若妻とストーカー
本販売日:2006/04/23
電子版配信日:2008/03/28
本定価:660円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-1423-5
誰かに見られている、誰かに尾けられている……
顔の見えない脅迫者の影におびえる若妻・有紀。
家族のいない停電の夜、男はついに自宅へ不法侵入。
夫婦の寝室で「夫」のようにフェラチオを要求。
後ろから裏穴を穢されながら、24歳は哀しく呟く。
私、大嫌いな男に犯されて感じはじめてる……
ゆき(24歳)人妻
本編の一部を立読み
有紀は、深夜の部屋の中で、誠の体の上に腰掛けるように乗せられ、背面座位で犯されていた。後ろ手に拘束された身体の中心を、ずっぽりと貫かれている。頬から胸までが赤く染まり、汗でじっとり全身が濡れている。
もっとも濡れていたのは結合部で、赤く見える陰唇が開いて太い肉棒を呑み込んでいる部分がぬらついて光っている。もう完全に快感だけが若妻を襲っていた。
「ああんッ……深すぎるッ……」
乱れたロングヘアの頭を振りながら、背中の男に訴える。
「そんなことないさ。たっぷり根元まで入ってるよ」
「あはァッ……いや」
髪のしっぽをひるがえしながら、若妻の緊縛された華奢な身体がずんずん跳ね上げられ、黒ずんだ剛直が白い股間の肉裂に姿を隠したり、姿を見せたりする。
滑らかなラインをした若妻の肉体が打ち込みのたびに跳ね、ぬらぬらに濡れ光って、なんとも猥褻な雰囲気を発散する。
「ほうら、こんないい具合に出たり入ったりしてるよ」
「いや……いや」
ぴったり合わさった陰部からは粘液の音がぴちゃぴちゃ、ぬちゃぬちゃと激しく立つ。若妻の肉襞が肉棒で広げられたり、たたまれたりで壮絶な眺めだ。
「くんッ……だめぇ」
誠は両手に余るほどの豊乳をつかみ上げ、先端の両乳首をいじくりながら背後から突き立てる。二十四歳の若妻はぐんなりして、青年の勢いに任せた卑猥な責めを受け入れるがままだ。
さらに腰をいやらしく回しながら、後ろから膨らんだ乳房をきつく揉み立てる。
「ああんッ……奥まで入る……どんどん入っちゃう」
それでも若妻の薄腰は、男の剛棒がすべて入り込んでしまうと腹に形が見えるのではないかと思わせるほどだが、青年の上で自由自在にくねり、肉棒をきつく締め上げている。
「おおすごい……バキュームみたいに吸い込んでるよ」
「いや……」
誠を驚かせるほど、有紀の膣壁は肉茎にぴったり寄り添っては締め付け、吸い込み、蠕動して男を喜ばせる名器だった。