大阪を拠点に多方面で活躍中のぜんじろう。セックスは初級と公言する彼は誰もが抱いた先生への憧れ、遅咲きの性の理由、そして苦い青春の体験など頬を赤らめながら語ってくれた。意外と照れ性なぜんじろうが提案する本当の性の興奮とは何か。
無理矢理ヤるのと女性の方から積極的に誘ってくるのとどっちを選ぶかといえば、僕は前者。フランス書院文庫では男がマグロ状態で女性の方から責めてくるのがけっこう人気みたいですけど、マグロは嫌ですね。なぜなら、体験したから。よくないですよ、あれ。
相手はアメリカ人。仕事で沖縄に行った時、基地の中にあるバーで打ち上げをしていたら、白人の女性にえらい気にいられたんです。「どこ泊まっているの?」って聞かれたから、「あそこのホテルだよ」「今日、遊びにいっていい?」ってなことを冗談で話していたんですよ。それでホテルに帰ってスタッフと飲んでたら、電話がかかってきた。「今、ホテルの近く」って。周りのスタッフはもちろん「呼べ、呼べ」言うんですよ。
そんで来たんですよ、その女性が。部屋に入ってくると身長180cm、体重が100kgぐらいで無茶苦茶デカい。みんなマシュマロマンとか言ってた(笑)。
ソファーに座って、その女性がまず始めに見せたのが子供の写真。そんなもん見せられても、どういうつもりか分かんないじゃないですか。「旦那は?」と聞くと、「旦那とは今ちょっともめてる。あなたがかわいいからセックスがしたい」って言うんですよ。するとその女性がドーンと押し倒してきて、僕の首を抑えながら「シィーッ」って。向こうは勝手にバァーンと脱いでって、半分レイプみたいな。僕はね、違う目的だと思ったんですよ。変な兄ちゃんが出てくるとか。でもそうじゃないみたいで、「気持ちいい思いをさせてくれたら、私は帰る」って言うんですよ。しかも「お金をあげるから」って。「お金はええわ」って断りましたけどね。
「あなたはただ寝ていればいい」って言ってすごく責めてくる。アメリカ人ってパワーありますわ。自分で上に乗って「アゥッ」ってイッたので、「あぁ、やっと終わったな」と思ったら、そのまま2回目へ。まぁ、僕もなんだかんだ言いながら勃ったんだけど、やっぱりパワーと技はすごかったですよ。結局、僕が3回イクまで止めないって言うから頑張りましたよ…。悪夢のマグロでしたわ。