ぼくのことバカにしていた後輩ギャルが全裸で土下座した逆転のハメ撮り48時間プレミアムパック 4
第四章 ぼくのことバカにしていた後輩JKギャルが全裸で土下座した逆転のハメ撮り四十八時間・金曜日編
金曜日。午後六時。
遠藤が僕の家に来た。お互いに、何かのスイッチが入ったみたいに夢中で抱き合っていた。
「ん……」
キスをした。キスをしていた。後輩の生意気金髪JKギャルと、この僕が。
「センパイ」
遠藤が僕の肩に顔を埋める。身長差があんまりないので、彼女の頬が直に触れる。きつく抱きしめられている。震える腕で。
「センパぁイ……ッ」
遠藤は泣いていた。僕は遠藤のことを何も知らなかったと、キスをして初めて知った。
彼女のこと、なんならヤリマンだろくらいに思っていた過去の自分を葬り去るために、強く彼女を抱きしめ返す。
そして、もう一度キスをしようとして――「いや待って」と口をふさがれた。
「さっきからめっちゃ泣いちゃってる。メイク直すから洗面所貸してくださいッ」
五分待ってと手のひらを広げて洗面所に駆け込む遠藤。僕はすでに射精寸前だった股間を隠すように屈み、大きく息を吐く。
それからなんだかんだと二十分後くらい。
僕らは全裸になっていた。
いろいろあったけど、裸になって抱き合っていた。遠藤の赤い下着姿の刺激が強すぎて僕がパンツの中に漏らしてしまうというハプニングがあったけど、気づかれてはいないと思う。
逆にこのきつい匂いピンときていないということは、やっぱり遠藤も初めてかもと思って、すぐに勃起も回復していた。
「ん……」
キスはもう何度もしていた。することに困ったらキスしていた。そのうち遠藤から提案してきた。
「センパイ、あの、舌って、どうします? あたし出したほうがいいですか?」
僕は、そのほうがいいかもしれないと答えた。
「……りょっす」
ぱっちり立ったまつ毛が閉じられ、濡れた唇から、遠藤の舌が出てくる。目を閉じて突き出すその顔が、とてつもなくエロくて、僕は食べるように吸いついていた。
ずる、ぢゅる。舌同士が絡む感触と、リップの匂いと遠藤の唾液の味に僕は夢中になる。顔を両手で挟んで、乱暴に吸いつき、ドスケベに舐めた。吸った。近くで見ると、本当に驚くくらいの美少女のJKギャルの唇を、僕は夢中になって奪った。
彼女はされるがままだった。僕の真似をして、顔を挟んで吸いついてくる。キスのやり方を二人で覚えていく。僕たちだけのキスのやり方を作っていく。
勇気を出して、ずっと触るのを我慢していたおっぱいに触れた。
すぐいきたかったけど、童貞のがっつきと思われるのは避けたかったから耐えていた。柔らかくて、気持ちよくて、一度出してなかったらやばかったと思った。
「あ、ふ……」
遠藤がエロい声を出した。もっと早くに触っておけばよかった。
最高だった。
みぃぽよとはサイズとかボリュームとかで人によっては解釈の違いがあると思うけど、僕は遠藤の胸が最高だと思った。
もともと肌は白いほうのギャルだけど、それでも少しは日焼けの跡とかはあって、ひときわ白くて柔らかい感触の中で、桃色の乳首がグミみたいな質感を主張している。
きれいに丸い。新鮮な肌のすべすべ感。弾力すごいし。
遠藤の体のエロさに、目眩を起こしそうになった。
「ん……ふ……」
傷つけないように、優しくするようにと、頭の中では冷静になろうとしているのに、この幸せな肌触りにハマって遠慮がなくなっていく。
「あ、ん……」
遠藤が唇を吸い込むように噛む。感じているのか、痛がっているのか、ちゃんと聞いたほうがいいのかもしれない。
でも「気持ちいい?」とか、どんな顔で聞くんだよ。イケメンじゃないとそんなことは言えないだろ。
つ、と唾液の糸を唇の間に伸ばして、遠藤はつぶやく。
「……やっぱ、楽器とかやってるからっすか?」
遠藤の質問の意味がわからなくて、僕は「へ?」と声を裏返して返事する。そのとき初めて気づいたけど、息が切れるくらい興奮していた。
「触り方、エロいけど優しいっすよね。なんか、ずっとさっきから、あたしドキドキして止まんないです」
遠藤の手が僕の胸に伸びてくる。貧弱な胸板を撫でて、乳首を指先でくすぐってくる。
「ん、ふ」
僕がエロい声を出した。それが面白いのか、二人でしばらく胸の触りっこをする。隙あらばキスもした。
「は……あっ」
背中、腰、お尻。遠藤の体はどこを触っても気持ちいい。そして、どこを触っても怒らない。
なので、僕はとうとう触れてしまった。
フォロワー二十四万人のアソコに。
「ん……んっ」
一番外にあるヒダを開いて、中指の腹をそっと上下させる。
そこはもう熱くてぬるぬるしている。濡れてるんだ。
女の子がここを濡らすのは「いいって言ったじゃん」のサイン。
股の間の、特に柔らかくて何か飛び出ている部分の、ワレメをなぞった指に何かがついた。
遠藤が体を反らせたり、すごく緊張させたりしている。もしかして怖がらせているかもしれないと思って尋ねる。「大丈夫?」と。
そういえば、僕からあまり声をかけていなかった。そんな余裕もなかった。
「平気です。めっちゃ恥ずかしいだけです」
僕は遠藤に気を使わせているのかもしれない。「イヤなら遠慮しないで言って」と抱きしめ、できるだけ優しく触れることに努めて、キスを一生懸命にする。
やがて遠藤は言う。
「……それヤバいです」
指がべっとりするくらい濡れていて、彼女の足はさっきからモジモジしている。そして僕の耳元でささやくように告白する。
「あたし、センパイにちゅーされるのすごい好きかもです」
覆い被さって上から口をふさいだ。髪を撫で、胸を押しつぶし、とろとろになっている遠藤の瞳を見つめキスをした。
少し指も入れてみた。意外と簡単に、にゅるりと吸い込まれていく。
温かくて、きつい。比べるもんじゃないとわかってるけど、みぃぽよだってきつかったのに、遠藤はもっと握りしめてくるみたいで、思わず指先を曲げたら彼女の体がビクンとなった。
「センパ、あっ、んん、せんぱい、んんっ……センパイ、センパイッ」
緊張しながらも迎えてくれる。怖がってるのに、一生懸命僕の指を受け入れようとしている。
「……ちぎり」
名前で呼んだ。僕は思った。ちぎりは僕のカノジョだって。真のフォロワーは僕だけだって。
「センパイ……ッ」
ちぎりは潤んだ瞳でしがみつき、背中を仰け反らせながら、そっと足を開いた。
僕に触れさせるために、僕に大事な場所をくれるために。
中指の先は、彼女の中にどんどん潜っていく。熱さが増して、じゅわりとさらに指が濡れる。僕の肩にしがみつきながら、ちぎりは眉間にしわを寄せ、太ももを小さく痙攣させる。
「ん、あっ」
ちぎりが白い喉を見せて仰け反る。寝そべっても丸いおっぱいの先で、乳首がピンと跳ねる。
にゅるにゅると濡れていく。指を曲げた先のコリっとした場所。そこにまるで弦があるみたいに、軽く弾くだけで彼女から甘い声を引き出す。
覚えた。ちぎりの気持ちいい場所。
何度もちぎりの名を繰り返して呼ぶ。今、触れているのが大好きな彼女だってことを目と心に焼きつけ、ちぎりのことだけ考える。
彼女の唇と舌に吸いつき、可愛い反応を見ているうちに我慢できなくなり、体を起こした。
ペニスは、今までに見たことないくらいに反り返っていた。
「はぁ、はぁ……」
ぐったりしているちぎりを尻目に、説明書を見ながらコンドームをつける。
あらためて、初めて見る女の子の形に多少びびった。さっき中指を入れたあたりに目星をつけて近づける。心臓がドキドキしっぱなしでやばい。
「……入れてみてもいい?」
我ながら最低の聞き方をしてしまった。でも、ちぎりは真っ赤な顔でうなずいてくれた。
薄いゴムのような避妊具越しにも、ソコの熱さは伝わってくる。先端が触れただけなのに、ちぎりは体を反らして声を出した。恥ずかしそうに足を開いた。
ベッドで見下ろす一つ年下の彼女が、大人の女性みたいに色っぽくて僕はさらに緊張する。
「セ、センパイ」
だけどちぎりは、子どもみたいに不安な顔をしていた。
「優しめで……お願いします」
恥ずかしそうに言って目をそらす。
もしかして、とはさっきから思っていた。でもそれはさすがに勘違いかも、とか、勝手な期待すんな、とか考えないようにしていたんだけど。
あと、僕のことはさんざん「ドーテー」ってバカにしてくれたのにな、とかも少し思った。
「だ、大丈夫。任せてッ」
でもここで男の言うことは一つだろうと、彼女の手を握る。僕の強がりがおかしかったのか、それとも騙されてくれたのか、ちぎりはにっこり微笑んだ。
少しずつ慎重に進めていく。驚くほど狭くきつくて、間違えてるかなと一度確認したくらい。
そのまま進めていくと、逆に吸い込まれるようにぐりっと中へ潜っていく。先端を挟む強力な圧。でも、もっと奥へと誘っているかのようだ。
息を吐いて、一気に僕は腰を突き入れた。
「ん、んん……ッ」
ちぎりが歯を食いしばって喉をそらす。震える長いまつげ。弾む白い胸。メイクを直したばかりの目から涙がこぼれた。
「はぁっ」と息を吐いた桃色の唇からは甘い匂いがする。でもその泣き顔は普通の女の子だ。ギャルメイクの下は、年下の女の子なんだってことを今さら実感する。
「だ、大丈夫?」
真っ赤な顔で何度もうなずく。
何か言おうとして、またうめいて唇を噛んだ。大丈夫そうではなかった。僕の背中に手を回して抱き寄せる。唇を重ねる。少しでも楽になるならと思って、優しく、丁寧に舌を動かす。
しばらく続けているうちに、ようやく唇を離してちぎりは笑った。
「ようやくドーテー捨てれましたね、センパイ」
それをずっと言おうとしていたのか。
僕は生意気な後輩に「ありがとうございます」とふてくされ気味に答える。ちぎりは、涙目でまた笑う。
「私も、ようやく処女卒業ですけど」
しかしあけすけに「処女」言われると僕も恥ずかしくなり、「ありがとうございます」とまた繰り返してしまう。
「なんの感謝ですか。キモっ」
勝手なことばかり言うちぎりに、黙れとばかりに腰を動かす。ちぎりは「んっ」と、苦しいのかどうか微妙な声を出す。
慎重に、ゆっくり動く。入り口と、中と、奥。ちぎりのソコは何ヶ所も狭くて、少し前後するだけで何回も気持ちいい。
想像の五億倍は気持ちよくて、腰がどうにかなっちゃいそうだけど、両腕で体を支え、必死で優しく、約束したとおりに優しく動く。
「セン、パイっ」
僕の腕を強く握って、ちぎりは無理して笑った。
「センパイ、気持ちよさそう。よかっ……ッ」
言葉の途中で痛そうに顔をしかめる。できるだけ傷つけないように、つらくないようにと思っても、初めてでわからない。
「いい、ですよ。センパイが、気持ちいいように、してくれたほうが、嬉しいですっ。あたしのこと、気にしないでっ」
優しいことを言ってくれる後輩のために、先輩らしくここでやめるのが正解だと思う。
でも、ちぎりを抱くのが気持ちよくてやめられない。だから彼女の親切に甘えて、できるだけ早く終わらせるつもりで動いた。
「センパ、イ……ッ」
腕に食い込むちぎりの指。苦しそうな彼女の顔。
かわいそうなのに、彼女の丸い胸が僕の腰と一緒に揺れるのが感動的で、エロくて、くらくらする。
そしてなにより僕のに絡みつく彼女の中。ぬめぬめしながら、一生懸命に絡みついてくるヒダの感触。
ちぎりが本当は優しくて素直な女の子だってこと、この場所が一番正直に教えてくれていた。すっぴんのちぎりがここにいる。愛おしくてしかたない。この中から出たくない。
「はぁっ、はっ、は、あっ」
乱れた息づかいを絡ませるようにして、僕らは見つめ合い、結合部とベッドの軋む音を響かせて時々キスをした。
そうしてようやく、僕のペニスが限界に達する。
「あぁっ、出るよ、ちぎり、出るッ」
「センパイぃ……ッ」
ちぎりが必死に手を伸ばしてくる。僕をぎゅっと抱きしめて、「出してください」ってささやく。
初めて使うコンドームが破れていないかなと心配になるくらい、たくさん彼女の中に出した。
そうして体を重ねて、全速力で走ったあとみたいに僕らは息を切らして、しっかりと手を握る。
《金曜日 19時》
「マジこれ面白くないっすか?」
僕らはまだ裸でベッドの中にいた。
ちぎりは僕のペニスを「見たい」と言って、シーツをめくって遊んでいる。
「大きさってみんな違うんですよね。センパイって、やっぱでかいほう?」
「い、いや、普通だと思う」
「えーッ? まだでかい人もいるんだ。あたし、これから男子のここばっか見ちゃいそう。男子が女子のおっぱいばっか見るのわかる~」
ちん×んを握られていた。後輩のギャルに。初めての――カノジョに。
「え、なんか……え、何してんのセンパイ?」
硬くなるに決まっていた。当たり前だろと言わんばかりに、僕のペニスはむくむくと怒張を始めた。
「も、もしかして怒った? うそだってば、他の男子のなんて絶対見ないしッ。センパイのしか見ないから。マジでッ。約束するから怒んないでッ」
いや怒張とは言うけど、そういう意味じゃない。僕は正直に彼女に説明する。気持ちいいんだって。
そうしたらちぎりは、にやぁって笑った。
「な~んだ。えっちなこと考えただけか」
弄ぶように幹を擦り、僕の太ももに頭を置いて、「びっくりさせんな」とペニスに語りかける。
ちぎりの細い指が亀頭近くに触れたとき、思わず腰が浮いてしまう。その反応に気をよくして、ますます彼女は調子に乗ってさすってくる。
正直気持ちよくって、ぴくぴく腰が浮いた。そうしたら、ちぎりはペロッと唇を舐めた。
「……センパイ。アレしてみよっか?」
僕が返事をする前に、あーんと口を開いて――ぱくりとペニスを咥えてしまった。
「ちょっ、あっッ?」
セックスとも違う温かさと感触と、あと、ちぎりのエロさに僕は驚いて痙攣する。
舌がいきなり動いていた。先端を上手に舐めて、ちゅるっとすする。歯を当てないように、僕の顔を上目で見ながら、ずちゅうと奥まで呑み込んでしまう。
初めて咥えるはずのペニスを、全然怖がってなかった。
「んっ、すごいエロい匂いする……しょっぱ。れろ、うわ、ちゅぷ、やらしー、これ。マジウケる。んっ、ちゅ、ちゅぷ」
ちぎりが僕のを咥えている。唇がめくれるくらい吸って、こっち見て笑ってる。さすがエロマンガ読んでるだけある。
僕は思わず、スマホを手に取っていた。きっとこれもちぎりに見せられたエロマンガの影響だと思うんだけど、動画で彼女を撮りたいと思った。
「あ、なに撮ってんですかセンパイ。あたし、裸なんですけどー」
「えっ、あ、そうだよね、ごめん」
前にも自分の画像は渡さないって言ってたっけ。こんなの流出したらスキャンダルどころじゃないし。
「ま、いいですけど。絶対に他の人に見せないでくださいね。見せたら終わりだから。責任取ってもらうから」
「え、あぁ」
「本当やらしー。センパイがそんなスケベな人と思わなかったぁ。うぇ~い」
などと文句言いつつ、僕のペニスの横でピースサインする。
あれ? 撮ってていいの?
「マジこんなの彼氏にしか見せないやつなんで。流出させたら一緒に死んでもらうからね、センパイ」
れろ、と舌を僕の先端に這わせて、ちゅぶっとペニスを深く口の中に入れる。
彼氏にしか見せない顔を、スマホ越しに見ると余計にエロくてドキドキする。
AVを撮っているみたいだ。ちぎり主演の。現役のギャルJK主演の。
「初えっち、終わったとこで~す。センパイの部屋で、ラブラブフェラも初体験中で~す」
ちぎりも絶対に興奮している。さすが、わかってる。実況しながら僕の先端にキスして、カメラ目線したまま舌をべろりと伸ばしてみせる。
少し不器用だけど物怖じしないちぎりのフェラは、強い刺激で僕のペニスをぞわぞわさせる。でもそれ以上に、ちぎりが男のアレを弄んで咥えている映像がヤバくてクラクラする。
「センパイの素敵ィ~。あたし、夢中になっちゃいそ~」
絶対エロマンガで覚えたセリフだろってやつを、楽しそうに真似しながら「ぢゅば」って大きな音を立てた。
ギャルすごい。エッチが楽しい。絵になってる。
「僕も興奮してるよ、ちぎり、すごいエロい。気持ちいい」
「ちゅぶっ、ちゅ、ちゅるっ、れろ、えろぉ。ふふっ。ありがとぉ」
「こっち見て。見ながらしゃぶって」
「ちゅぶ、んっ、こう? あたしエロい顔してる? ねえ、センパイ……興奮してる? ちゅぶ、ん、ちゅぶ、ちゅ、れろれろ」
「ちぎりの顔、めっちゃ興奮する……先っぽ舐められるのも、気持ちいい」
「あたしも、なんか、すごい……いいかも。センパイに撮られながらしゃぶるのいい。絶対やばいことしてるから、本気で誰にも言わないでね。ちゅ、マジ二人だけの秘密ね……ちゅ、れろ」
「わかってる。すごいやばい。こんなちぎり、絶対に誰にも見せたくない」
「ん、わかってるね、センパイは。そうだよ。センパイにしか見せないあたし。センパイにしかしないフェラだよ。初めてだから、ちゃんと撮って残してね? ん、ちゅぶ、ちゅぶ、ちゅぶ」
「うあ、ちぎり……で、出そうになったら、どうする?」
「どうしよ。飲んでみたいけど、画的には……ぶっかけ?」
「いいの?」
ちぎりは、僕のペニスを舐めながら、エロい顔で微笑む。
「いいよ~。ぶっかけでいこ。マジウケる。センパイがあたしの顔にかけるって」
マジウケる。僕がちぎりの顔にぶっかけるなんて。
根本をしっかり支えて、ちぎりの顔が激しく上下する。僕はそれを撮影しながら、つま先をぴんと伸ばす。
「で、出るよ、ちぎりっ」
「んっ、どこ? このへんにいればいい?」
ちぎりはペニスの先で目を閉じて口を開ける。そうして素早く手で擦る。わかっているから舌も出してくれる。ありがとうアプリのエロマンガ。
最初の射精は、ちぎりの鼻先をかすめて飛んでいった。自分でペニスの向きを変えてちぎりの顔に当てる。やった、と思った。必死かよ、とも思った。
びしゃっ、びしゃっと顔にかかる精液。眉根を詰め、赤くなって受け止めているちぎり。最後まで出しきった。ちぎりの顔は僕の精液でべとべとだ。
そして思った。何してんだって。
ちぎりも同じことを考えてたらしく、目をつぶったまま笑いだす。そうしたら、垂れてきた精液が口の中に入った。
「にが、しょっぱ」と彼女が言って、僕らはもう我慢できなくて大笑いした。動画の中で、ちぎりが僕の精液まみれになって笑ってる。
おかしくて、二人して転げ回った。ちぎりが大好きだと思った。
《金曜日 20時》
「これ。このドラマ。この曲がなんか好きになって、自分でも弾きたいと思って弦楽部に入ったんだ。まさか誰もいないとは思わなかったけど」
「前にみぃぽよが言ってたやつ?」
「そう。一人で弾いてみたら想像以上につまらなかったけど、途中でやめたらもっと笑われそうな気がして続けてる」
「なにそれ。センパイってやっぱり変な人じゃん。ウケる」
一緒にコンビニの弁当やカップ麺を食べて、だらだらとしゃべっている。ちぎりは僕のスウェットを着ていた。まるでここで一緒に住んでいるみたいで、ちょっとおかしくて、ちょっと興奮した。
「中学のときにインスタ始めたんですけど、前からギャルで有名な人とも繋がり合ったから、わりとすぐフォロワー増えて事務所に声かけられて。服代くらい稼げるかなぁって。うち、子ども多すぎて放任だからやりたいならやれっていう感じなんですよ。七人兄弟の六番目」
「へえ。にぎやかな感じだね」
「や、全然。お互い無関心だもん。すぐケンカになるし。家も狭いから、みんなけっこう泊まりも自由なの。そこだけはよかったって、今日思いました」
「うん。思ったね」
「へへへ」
こういう話を部室でしたことはなかった。変な話、セックスして初めてお互いのことをいろいろ知った。
子どものときのことまで話した。小学生のときに金髪にして親と先生に無理やり黒くさせられた話も、ちぎりはめっちゃ怒りながらしていたけど、やっぱりどっちもどっちだと思って笑った。
ようやくお互いの間に壁がなくなった感じ。いや、壁なんてなかったってことを、やっと知った。
そして肝心なことも、僕らは告白し合った。
「たぶん、ちぎりがキレたとき。なんていうか、あのとき悲しくなった。どうして怒ったのかわからなかったけど、傷つけたのはわかったから。もしかしたら、その、僕はちぎりが好きだから悲しいのかなって思って落ち込んだ」
「……うん」
ちぎりは僕の肩に頭を載せて「ごめんなさい」と言った。
「あたしは、その前からセンパイのこと好きなの自覚してた。いつかっていうのはわかんないけど、チョロ弾いてるセンパイの手がかっこいいのも、絶対にあたしが先に見つけたやつだったし。センパイが優しいのとか、髪とかイジったらたぶん顔もイケてしまうのとか、そういうのもあたしが自分で見つけたやつだし。センパイはあたしのだって、けっこう前から勝手に思ってた。だから、ちやほやされてるセンパイ見てキレちゃいました。ごめんなさい」
僕の手を握ったり、髪を触ったりしながら、潤んだ瞳で見つめる。僕もちぎりの頬を撫でて言った。
「もっと早くに気づけばよかった。両想いだったのに」
ちぎりは「だったらこの土日で取り返そう」と笑う。
キスをして、とうとうあの話もする。
「じや、お風呂は……どうする?」
《金曜日 22時》
ちぎりが僕の前ですっぴんになるのに、けっこうな時間を要した。裸になるのはあんなにいさぎよかったのに、まだ顔を隠してイヤイヤしている。
「無理無理っ。もーマジ無理。絶対ブスとか思ってるっしょ?」
「思ってないって。インスタで見たときも可愛いと思ったし。むしろ部屋ではすっぴんでいてほしいぐらい」
「無理ッ。センパイには完成形のあたししか見せたくない~ッ」
真面目にちぎりはすっぴんも可愛い。そりゃ眉毛ばかりはどうしたのって感じになるけど、こんなのただの美少女だろって思う。
「可愛いよ。ちぎりは世界一可愛いって真面目に思ってるよ」
シャワーの中で、ちぎりの肩を抱く。ちぎりは恥ずかしそうにしながら、僕の腰に軽く手を添える。
「……センパイって、一回ヤったらいきなり男らしくなりましたよね。男って誰でもそうなんすか?」
そこは少し自覚している。変な自信ついちゃったなって。だって、ちぎちょが僕の初カノで、僕がちぎちょの初カレだぞ。
世界は僕の味方だと思えてしまうんだ。
「ちぎりだからだよ」
抱きしめて耳元でささやく。
「遠藤ちぎりを僕のカノジョにした。誰だって自信つくだろ」
甘ったるいため息をこぼして、ちぎりは顔を上げて目を閉じた。
キスをして体をまさぐり合う。胸や股間に触れ合う。僕のはもうすっかり硬くなっていた。無限に勃起できると思った。ちぎりだから。
でも避妊具は、部屋に置いてあった。
「いいですよ。あたし、口でします」
ちぎりは床にしゃがむと、また僕のペニスを握ってくれた。
「いいの?」って聞いたら笑って言う。
「あたし、センパイのカノジョですよ? このくらい普通にやるから、いつでも言ってください。ちゅっ」
鈴口へキスをして、もう一度僕を見上げながら、にっこりとキス。カノジョの両手と幸福感にペニスは包まれていた。
そして、スマホも部屋に置いたままだったことを思い出す。何をしてんだ、僕は無能か。絶対撮らないとダメだろ。
「ん、れろ。センパイ、ここがいいんですよね?」
裏筋にいきなりレロレロと舌を押しつける。すごくいいんだけど、刺激が強すぎて腰が引けてしまう。
「いい、けど、いきなりは、きついかも……根元のほうから、とか」
「ここっすか?」
そのまま舌が降りていって、袋と繋がっているあたりを舐め回す。くすっぐたいような、温かいような優しい快感がぞくぞくと迫り上がる。
「うん……気持ちいい」
「じゃ、もう少し離れて、こことか?」
ペニスの周り、陰毛にまでキスをして、舌を伸ばして絡めるように舐めてくれる。
くすぐったさは強くなるけど、ちぎりの顔がエロくて最高だった。彼女はそのまま、手で幹を擦ってもくれる。
「ちぎり、すごい……上手いよ、絶対」
初めて同士で手探りをする快楽は、新しい発見だらけで感動に満ちている。
「咥えて……ちぎりッ」
「あむ、ん、ちゅぶ、んん、ひぇんぱい、ん、んっ、ん、ん、くちゅ、んん」
口の中で再び裏筋が責められる。逃げ場のない快楽が僕の脳みそを溶かす。
「ンぐ、ンぐ、ンっ、ンン……ぢゅっ。ん、ぢゅっ、ぢゅぱ、ぢゅっ、ぢゅぶぅ、ぢゅっ」
僕は変な声を上げて喉を震わせた。
ちぎりは喉の奥まで突かせ、それでも足りないとばかりに顔の角度を何度も変えて、もっと奥までペニスが入る位置を探す。
とんとんと当たっているこれが彼女のほぼ食道器官なんだと思ったら、僕はとんでもないものを征服してしまったような気になって、急な射精欲に頭が染まる。
「で、出るよ、ちぎり!」
「ふぁいッ、ひぇんぱ……んんっ、ン、ン、ンーッ。ふ、けほっ」
ちぎりはもちろん、そのまま口の中に出させてくれた。でも、さすがに飲み込むのはきつかったみたいで、後半のは口から吐き出して、胸や太ももに浴びてしまっていた。
「ご、ごめん、ちぎり……」
やりすぎたと、そのかわいそうな姿を見て反省する。
「けほっ、ん、けふっ。こっちこそ、ごめんなさい、センパイ。あとでまたチャレンジさせてください!」
だけどちぎりは、むせながら無理して笑う。
「けっこう飲めてたし、あと少しだった。惜しかったぁ~!」
「無理にじゃなくていいよ……」
僕も興奮して喉の奥に出しちゃったけど、普通に考えてあんなの飲むの苦行でしかない。いきなりそんなことをさせる僕が悪い。
部活じゃないんだから、そんな根性見せなくても。
「でも、なんか」
口の中の味を確かめるようにこくりと喉を動かし、ちぎりは精液の飛び散らかしを顔につけたままニカっと微笑む。
「覚えることめっちゃ多いけど、めっちゃ楽しい! もっと勉強して、センパイのカノジョマスターにあたしなりたい!」
僕には眩しすぎるギャルの前向き思考。
濡れた髪を撫で、一緒に笑いながら僕はちょっと本気で感動していた。
お風呂に入ろうと誘う。ちぎりは重いからいいって言ったけど、やってみたかったので浴槽の中で僕を背もたれにさせて抱きしめる。
「なんか恥ずかしい。やっぱり重くない?」
「大丈夫。それに気持ちいい」
「気持ちいいって……んっ」
「胸も触れるし」
「やー、これ目当て? えっちだ、センパイ。マジえっち」
ちぎりは胸が大きい。胸のことを考えるとどうしてもみぃぽよが浮かんでしまうので、早く忘れるためにも積極的に手を馴染ませる。
指で波を立たせるように。ふいごの楽器を演奏するみたいに。
「センパイ……触り方、えっち」
「変かな?」
「変とかじゃなくて……先っちょ、触ってほしくなる」
「こう?」
「やっ、んん」
お湯の上に出ている桃色の乳首を摘まむ。ぱしゃんと膝を浮かせてちぎりが身をよじる。
「こうだ」
他の指では胸を揉みつつ、人差し指と親指はくりくりと乳首を転がす。ちぎりの体が人魚みたいにパシャパシャと跳ね、可愛い声も出す。
そして、股間にも手を伸ばす。
「センパ……ダメ、えぇッ」
お湯に混じったちぎりの体液の温度を、僕の指は捕まえる。中指だけですくって、ちぎりの中でかき混ぜる。
指一本を千切りそうなほど締めつけ、バシャンと膝が勢いよく閉じた。だけど、僕はギャルの太ももの間を強引に遊び続けた。
「センパイ、ちょっとッ。ダメ、もう、えっちすぎるから、もう、んっ、あんッ」
強くなりすぎないように、でも、絶対に逃がさないように。
おっぱいだってもちろん責める。真っ赤になっていく可愛い耳に息を吹きかけ、甘く齧る。
「あぁん!」と、ちぎりの声は大きくなっていく。
「僕だって、がんばらないと」
「ん、え……?」
「ちぎりが喜んでくれること、全部調べて覚える。ちぎりマスターになる」
全身を撫で回し、彼女の反応を確かめ、悦びのサインがあった行為にマークする。
ちぎりを知りたい。ギャルを学びたい。彼女を完ぺきに覚えて、もっともっとセックスを楽しませたい。
やがてちぎりは、僕の頭に腕を伸ばして、喘ぎで息切れしながら媚びた顔で言う。
「センパぁイ……早く、ベッド行こうよぉ」
初めて同士の新鮮な体験は、深夜を過ぎても飽きることはなかった。
【Web連載はここまで。続きは本編でお楽しみください】