女高校教師

かくて姉は弟の前で牝になった

著者: 天乃渉

本販売日:1999/09/23

電子版配信日:2009/11/20

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0918-7

姉さんが犯されて気持ちよさそうに狂ってる……。
淫女教師に学校の地下室へ誘われた少年が見たものは、
憧れの姉が、生徒達のマドンナ教師が、全裸緊縛され、
教え子三人の肉茎で貫かれ咥えさせられ悶える淫の姿。
美しい姉にこれほど猥褻で妖しい一面があったとは!
この日を境に女高校教師と弟の関係が、生活が、激変した!

登場人物

つきこ(23歳)女教師

りな 女子学生

本編の一部を立読み

「あっあっあぁぁっ、駄目っ……そこは……」
突然、ひときわ鋭い女の悦声が聞こえた。駄目、そこは……と聞く者の想像力をかきたてる言葉を吐くその声が、前より姉に似ている気がする。
「あああ、姉さん」
灰色の不安が最大限に膨張し、それに堪えきれず由季夫は走りだした。
「あっ!」
そして、ドアの隙間から見た光景に言葉を失い、立ちつくすばかりだった。
うち捨てられた教室には裸電球がひとつだけ灯り、その黄ばんだ明かりの下には机が、まるでベッドのようにピタリと三台くっつけられて置かれている。そこでは真っ白い肉体が、まるで周囲の薄闇から浮きあがるようにして弾んでいた。そう、まぎれもなくそれは姉。ここが校内であるにもかかわらず彼女は今、全裸だ。
むっちりと絶妙な具合に脂肪が乗った弾力ある腰まわりや太腿、そして臀部は緊張に力んで張りつめている。豊かに突きでた乳房は、バウンドする上体に合わせて原型をとどめぬほど激しく揺れていた。
身体を支えている姉の両膝は、同時に後藤の腰をも挟みこんでいる。そして腰を上下にリズミカルに動かしていた。
あろうことか、姉が不良相手に騎乗位で身体を繋げている。その傍らには前田、そして意外にもなんと沢木がいる。しかも前田は全裸、沢木はトランクス一枚で。
月子の太腿がピンと気張ってリフトアップ、ダウンされる。
由季夫はそんな机上の姉を、斜め前からの視点で見つめていた。
彼女の腰が浮くたびに、開いた太腿の接合部分から後藤の天井を差す肉茎がのぞきでる。それは粘りけのある愛蜜にまぶされてテラテラ光り、紫がかった生赤い色をよけいグロテスクに見せていた。先端部分はずっと女肉に埋まったまま、現われない。見えそうになると、姉はガックリ腰を落としてしまう。
「……あはっ、あんっ」
肉杭を打ちこまれる衝撃に、姉は大きく口を開いたまま首を背後へガクッと折る。黒絹のような髪が、艶やかな光沢をたたえながら生き物のように曲線を描いて空に放たれる。
薄汚れた室内のなか、月子の黒髪の美しさは奇異に映るほどまばゆい。
一方、彼女の下半身では漆黒に煙る下生えのなか、生赤い陰花の亀裂がぱっくり左右に割られ、肉の花片を無惨にも左右にひしゃがれながら肉柱が潜りこんでいく。ズズッと秘粘膜同士が擦れ合う摩擦音さえ聞こえそうな勢いだ。
ぼってりと粒の大きい蜜の雫が、重なる男女の股間部で数滴飛び散る。
「うっ……せ、先生……今度、まわして」
後藤が背を反らすようにしてうめく。まわして。その言葉に姉は、弟の見ているのにも気づかず夢中で腰を回転させはじめる。後藤の勃起を根元まで呑みこんだ状態で、緩やかに波打たせるように。
(もう、何度もやったみたいだ……)
由季夫の胸にズキッと痛みが走る。それほど二人の体は馴染み合っているように見える。

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