淫らなマッサージ
本販売日:2015/02/23
電子版配信日:2015/06/26
本定価:734円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-4062-3
(体が熱くなってきたわ……私もう我慢できない)
尻肉を揉まれるうちに秘所をヌルつかせる紗千。
34歳の女体に潜む欲求不満を呼び起こす”神の手”。
女教師が、美人課長が、清純派女優が、女アスリートが、
貞淑の仮面を脱ぎ捨て、自ら肉茎に手を這わす。
女が淫らになる!? マッサージ師・貴久の施術!
●もくじ
第一章 女を淫らにする「神の手」!?
第二章 人妻女教師の隠された”こり”
第三章 女課長のストレスはセックスで解決
第四章 特別な「痴漢マッサージ」
第五章 大女優のプライド、蕩けさせます
第六章 人妻アスリートは欲求不満
第七章 揉んでほぐして夫婦円満
さち(34歳)人妻
りょうこ(32歳)人妻
ようこ(39歳)人妻
しずの(36歳)人妻
れいか(27歳)人妻
本編の一部を立読み
(ただマッサージをしてもらっていた……。それだけなのに……凄く身体が熱くなって……。あたし……なんか……我慢できない……)
モジモジと太腿同士を擦り合わせつつ貴久を見つめる。
したいといって欲しい。抱きたいと、セックスしたいと答えて欲しい──そんな願いを込めながら。
「し……したい……。したいです……。僕……したい……」
この願いに貴久は鼻息を荒くしながら、ビクビクとペニスを震わせてきた。
「分かったわ……。させてあげる。キミに女の素晴らしさをあたしが教えてあげるわ」
歓喜の笑みを浮かべつつ、そう告げる。
同時に紗千は身に着けていた服を脱ぎ捨て、白い下着を剥き出しにした。この下着も躊躇なく外す。ブラを、愛液に塗れたショーツを脱ぎ捨てる。ヌチュッとクロッチと秘部の間に粘液の糸を伸ばしながら……。
「凄い……」
生まれたままの姿を露わにすると、貴久は目を見開きながら紗千を見つめてきた。舐め回すように上向きのロケットのような形をした張りのある乳房を、スポーツ選手のように引き締まった括れを、最近手入れをしていないせいで、もじゃもじゃと無節操に茂る陰毛を、陰毛の中でクパッと開いた秘裂を、愛液に塗れたピンク色の肉襞を見つめてくる。
「あ……あんまり見ないで……恥ずかしいわ。こんなおばさんの身体……」
さすがに羞恥を覚えてしまう。
「恥ずかしいことありません。凄く綺麗です。店長さんの身体……本当に綺麗です」
真っ直ぐな瞳と真っ直ぐな言葉──世辞ではないことはすぐに理解できた。なんだかそれが嬉しい。さらに女蜜が溢れ出す。
「店長さんじゃないわ……紗千って呼んで」
言葉と共に再びキスをすると、ギシッと施術ベッドの上に貴久を押し倒した。
「さ……紗千さん……」
「嬉しい」
名前を呼ばれると、それだけでなんだかゾクゾクする。さらに秘部が熱くなる。
まるで初めて男に抱かれた時のように──いや、それ以上に緊張し、興奮している自分がいた。
自分よりも十も年下の男に対して、どうしようもないほどに肉体が昂ぶる。どうしてこんなに自分は興奮してしまっているのか? それは分からない。分からないけれど、膨れ上がる想いに逆らうことなく、感情の赴くままにチュッチュッチュッと貴久の唇に、頬に、鼻に、首筋に、胸元に──何度も何度も口づけした。
紗千は屹立に手を添えると、グチュッと秘部を先端部に密着させ、腰をゆっくりと下ろしていった。
「あぅううっ」
ズブズブと肉槍が膣壁を押し開いてくる。身体の中にぽっかりと空いた穴。それを満たされていくような、そんな感覚だった。
巨棒で膣壁が押し広げられていく。身体が内側から拡張されていくような感覚に「あっあっあっ」と愉悦混じりの嬌声をもらしながら身悶えた。
悶えつつ、さらに腰を落としていく。襞の一枚一枚を幹に絡み付かせ、肉棒全体を蜜壺できつく締めつけながら、奥の奥まで肉槍を呑み込んでいった。
膣奥に肉先が当たる。ズンッと内臓を押されるような感覚──正直なことを言うと、これだけで達してしまいそうなほどに感じてしまっている自分がいた。
(信じられない……。嘘でしょ? こんなに気持ちがいいなんて……)
紗千はどちらかと言えば敏感な人間である。これまでもセックスするたびに男の手で絶頂に導かれてきた。
それでも、これほどの愉悦を感じたことはない。
挿入だけで腰が抜けそうになっている。意識が飛んでしまう。
「熱い……。熱くて……凄く気持ちいいわ。すぐに……あたし……すぐにイッちゃいそうなくらい感じてる……。ねぇ、貴久くんは? キミは感じてる? あっあっ……あたしで……初めてのセックスで気持ちよくなってる?」