華と悪魔

未亡人彩子・二十七歳

著者: 藤崎玲

本販売日:2005/07/23

電子版配信日:2007/08/01

本定価:713円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1368-9

あなた、許して……彩子はもう牝に堕ちます!

27歳の白い柔肌、未亡人になるにはあまりに若く、

喪服で隠すには惜しい、水嶋彩子の美しい女体。

両隣りでは20歳と17歳、姉妹までが啼いていた。

ここは地獄よ、女を獣に変える調教地獄……

代わるがわる貫かれ、絶頂を極める極上の美華たち!

登場人物

あやこ(27歳)未亡人

みどり(20歳)女子大生

あかね 女子学生

本編の一部を立読み

「ヒッ……。お、夫に見せつけるなんて、なんてひどい人なの……」

彩子は何度も背中を反りかえらせながら、恨み言を口にした。顔は遺影とは反対のほうに向け、できるだけ離そうとする。だが彼女の身体をがっちり押さえこんだ矢吹が、そう簡単に逃がしてなるものかとばかりに上からぐいぐいのしかかるのだ。

「感じてるんだろ、奥さん。こんなに嬉しそうにキュッキュ締めつけてくるんだから、奥さんもかなり気持ちいいはずだぜ。隠してもわかるんだからな」

「ああっ。う、嘘ですっ。彩子はそんな女じゃ……」

「じゃあどういう女なんだい。夫の部下にヤられてよがり狂う、スケベな彩子さん」

名前を呼ばれ、彩子は思わず身体を緊張させ、さらに矢吹のモノを食いしめる結果になった。

「オ、オオーッ」

すごいっ、という言葉はかろうじて呑みこんだ。それくらい大きさだけでなく、形も力強さもすべてが夫とは段違いだった。硬く張りきったモノで痒くてたまらないところを擦られると、死にそうなほど気持ちがいい。それは今まで感じたことのない快感、知らなかった陶酔……。

彩子はそんな自分を恥じ、悔しげに歯をカチカチと噛み鳴らした。

矢吹は不意に動きをとめ、彼女の背中越しに遺影に手を伸ばした。そして左手で頭を持ちあげると、顔の下に素早く額縁を滑りこませた。

「旦那さんとご対面だ」

「ウウーッ。クウーッ……」

ガラスにぴったり顔を押しつけた彩子は、満足に声を出せなかった。そこへ矢吹の長大なペニスが、最奥部を一気に突いてくる。

ず、ずりゅっ……。

彩子は子宮のなかに熱い焼き串を突っこまれたような衝撃に襲われた。

「う、うああーっ」

「そら、所長に口づけしてやれよ」

矢吹は彼女の腰を持ちあげ気味にしてやる。そうしておいて背後から激しく突きおろすと、彩子の頭は写真の上でガクガク揺れた。

「今だ。キスしろ」

「ふむっ、ふんっっ」

すでに理性を失いかけている彩子は、言われるまま夫の笑顔の上に何度も唇を押しつけた。表面のガラスが涙と鼻汁と涎れで、あっと言う間にべちょべちょに汚された。

あ、あなたっ。ごめんなさいっ。

彩子のヴァギナは熱く蕩けだし、すべすべした背中もほんのり紅色に染まった。ここぞとばかりに矢吹が、子宮のとば口を突きまくる。

彩子の頭は、割れる寸前にまで膨らんだ。

「お、奥が……。ああ、奥に当たるっ」

それは夫のペニスでは一度として味わったことのない感覚。彼女を淫地獄へと突き落とす、魔の悦楽だった。

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