今後、官能小説を書くとしたら会社とか楽屋を舞台にしたものを書いてみたいですね。

周りは仕事をしてるのに自分たちはセックスしてるっていう状況がなんかいいじゃないですか。あと…、主人公がいっぱい犯されるやつもいいですね。別にレイプ願望があるわけじゃないですよ（笑）。勘違いしないでくださいね。なんか最近、犯される夢をよく見るんですよ。しかも相手は人間じゃなく怪獣みたいなやつ。私って何なんですかねー（笑）。

フランス書院で今度、読んでみたいと思うのは『指姦…美少女調教記…』（倉田稼頭鬼著 '02刊）と『トリプルオフィスレイプ』（風吹望 '02刊）。断然、これですよ。セーラー服の表紙とオフィスレイプっていう文字がどうしても気になるし、制服の乱れた感じもいい。あとオフィスの机で…っていうのもいいですよね。相手が年上でセクシーな大人の男性だったらますますいい。

官能小説を読んでて思うんですけど、プロの作家さんはすごく激しいですね。想像できないようなことまで細かく描写してる。ほんとスゴイ。私の場合はちょっと女の子らしく書きたいなーと思ったんです。例えば私がすごく激しいものを書いたらたぶんみんな退いちゃうし、ウソっぽくなっちゃうと思うんですよ。

『蒼い告白』はそういう意味で“わたしらしさ”を表現できたと思います。あの写真もほとんど自分で撮影してるんです。さすがに入浴シーンは無理だったので妹の美佳に撮ってもらいました。写真ってファンが好きな表情と私が好きな表情と違いますよね。そこが難しいところでもあり、面白いところでもあるんですよね。ほんと奥が深い。

今でこそ写真を撮られるのが好きになりましたが、昔は撮影って大嫌いだったんです。言われるままにイヤなポーズをしなきゃならないのでよく泣いていたし、写真が原因で仕事に行かなかったこともありました。でも、今は逆。どんどん男性に見てほしい。トップとヘアは見せられないけど、チラリズムでセクシーにアピールしていきたいですね。