ミュージシャンでありながらも、あらゆるメディアに進出を図る妖艶な表現者、ROLLY。女性の神聖な美しさを追い求め、一方では変態的なまでに下着への執着をみせる。その対極的な観念の深層にあるものを我々に羞恥心を抱きながらも語ってくれた。エロという底無し沼に陥ったROLLY。彼は永遠にその世界を彷徨い続ける。
僕の理想のシチュエーションは、幼稚園かな…。美しい先生となぜかこの年なのに幼稚園児の自分。先生の下着でオナニーしているところを先生に見つかって、「かずおくん、何してんの!!汚らしい…それ先生の下着でしょ。」と言われているのが好き。あんまりに僕がアホらしい変態なのでしょうがないから、先生は仕方なく「絶対に下着の中には手を入れないでね」と言う。僕は下着に鼻を押し付けて「クンクン、クック~ン」ってしてみたい。
時々ね、官能小説を朗読してもらうんですけど、それがすごくいい。鬼頭龍一さんの「縄母」も読んでもらったことがありますけど、女性に枕許で読んでもらうともうたまらんね。
僕は下着フェチであり、女装願望はあるけど、女性にはなりたくない。かといってホモでもニューハーフでもない。自分はマゾだと思ってSMをしてみたら、縛られている自分もかっこいいと思ってしまった。自分はマゾというよりナルですな。僕は残念ながら本当の「変態」じゃないみたいです。でも「変態」って呼ばれるのは好き。でもその「変態」の言い方にも好きなタイプがあってね、「やーい、変態」って馬鹿にされるのではなく、幼稚園の先生みたいな女性にやさしく「変態」って叱られるのがいい。あまりハードなのは好きじゃない。
人間のイマジネーションというのは偉大ですよ。性への欲望は止まるところを知らないですからね。人間というものは悲しいもんですね。やっぱり人間も動物なんで、自分のDNAを残そうという本能がすっごい働いて、永遠に性に憑かれているんですよね。