競馬評論家として独自の理論を展開する男、井崎脩五郎。その側面はフランス書院文庫をこよなく愛し、エロも酒の肴にしてしまうエロおやじ。そんな彼がテレビでは決して見ることができない一面をさらけ出してくれた。エロに対する飽くなき好奇心をもとに展開する彼の世界を堪能してほしい。
オナニーするとき、痺れフグを使っている知り合いがいるんですけど、とっても気持ちいいって言ってましたよ。女性用の性具は流行しているのに何で男性用は売れた話を聞かないんだろうね。やっぱり本物がいいのかな。
の飲み仲間の話なんだけど、そいつはバイブを使うとき、もう使用済みのやつなのに東急ハンズでラッピングの箱を買ってきて、それにバイブを入れて「君が初めてだよ」ってアピールするらしいんですよ。それは最低限のマナーだよね。使い回しがバレたらまずいよ、やっぱり。
そうやって使ったバイブも形あるものなのでいつかは壊れるんです。これを捨てるとき、そいつは人にばれても分からないように、上のゴムを切るんだって。それで中の機械もぐしゃぐしゃにして捨てるんだけど、やっぱり寂しいらしいね。ましてや、このバイブをAさん、Bさん、Cさんに使っているわけですよ、そいつは。なかなか思い出深いものがあるのでしょうね。ゴムを切り刻むときにもしかしたらAさんの粘液のかけらがついているかと思うと、おもわず匂いかいじゃうんだって。そして最後に使ったのは誰だったかなあと振り返るわけですよ。笑っちゃうでしょ。
でもね、結局男と女は同じだけど、そう言うと身も蓋もないから、やはり女の子はなかなか見せないで、最後に見せてくれた方がいいね。これが文化を創り出すんです。世の中の活力を創るんですよ。男は見せてもらうためになんとか頑張ろうと思うんだよ。「こうしたら見せてくれるかな」とか試行錯誤して努力するんですよ。あまりに簡単に見せちゃうと文化の価値も下がるんです。所詮この世はアレなんだから。ほんと、そういう風にしておかないとつまんないですよ。
ちょっと前にアメリカで、性風俗の規制が実施されたよね。それからですよ、アメリカが元気になったのは。隠すことがいいんです。隠すからこそ価値があるんです。簡単に出されちゃったら全然面白くないですよね。今では一流大学の学生が普通にキャバクラ嬢になってますね。つまんないですねえ。逆ならいいのに。キャバクラ嬢で散々苦労して、大検の資格を取って、大学にやっと受かった。これなら美談なのに。