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今月の放言

口説かれるなら40代の人がいいわ 岡元あつこ

直筆短冊

リポーターとして、役者として、そして写真集で違った魅力をいかんなく発揮している岡本あつこ。時にはダイナマイトなボディで男を挑発し、時には優しく相談にのってくれる、男なら誰しも憧れるお姉さんタイプの彼女。男にとってはまさに鱗が落ちるような女性の本音を軽快に語ってくれた。

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プロフィール 岡元あつこ

1973年10月6日生まれ。163-B92-W58-H85。トゥナイト2におけるリポーターをはじめ、バラエティ・ドラマ・写真集など多方面で活躍中。主な出演作品として『実録ヒットマン~妻その愛』『女狼~艶殺裸体剣』、写真集『SAGA~性』『surrender』他多数。2003年12月、CD『YOUR HEART ONLY』発売。

第1章 好みのタイプだったら見せちゃう

今の仕事を始めたころ、自分の胸がそれほど大きいとは思ってなかった。だから、それが商売になるとは思わなかったし、ましてやグラビアの仕事をするなんて考えもしなかった。

だって高校1年の時、Bカップだったんですよ。2年になって母親と下着を買いに行ったとき、すんごい気持ち悪い下着があって、「こんな牛がするみたいなブラジャーを誰がするんだよ」と思ってたら、自分のはそれより大きかった…。すんごいショックでしたね。

その頃は胸が大きいことは恥ずかしいことだって思ってたから、わざと小さいブラジャーをつけて抑えたり…。普通に歩いていると胸が強調されるので、遊んでるって思われるのがイヤで胸を隠そうとしてました。

私、ずっと舞台をやっていたんです。たまたまプロフィールがテレビ局にいってトゥナイトが決まって、その年に写真集も決まってともう流れるまま。「わたしなんかが出ていいの?」って、ホントびっくりでしたね。

やっぱりね、初めは戸惑いましたよ。「あのトゥナイトやってる胸の大きい子」「写真集の胸の大きい子」ってみんな胸から憶えていくじゃないですか。それに男の視線が胸にくるっていうのは、正直あんまり嬉しくなかったですよね。悲観的になったときもあって、例えば自分を好きだっていう男はもしかして私が好きなんじゃなくて、胸が好きなんじゃないか?って。もしくは、胸が大きい子と寝ましたっていう既成事実を作りたいだけなんじゃないか?って。そういう猜疑心ばかりが先立っちゃって、ガードがすごい堅くなった時期がありましたね。でも今は割り切ってますよ。しょうがないかって。

電車とかで男の人が無意識に大きい胸を見てしまうのは、なんか理解できるんです。私もプールに行ったら、見たいわけじゃないのに監視員のビキニパンツに目がいってしまうから。男の人もたぶんこれと一緒なんですよね。あとは女の勝手なんでしょうけど、男の視線を感じたとき、その相手が自分のタイプだったらちょっと胸を寄せてあげたりしてね。逆にタイプじゃなかったら「なぁに見てんだよ!」って(笑)。

私がついつい見ちゃうのはやっぱり手かな。なんで見ちゃうんだろ? もしかして、この手に触られるのか、この手に抱かれるのかって思ってるのかなあ。女って受動的だから、やっぱり“触られる”っていう視点で手を見ちゃうし、男は能動的だから、触りたい場所を見るのかも。ちなみに私の場合、私より手が大きいことがまず第一条件、そして筋肉質なことかな。

でもね、私がいう筋肉質ってちょっと違うんです。いわゆるマッスルじゃなくて、昔、運動をしててすごい筋肉があったんだけど、今はもう脂肪に変わったっていう筋肉がいいんです(笑)。表面が脂肪、中身は筋肉っていうのがたまらないですね。

だってねぇ、今でも学生時代のまま筋肉隆々だったら、仕事しないでジムに通ってるんじゃないの?って思っちゃいますよ。ヘンかもしれないけど、私にとっては脂肪に包まれて眠っている筋肉質な体がカッコイイんです。

口説かれるなら40代の人がいいわ 岡元あつこ01
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