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今月の放言

好きな人と好きなだけ 翠玲

直筆短冊

'90年代に小室ファミリーを代表する歌手として、日本のミュージックシーンにその名を刻んだ翠玲。現在は映画やドラマなどを中心に女優として活躍している。青春時代のほとんどを芸能界という特別な環境で過ごした彼女。その性愛観&恋愛観は、男女を問わず支持される自然な感覚。それは意外なほど身近でシンプル、そしてあどけない表情から想像もできないほど逞しく強いものだった。

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プロフィール 翠玲

1995年、小室哲哉の音楽プロジェクトEUROGROOVEのフューチャリング・ボーカリストとしてカッティング・エッジからデビュー。その後、TV、映画など活躍の舞台を広げる。主な作品として映画『チャイニーズ ディナー』『金田一少年の事件簿~上海魚人伝説』、Vシネマ『ブルースの掟』『仁義37』他多数。

第1章 セクシー好き

男性でも女性でも昔からセクシーな人に憧れるんです。男性の程よい筋肉質の体とか、女性では丸さとかよりは細さというか、直線的なラインに惹かれますね。(フランス書院文庫を前にして)こういう小説は今まであまり読んだことがないんですが、もし読むとしたらそういう意味ではセクシーな男女が描かれたデザインのもので決めちゃいます。あとタイトルだったら、自分が姉妹で育ったので『隣りの美姉妹』(櫻木充著 '01刊)とかも気になります。ちなみに姉妹の中では私が長女なんですよ。

レズじゃないんですけど美しい女性って大好きなんですよね。ロサンゼルスなど、よく海外に行くんですけど、行けば“PLAYBOY”のDVDを買ったり、日本では買えない過激なセクシー写真集を読んだりします。私ってたぶん、前世男性でしたね(笑)。女性のオッパイとかいいなぁと思うときがあるんですよ。男性はよく、オッパイ派とおしり派に分かれるじゃないですか。私は断然オッパイ星人なんですよね(笑)。でもそれも大きければいいっていうわけでもなくて。DとかEカップくらいがベストですかね。仮に私が男性だったら、そのくらいが触ってちょうどいい大きさというか…(笑)。

男性がシャワーから出てきてバスタオル一枚の姿も大好きなんです。あれってすごくセクシーですよね。腰に巻いてる姿って、テレビで観てても「いいなあ」って思っちゃいますし。その中の条件としてはさっきも言った通り、マッチョ過ぎでも細すぎでもだめですね。あと胸毛が生えてる人もセクシー過ぎてだめなんです。難しいですよね。とにかく程よく筋肉のついてる人っていうのが大前提。そういう人と付き合ってると私もエクササイズしなきゃって思うじゃないですか。顔のタイプは特にないですけど、カッコイイにこしたことはないですね 。

男性が自分に合うかどうかって、抱きしめられたときに判断するんですよ。例えば車が通ったときに「危ない!」って肩とか腰に手をそえてくれる人とかいるじゃないですか。そのときにドキッとする人としない人っているんです。ドキッとした人は大抵好きになりますね。すごく伝わりにくいと思うんですけど、そんな感覚があるんです(笑)。

好きな人と好きなだけ 翠玲01
好きな人と好きなだけ 翠玲02