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【完全版】人妻肛虐全書Ⅰ 暴走編 2

 

 冷二はニタッと笑った。

「それでいいぜ、奥さん。俺がいつでもオマ×コをさわれるようにしておくんだ」

 冷二は松の後ろで真樹子の両手を縛ると、うれしそうに舌なめずりして、真樹子の身体に手を這わせはじめた。首筋から形のいい生娘のような乳房、腰のくびれへと指先で撫でまわしながら、指のあとを追うように、いやらしい唇を這わせていく。

「ああ、あ……やめて……」

 真樹子は総身に悪寒が走った。冷二の指は肌を這う毛虫を思わせ、その唇は蛭を思わせた。大きく開いている両膝が、ガクガクとふるえた。

「まったくイカすぜ、奥さんの身体」

 冷二は獣のようにうなりながら言った。

 見事としか言いようのない素晴らしい真樹子の肢体だ。悩ましい曲線を描き、腰は高くキュッとくびれて、両脚は外人のように長い。肌理の細かい肌はシミひとつなく、肉感的でいて引きしまっている。

 まるで天から舞い降りてきた天女のようだった。

「さすがに元スチュワーデス。フフフ、こんなにイカす奥さんの身体を知っちゃ、そこいらの女なんぞバカらしくて抱く気にもなれねえぜ」

「……か、かんにんして……」

 乳房をいじりまわされ、乳首を吸われながら、真樹子は右に左にと顔を伏せて泣き声をあげた。冷二の愛撫は嗜虐性が濃く、乱暴で乳房を握りつぶさんばかりだ。

「あ、あ、痛いわ、そんなに強くしないで……ああ、痛いのよ」

「乳首が硬くとがってきたぜ、フフフ。乱暴にされると感じるんだろ、奥さん」

「う、嘘よ……そんなことないわ……あ、ああ、そんなにひどくしないでッ」

 真樹子はかぶりをふった。乳房をいじくられるたびに、痛みの底でツーンと湧きあがる妖しいうずきを、けんめいにふり払おうとするかのように顔をふるのだ。

「ヤセ我慢しやがって。どれ、オマ×コの具合はどうなっているか、見せてみろ」

 冷二の指先が、大きく割り開かれている太腿の付け根、媚肉の合わせ目に這った。

「あ、さわらないでッ」

「じっとしてろッ……どれ、フフフ……ほれ見ろ、しっとりと濡れてるじゃねえかよ。敏感なくせしやがって」

 冷二は指先で媚肉をなぞった。とろけるような媚肉に指を分け入らせ、ゆるゆるとまさぐる。

「あ、あ……恥ずかしいッ」

 真樹子は羞恥に身体をうねらせて、すすり泣いた。

 こんな姿をもし、死んだ夫に見られたら……。そう思うと、真樹子はいっそう高くすすり泣いた。

 若さに似合わず、冷二はねちっこかった。すぐには犯そうとせず、さんざん真樹子の身体をいじくりまわして楽しむのだ。捕らえたネズミをすぐには食べず、ゆっくりともてあそんでから料理する猫にも似ていた。

「ああ、真樹子はもう観念しているのよ……いつまでも嬲られるのはいや……ひと思いに、ね、ひと思いに犯して」

 真樹子は冷二の嗜虐的な愛撫に耐えきれず泣き声をあげた。

「フフフ、いつも同じセリフを言いやがって……俺がじっくり楽しむ男だってのはもう、わかってるだろうがよう、奥さん。もっと濡れなきゃだめだ。メロメロになって俺に犯されるんだぜ」

 冷二は松葉を引き抜くと、先の鋭くとがったのを三、四本束ねた。

「ああッ、ま、また、そんなものを使う気なの」

「わかってるくせによ、へへへ」

「いや、いやです……かんにんしてッ」

 ブルッと真樹子は身ぶるいした。いつも決まって前戯に松葉を使う冷二である。そんなものを使って女をいたぶる冷二が、真樹子には信じられない思いだった。

「そんなものを使うなんて……へ、変態よッ」

「言ったな、奥さん、フフフ」

 いきなり冷二は、束ねた松葉の先で真樹子の乳首をつついた。チクチクと陰湿につつきまわす。

「あッ、ああッ……い、いやあッ」

 真樹子は顔をのけぞらせて、乳房をブルブルとゆすった。

 その乳房を付け根から絞りこむようにつかんで、冷二は松葉で乳首を狙う。右、左と交互に真樹子の乳首を襲う。

「いいだろ、ほれ、ほれ、うんと気分を出すんだぜ。オマ×コがビチョビチョになるまでやめねえからよ、フフフ」

「あ、あああ……い、痛いわッ」

 真樹子は泣き声をひきつらせた。

 硬くしこっている乳首に、チクチクと鋭い松葉の先が襲うのだからたまらない。繊細な乳房の神経がヒリヒリとうずいた。

 冷二はおもしろがってチクチクとつついては、その痛みをほぐすように乳首を口に含み、しゃぶってはまた、松葉を使った。何度もくりかえす。

「ああ、あ……冷二さん、もうやめて……ああ、かんにんして」

「フフフ、オマ×コをたっぷり濡らしたっていうのかよ、奥さん」

 冷二は指先で媚肉をさぐった。

「まだまだ、こんな濡れ方じゃたりねえよ」

「そ、そんな……残酷だわ」

「フフフ、残酷もクソもあるかよ。こうなりゃ、クリちゃんをいびってやるぜ。そうすりゃ、いやでもメロメロにならあね」

 冷二は新たに松葉を取ると、真樹子の前にかがみこんで、媚肉の合わせ目に指を這わせた。

「い、いやあッ、そ、そこだけはかんにんしてえッ」

 泣き叫ぶのをかまわず、ググッと媚肉をくつろげて、サーモンピンクの肉襞を剥きだした。

 色といい、形といい、文句のつけようのない見事な肉の構造だ。冷二は眼を細めて見入りながら、その肉襞をまさぐり、女芯をさぐりあててつまみあげた。

「いい声で泣けよ、奥さん」

 つまんだ指先で揉みこむようにして、冷二は松葉で狙った。松葉の鋭い先が数本束ねられ、チクッと真樹子の女芯を刺す。

 その瞬間、ビクンと真樹子の身体がはねあがり、ひッと悲鳴がほとばしった。

「いや、いやあッ……そこはしないで、ひッ、ひいッ……」

「フフフ、いい声で泣きやがる。そんなにいいのか、ほれ、ほれッ」

 冷二は指先でつまんだ女芯をシコシコといびりながら、松葉でつつきつづけた。

 女の身体のなかで最も敏感な箇所をつつかれるのだ。真樹子の白くムッチリとした腰のあたりがガクンガクンとはね、のたうつ。

 冷二はそれがおもしろくてならぬといった様子で、ますます嗜虐的な興奮をそそられる風情だ。

「クリちゃんが反応してきたぜ、奥さん。フフフ、好きなんだな」

「お願い、もうしないで……ひッ、ひッ、そんなにされたら、た、たまらないわッ」

 線香のように束ねられた松葉が女芯をつつきまわし、グリグリと押しつけられる。そのたびに真樹子の腰が、まるで電気でも流されたようにブルッ、ブルルッと痙攣しながらはねあがった。

「か、かんにんしてッ……もう、もう真樹子を犯して」

「まだだよ、奥さん。もっとお汁をあふれさせなきゃ、ブチこむ気にはなれねえな、フフフ。犯して欲しきゃ、もっと気分出しな」

 冷二は意地悪く言った。そうは言ったものの、さっきから真樹子にむしゃぶりついていきたい欲望を、必死にこらえているのだ。

 松葉を使う冷二の手に、いちだんと熱がこもった。真樹子の蜜にまみれた松葉は何本も折れ曲がった。そのたびに新しい松葉に取りかえられ、執拗に女芯責めは続いた。

「ひッ、ひッ……もうかんにんッ」

「フフフ、よしよし、だいぶメロメロに濡れてきたな。犯して欲しいなら、いつものように甘えねえか、奥さん。ほれ……」

「ひッ、ひいッ……ああ、いいッ、いいわ。冷二さんがいたずらしてくれるから、とってもいいわ……あ、ううッ、真樹子、感じてるわ……」

 執拗な松葉責めに耐えきれず、真樹子は泣きながら、教えこまれている言葉を口にした。冷二にもてあそばれるたびに、必ずこの恥ずかしい言葉を言わされる。言わない限り残酷な責めは終わらないのだ。

「ああ、いい、とっても気持ちいいわ……冷二さんが欲しいわ」

「フフフ、そんなにいいのか。よしよし、ほれ、ほうれ」

 冷二は、充血した真樹子の女芯を、さらに松葉でつつきまわした。ジクジクと蜜をあふれさせ、内腿にまでしたたらせるのがたまらなかった。

 冷二はクククッと欲情の笑いを洩らした。

「どうだ、奥さん。俺の太いのをブチこんで欲しいか、フフフ」

「あ、うう……いッ、いいわあ……欲しい、もう、もうカタをつけてえ」

 それが真樹子の本心ではなく、冷二が強要した言葉であっても、その悩ましい真樹子の声を聞くと、冷二はひどく興奮するのだ。バミューダの前が痛いまでに硬く張ってくる。

 冷二はもう自分の欲情を抑えきれなかった。ふるえる手で、真樹子を後ろ手に縛った縄を解く。真樹子の足もとには、蜜に妖しく光る松葉が、無数に散らばっていた。

 

(次回更新は8月29日です)