごい反応であった。感じて泣いているのか、犯されるというイメージに絶叫しているのかはわからない。しかし、蝋涙に泣き叫んだ時と同じような絶叫が次々に女ののどから溢れだし、おれの鼓膜を快く聾した。
おれは烈しく女の体を突きはじめた。おれの腰のピッチがあがるにつれて、女の叫び声も切迫してきた。
「やめて、やめて……ああ、ダメ、ダメ、いっちゃう! ああ、どうなっているの!? もうドロドロ! あっ、いっちゃう、いっちゃう!」
おれもピークに達していた。中に出したいところだが、やはりこの女は預かりものなので、一応大事をとり、たまっていたものを女の腹から胸乳にかけて、ドバッと射出した。
「ぎゃーっ!」
熱い精液を上体に浴びて、もうそれだけで女が絶叫した。そのとたんに、それが起きたのだ。
女が全身をヒクヒクと震わせはじめたのである。引き伸ばされた長い両脚が、ヒクヒクとひきつるように痙攣し、上体もガクンガクンとベッドの上で、独りで震えているではないか。
おれは少年時代に、隠れて読んだ外国のポルノ小説の一節を、ふいに思いだしていた。