水泳で鍛え上げた極上ボディと天性の色気を武器に、世の男性の股間を刺激し続ける女優、井上晴美。さらにその捌けた性格からサディスト的なイメージの強い彼女…。今回はグラビアや映画では伝わらない、そして掴めそうで掴めない“美人の本音”に迫った。
恋愛同様、セックスも淡白って言われます。すごくしたくなる時と、したくない時があって、したくない時はいくら好きな人でも「触んないで」とか言ってしまいます。昔それが原因ですごい大ゲンカになったことがありますよ。「ラブラブだった時期はなんだったの?」って言われて、私からみれば、それはそれでもう時間が経ってるんだからって感じ。
何でこういう性格なのか自分でもわかんないです。きっと私、すごい不器用なんでしょうね。でも仮に、それで仕方ないなって思ってセックスしたとしてもその間、次の日のセリフのこととかを考えてたらいけないでしょ?
もちろん、私がノリノリになることだってありますよ。そういう時はいつも向こうも乗ってくるので、ケンカとかはしないんです(笑)。しょうがないなぁとか言いながら、「レディ ゴー!」みたいな感じ。だから拒まれたことは一度も無いです。セックスしたくて仕方ない時って、私の場合、月の周期と関係あるっぽいんですよ。「なんだか淋しいな~」って思った時って、何気に満月だったりしてね。
どんなに「したい!」って思っても、私は至ってノーマルです。変態的なセックスって今までしたことないですよ。まあ、何をもって“変態プレイ”とするのかも、よくわからないですし。もし仮に相手がそういうことを好きだったら、私もちょっとは興味がわくんでしょうね。
例えば、『妻交換 【のぞく夫】』(柏木薫著 '04刊)は、タイトル通り自分の妻のセックスを覗く話みたいですけど、私もどちらかというと覗かれるよりは覗きたいかな。どこかに隠れてて、向こうは見られてるっていう感覚が無いなら覗いて見たい。仮に彼氏が、私ではない、他の女の人とエッチしてるっていう時、私の気持ちがどうなるのかを感じてみたい。その女の子に嫉妬するのか、自分がどういう反応をするか…。んー、でもダメかな、私、もしかしてひとつの映画として見ちゃうかも。
そんな感じでもし変態的なことを求められたら、その時のシチュエーションにもよるんでしょうけど、私の中では何がダメっていうのはないので、いくら変態プレイでも最初から全否定というのはほとんどないと思います。「とりあえずやってみようか」ってなると思います。ちなみに過去の恋愛歴を問いただす人はマゾヒストらしいんですよ。そう言ったら私もマゾヒストだし(笑)。