人妻瀬里奈と漆黒の野獣

著者: 宇佐見翔

電子版配信日:2021/04/09

電子版定価:550円(税込)

シチュエーション

「やめてっ、私は人妻なのよっ」
闇夜に乗じて漆黒の肉体を布団に忍ばせるサム。
瀬里奈の秘唇にみしみしと突き立てられる巨根。
夫が横で寝ているのに、圧倒的な力に抵抗できず、
30歳の女体には、経験したことのない性悦が……
もうひとりの野獣が現れ、さらなる悲劇が……
(フランス書院文庫換算 114ページ)

●もくじ

序章 真夜中の悲劇 清楚妻に忍び寄る淫獣
一章 圧倒的な力 この性悦から逃れられない
二章 絶頂3P もうひとりの野獣が現れて

登場人物

せりな(30歳)人妻

本編の一部を立読み

「ふふーーん、瀬里奈のシタのオクチは、ボクとしたがってるみたいね! ジューシーになってるね!」
 熱いサムの舌が、熟花園を弄ってくる。ショーツはベッドシーツに落とされていた。蝶の花柄模様は、ジットリと濡れていた。
(いやあっ、ナカに……)
 しばらく厚い舌先が膣前庭をさまよった後、瀬里奈の膣洞にやってきた。カッカッと媚肉が炙られて、飽くなき掻痒感に、人妻の真っ白な肌から、汗が噴きだした。
「クリトリスも、オマ×コもサイコーね。瀬里奈は全然ガバガバじゃないよ。ボスは、全然可愛がってないのかなあ……」
「んんあっ、答えられるはずないでしょ……」
 夫婦の夜の営みを、赤の他人に教えるはずはない。それなのに、夫よりも愛撫の巧いサムには、手も足も出せなかった。
 陽太の妻の貞操を守らねばならない。瀬里奈はサムから逃れようとした。ムチッとはち切れんばかりの白桃のヒップは、真っ黒な手にウエストを掴まれているため、ピクリとも動かせられなかった。
「ここは、ドーデスカ? 瀬里奈……」
 不意に黒人はGスポットを突いてきた。細かい凹凸のある襞のスポットは、瀬里奈の性感帯のひとつだ。もちろん、サムに教えるつもりなどなかった。
「何にも感じない……んんんっ、わ……」
「ソーデスカネエ」
 鈍い光の瞳を細めて、サムの舌遣いが次第に巧妙になった。割れた柘榴を舐める舌が、ヌルッと小陰唇と大陰唇の狭間をなぞってきた。いやいやと、人妻は艶尻を揺すりたくった。
「気持ち悪いのぉ……やめてちょうだい……」
 ムチッと張り艶のある太ももへ温かい愛液が伝うと、瀬里奈の拒絶も意味を失った。サムは愛しそうに腿肉に、キスをしてくる。ゾクッと怖気が女体に駆け抜けた。
(媚薬のせいで……)
 けたたましい肉欲の嵐が、清楚で高潔な女を、浅ましい肉欲の沼に引きずり込もうと襲いかかる。ベッドシーツに数えきれない皺をつくり、白い指をベッドへめり込ませた。
「ガマンはよくないね。オマ×コ汁、タップリ……クリトリスも嬉しそうよ」
 あっけらかんとした調子で、サムは肉芽を頬張ってくる。バチバチと人妻の脳内に火花が走り、ビクッ、ビクッ、と柔肌は反応した。
「いやっ……ああ、んんっ、どうして……」
 甘噛みするサムは、舌で皮を剥き、トントンと突いてくる。あまりの刺激に腰をよじるが、クリトリスが引き伸ばされて、快楽が増長するだけだった。
 トロトロと蜜飴は出続ける。
「ボクのチ×ポも入りたくて、仕方がないね。本格的にほぐすのは、これくらいにしようか……瀬里奈だけ気持ちよくなっても意味ないよ」
「やあっ……変なことはしないで……お願い……」

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