本販売日:2004/01/23
電子版配信日:2007/08/01
本定価:597円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1249-1
週三回の家庭教師は、僕を狂喜させる最高の時間!
授業中に唇を奪われ、男の目に初めて乳房を晒す教え娘。
美肌を火照らせながら、秘唇を潤ませ快感を求める熟母。
僕しか知らない母娘の素顔が、獣の本能を呼び起こす!
「早紀子さんの匂い最高だ。亜美ちゃんのも忘れられない」
甘美な熟肉の果てに待っていた、初肉を貫くラストレッスン!
さきこ(30歳)義母
あみ(15歳)美少女
本編の一部を立読み
(ああ、すごいわ……)
間近で目にする男の肉棒は、目をそむけるようにしてしごいていたときとは、桁違いの迫力を帯びていた。紫色に充血した亀頭は、最初に見たときよりも、二まわり近く大きく膨れあがっている気がする。
透明な樹液が、珠になって先端から溢れ、指に垂れかかってくる。その粘っこさが、自分がこれからしようとしていることの、淫らさを増幅させる。
(あなた、許して。亜美のためなの……)
人妻としてあるまじきふしだらな行為を、心で夫に詫び、早紀子は目をつぶった。
まさか、商売女がやるように、すべてを口中に咥えることなどできはしない。少しでも接触する面積を小さくしようと、唇を楽器を吹くように尖らせ、亀頭の先端につけて、飛びだす精液を逃がさないようにするのが精いっぱいだ。
それでも、ムッとするような肉臭が顔面を襲い、熱が唇を灼く。
(硬いわ、それにすごく大きい……)
夫とは較べものにならないような肉塊の逞しさが、女の官能を圧倒する。これこそが、二十代の男の性欲というものなのだろうか。
こんなもので急所を貫かれたら、いったいどうなってしまうのだろうと、つい淫らな妄想にぼんやりしかけて、早紀子は、あわてて自分を叱りつけた。
(な、なにを考えているの、私ったら……)
これは、亜美のためにやっていることなのだ。亜美に手を出さないように、裕一の精を、あらかじめ放たせてやるだけの、機械的な作業のはずだった。
それなのに、感動に呻く裕一の声が官能の奥芯に染みこんで、早紀子を惑わせる。
「ああ、感激だ。奥さんの口が、僕のチ×ポをしゃぶってくれているんですね」
(ああ、イヤッ!……おっしゃらないでっ)
自分が、どれほど淫らなことをしているのかを、否応なく自覚させる裕一のセリフに、早紀子は心のなかで叫ばずにはいられなかった。
下半身裸の男の前にひざまずき、その屹立したこわばりに口づけし、幹を手でしごいてやる。その娼婦のような振る舞いは、とても上流階級と呼ばれる人妻がすることとは思えない。
それでいて早紀子は、男にかしずくようなその姿勢に、どこか心が安らぐようなものを感じていたのである。
それは、夫との交わりでは得られない危険な種類の悦びであることを、早紀子は女の本能で察知していた。
夫は、決してセックスが嫌いなほうではなかったが、その行為はいつも判に押したように同じようなやり方だった。やさしいキスから、乳房と秘所に愛撫を施し、濡れた頃を見計らって挿入してくるのだ。
早紀子としても、それで満足していた。夫はいつもやさしく、彼女が絶頂に達しないときには、詫びてくれたりもした。
それに較べて、この青年の傲慢なやり方ときたら、どうだろう。一方的にペニスを剥きだしにして、奉仕を迫る。しかも、指で慰めさせるだけでなく、人妻に対して口で受けとめろと言うのである。
なのに、それを受け入れている自分が、ここにいる。
もしかすると、これは自分が望んだことなのだろうか。やさしいだけの夫に、飽き足らない不満をいつしか秘めていたのだろうか。