“巨乳”といえばこの男、野田義治。故・堀江しのぶをはじめ、かとうれいこ、細川ふみえ、雛形あきこなど数々のタレントを世に輩出し、我々を楽しませてくれている。そんな野田社長が人気タレントの舞台裏、戦略、そして己の哲学を語ってくれた。
「野田社長流の女の見分け方は?」ってよく聞かれるんだけれど、これがけっこういいかげん。だって俺が好きか嫌いかだけだから。!!」って気づいたんです。遅かったですね(笑)。
他の人に「この子はいいよ」って勧められても、「んー、あなたはいいのかもしれないけれど、俺には良くないね」って。今のイエローキャブには「何でこんな子をとったの?」って言われた子が3人いるよ。小池栄子、佐藤江梨子、MEGUMIの3人は半年間言われてたね。ところが売れてきちゃうと「いやー、やっぱり目がいいねー」なんて言われる。馬鹿言ってんじゃないよ。そんなんじゃない、俺は単純にその子が好きか嫌いかだけなんだ。俺にはこの判断基準しかない。
なぜなら、好きじゃないと育てるっていうこんな仕事、やってられないですよ。だってね、最終的に俺の収入は変わらないんだから。売れてない頃はタレント収入がゼロで、売れてきたら億までいくけれど、俺はその半分すらもらえないんだからさ。だから、とる時に一番最初に考えることは、その子のことを24時間ずっと考えていけるかなっていうこと。そうなるとやっぱり好きか嫌いかっていうことになるんだよね。
もっと言うと、俺の好きというのは「ヤってもいいな、お願いしたいな」って思うかどうか、いわゆる男の本能だね。うちの子たちによく言うのは、「何もしなくても顔が写っているだけで勃ってしまう女っているんだ」って。「俺、おまえの顔を見てたら勃っちゃったよ」って若い頃は言ってましたよ。俺はそういう子を探しているんです。このように女の子をとる基準は、ホント、俺の独断と偏見。第三者に説明することなんてできないよ。オスとしての趣味と考え方で選ばせてもらっているんです。
胸がない子だって好きか嫌いかで選んでいるし、胸が大きいから誰でも好きかっていうとそんなことはない。百歩譲ってなんとかなりそうかなーって渋々とるっていうのはあるけれどね(笑)。だけど、無理矢理っていうのはない。だってさ、風俗に行ってここまでは我慢できるけれど、それ以上はダメっていう自分なりの基準があるでしょ。
仮にうちの社員が女の子を連れて来ても、「このレベルだとここまでしか行けない。もっと熱心に、そして育てるつもりで探してこい!」って言うんだよ。しかも、ルックスだけじゃない。その後ろの親子、兄弟、親戚関係、そういうことまでちゃんとリサーチしておかないと、後で何が出てくるかわからないでしょ。ちょっと売れてきたら、親がでてきてその子ごとゴソッともっていくケースが多いこの世の中で、やっぱりそういう後ろの背景からちゃんと顔を合わせていかなければならないんです。
だから、好き嫌いも含めてそういうリサーチをちゃんとやるんですよ。だってね、お金かかるもん。1年間、1人の子をじっくり育てようとしたらベンツ1台ぐらいのお金は簡単にふっとんじゃうからね。