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今月の放言

プロ野球選手のオンナ話、教えます パンチ佐藤

直筆短冊

その筋の人に間違えられたこともあるという、現役時代のトレードマークであった「パンチパーマ」が、芸名の由来だ。'89年にオリックスからドラフト1位で指名されるほどの野球エリートでありながら、親しみやすいキャラと精悍なマスク。これでモテないわけがない。武勇伝をあげたらキリがないが、そこに悪評は残らない。愚直なまでに実直な性格は、たとえ一夜限りの関係の中においても女性に伝わるのだ。

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プロフィール パンチ佐藤

本名、佐藤和弘。神奈川県出身。'90年にドラフト1位で熊谷組からオリックス・ブレーブスに入団。'94年に現役を引退。その後はタレントに転身し、愛嬌のあるキャラクターと笑いのとれるトークを武器に、テレビやラジオ、ドラマなどで幅広く活躍している。

第1章 女のコの腋毛を見たときの衝撃

(フランス書院文庫を前にして)普段あまり手にする機会はないんですが、こうやって色んなタイトルがある中でちょっと気になっちゃうのは、『僕の獲物【継母と義妹】』(麻美克人・著 '08年7月刊)かな。これはあれでしょ、新しいお母さんとその娘とやっちゃうみたいな……。なんかリアルにありそうですよね、こういう話(笑)。エロ本でもエロ漫画でも、個人的には本当にあった話というか、とにかくリアルな感じの内容じゃなきゃダメですね。だから本を手に取る際は、普段から実録とかルポものが多いです。AVも、ガチンコな企画モノが好きですね。よく若い女優が出てるAVで、カメラ目線の女とかいるじゃないですか。もうね、「おい! 集中しろ集中!」って言いたくなりますから(笑)。その辺は性格的に、きっちりしてないとイヤなんですよね。

一般のイメージでは、“元気ではちゃめちゃなパンチくん”みたいな感じで通ってますけど、さっきも言ったように、ちゃんとしなきゃいけない部分といいますか、結構細かなところは気にするタイプなんですよね。だから自分でいうのもあれなんですが、子供の頃も、女のコにちょっかい出したり、スカートめくりとかして「やーい!」とかいうタイプではなく、いじめもせず、わりと真面目でおとなしかったと思いますね。ただ、体育の時間や野球をやっているときだけは「佐藤はすげえなあ」っていわれていましたね。運動会の一ヶ月前と当日と、その後一ヶ月、計2ヶ月だけはヒーローになれるっていう(笑)。あとはじっとしていました。

ただ、いくら真面目でおとなしかったっていっても、やっぱり若くて素敵な女の先生なんかいると、「おおっ…!」って思ったもんですよ。あと小学校の高学年にもなれば、男はチン毛が生えてくるし、女のコの体の仕組みはどうなっているのかなあとか、気になりました。そうそう、6年生の体操の時間に腋毛が生えてる女のコを見て、かなり驚いたのを憶えてますよ。ただ僕はラッキーなことに、田舎に年の離れた男三兄弟の親戚がいまして、遊びに行くたびに色々なことを教えてくれてたんですよね。

5、6年生のときのある日曜日、野球の練習が終わって風呂に入るときに、何かタマがかゆくてボリボリ掻いてたら、いきなりピュッて出ちゃったんですよ。何だこれって思って、後日その親戚の兄さんに会いに行ったときに、それはそういうものなんだと教わって。性教育って言ったらちょっと大げさですが、そういった部分ではキチッとした教育はなされてきましたね。これは本当にラッキーだったと思います。

プロ野球選手のオンナ話、教えます パンチ佐藤01
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