フランス書院編集部発

【2018年10月15日】

第21回フランス書院文庫官能大賞、結果発表

「第21回フランス書院官能大賞」(5月末日締切分)にご応募をいただき誠にありがとうございました。

編集部で厳正な審査をおこなった結果、下記の通り決定しました。
=================
大賞
該当作品なし

新人賞(賞金30万円)
該当作品なし

特別賞(賞金30万円)
「脅されて犯されて 女子高生の性奴隷」(T.Sさん)

ノンフィクション部門
該当作品なし

=================

■受賞作講評

■特別賞

「脅されて犯されて 女子高生の性奴隷」(T.Sさん)

男性教師との不貞の関係を体育教師に知られ、証拠の動画をネタに脅迫され、もてあそばれる美少女。さらに教え子を守ろうとした女教師までもが凌辱の渦に巻き込まれ……というお話。
昨今、ストーリー性より濡れ場の激しさを売りにした「暴走系」(編集部命名)作品が増えているが、本作はしっかりストーリーが組み立てられていた。セリフと心情、地の文を巧みに使いこなし、飽きさせずにグイグイ話を引っ張っていく腕は見事としか言いようがない。
実は今回、二次から最終に進めなかった作品には「個性が強すぎた」作品が多かった。作家(特に新人)はたしかに個性が大事だと思うが、多くの読者に手にとってもらうには、わかりやすいストーリーや誰にも受け入れてもらえる文章も必要だ。
暴走系ではない、本格凌辱の担い手は、編集部が長らく待ち焦がれていた才能であった。著者はまだ20代前半と若く、可能性を感じさせる。ぜひ綺羅光先生、御堂乱先生、御前零士先生のような凌辱小説家として大成してほしい。

=================

以下、惜しくも受賞を逃した作品についての講評です

「六畳一間のS→←M母娘」(T.Tさん)

大学生になって一人暮らしを始めた青年の隣家に引っ越してきた美母娘。「母親は積極的なドM、娘は蠱惑的なドS」。どんどんエッチになっていく母娘に、主人公の大学生活は甘く淫らに染まっていく。
設定とキャラクターに一気に引き込まれた。SとMの母娘? 聞いただけでワクワクする。魅力的な設定を作れるのは才能だ。この著者は今の官能小説の売れ筋をよくわかっていると感じた。
問題はそこからだ。
ポップで明るい誘惑系――それは現代誘惑小説の王道だ。作家も、作品の数も多い。だが、現実には明確な成功をおさめている著者は少ない(選択肢が多くても、結局はトップの作家の作品だけを読者は買うのかもしれない)。
だから編集部としては、こういった売れ筋の原稿に出会うと、最初は前のめりになるのだが、受賞=デビューとなると、どうしても慎重な目で検討せざるを得ないのだ。
ざっと読んだときの雰囲気はいい。明るく楽しく癒される。だが、原稿を精緻に検証していくと、また違った感想が出てくる。一見テンポがいいように思えるのだが、ところどころ地の文が重く、じれったく感じた。セリフの掛け合いのテンポも遅く思えるところがあった。さらに言えば、一つ一つのセリフ(特にヒロイン側のセリフ)の魅力をもっと高めて欲しい。男性視点に偏り、ヒロイン視点が少ない気もした(中高年読者の多いフランス書院文庫では、三人称の女性視点が多い方が読者の支持を得やすい)。
この著者がめざす方向は、売れ筋であるがゆえに、ライバル作家や作品数も多い。そこから抜け出すためには、作品の魅力をさらに高める必要がある。

「マッスル男の不器用美姉妹狩り」(M.Mさん)

亡き弟がかつて愛した女は人妻となって幸せな人生を送っていた――自殺した弟の復讐のため、人妻を凌辱、さらにはチアリーディング部の妹までも、凌辱の毒牙にかけていく。
構成は粗く、読者サービスという面では物足りない部分は多かったが、(「未挿入の濡れ場が連続していた」「3Pシーンを予感して終わらせている」など)、姉妹を狙う男のキャラクタ造形がすばらしく、一気に読了させる力に満ちていた。
ただ、「自殺した男の復讐」というテーマは、すごく「重い」。本来ならば、凌辱小説らしい「バッドエンディング」――姉妹を完全に牝奴隷に堕とすといった――になりそうなところだが、誘惑小説のような明るい終わり方で正直拍子抜けした部分もあった。
「作者が書きたい作品」と、「完成した作品」で方向性が異なってしまい、結果、「カテゴリーエラー」が発生しているように思われ、受賞までには推しきれなかった。
ただ、もしかしたらこれが凌辱でも誘惑でもない「新しい官能小説」なのかもしれないという思いも同時に抱かせる、選考が非常に難しい作品のひとつだった。

「明かせない夫婦関係の構築」(T.Iさん)

実の姉、幼なじみの母娘と一線を越えた少年、そして夏休み、全寮制女子校に通っていた実の妹が帰宅してきて……つぎつぎと「夫婦関係」を結んでいく姿を描いた誘惑小説。「ハーレム小説」特有の、明るく楽しい雰囲気に満ちていたところを高く評価したい。本編に通底する「圧倒的な多幸感」は、他の投稿作品と比べ、頭ひとつ抜き出ている感はあった。
ただ精読すると、文章を書き慣れていない印象を禁じ得なかった。指示語の多さ(「この」「その」「そんな」「そうしたら」など)、視点の不統一(同一の節で異なったキャラクタの心の声があらわれる)など気になる点は多く、文章の修業がもう少し必要かもしれない。
指示語を具体的な言葉で表現すると、セリフに魅力が出ることは多い。フランス書院文庫でいうと、神瀬知巳先生、美原春人先生、香坂燈也先生などの作品を読んで、魅力的な台詞の作り方を勉強してほしい。

=================

ノンフィクション部門の講評です。

「性的拷問の歴史」(O.Tさん)

戦前の特高が女性容疑者へ用いたくすぐり責め、全裸で縛り付け、老婆に全身を噛ませるマフィアの拷問方法、江戸時代、脱走した遊女に行われた燻し責め……様々な時代、場所で行われてきた性的拷問法を記したノンフィクションである。
肉体的に苦痛を与えるのが拷問だと思っていたが、快楽(手コキの寸止めのようなもの)に近い拷問があると知ったのは驚きだった。たとえば吉原の遊女に行われたくすぐり責めでは、女郎の両手両足を縛り、鳥の羽や毛筆で体の敏感な部分をくすぐる。次第に呼吸ができなくなって咳き込み、悶絶するというものだ。「過ぎたる快楽は毒」という言葉が頭に浮かんだ。
惜しむらくは、すでに刊行された書籍などからの「引用」が多かったことだ。引用は著作権上、許されている行為だが、自身の思想や考察とは明確に区別しなければならない。本作ではそのへんがあいまいだったように思える。

「ストリートナンパの素敵な仲間たち」(H.Tさん)

うつ病を患いながら、モテたい一心で、「非モテ」の40代独身男性が一発発起。ストリートの先輩ナンパ師たちに教えを請いながら、人生を立て直していく、自己啓発系感動ノンフィクション。どん底からの復活ストーリーには引き込まれた。
どうやったら女性とセックスすることができるのか。理詰めで解説していく。ガンシカ、ギラ、グダ、即、準即……様々なスト(ナンパ)用語ともに語られる方法論は、工学書を読んでいるような印象を抱いた。また、昨今の「ナンパ塾問題」についても触れられている点は興味深かった。
残念だったのは作品の分量が少なかったことだ。どうやって鬱から立ち直ったのか、などについても、もっと掘り下げて欲しかった。ナンパの技術書は世の中にあふれている。この著者にしか書けない特色を出せば、さらに良い作品になったのではないか。
なお、本作に関しては、受賞には至らなかったが、なんらかの形で読者のみなさんに届ける方法がないか検討したい

=================

次回官能大賞の〆切は、11月末日です。
皆様のご応募、お待ちしております。

【2018年9月21日】

ひとことレビューその6~『淫らでごめんね 僕のかわいい奴隷たち』桜庭春一郎

4326『淫らでごめんね 僕のかわいい奴隷たち』桜庭春一郎

第20回 フランス書院文庫

官能大賞 特別賞受賞作

 

桜庭春一郎(さくらば・しゅんいちろう)、衝撃デビュー!

=====================

受賞時の講評はこちら。

近未来、性欲や特殊な性癖をこじらせた若者の行動が問題化。公然わいせつ事件が多発。政府は通称「露出プレイ自由特区」を作り、そこに若者たちを閉じ込めた――という話。
御堂乱の『奴隷新法』のように、特殊な設定を利用した官能小説が徐々に受け入れられつつある。にしても、いまだに(二次元ならともかく一般向け)官能小説の主流ではない。にもかかわらず、長編に仕上げた著者の意欲には、最大限の賛辞を送りたい。設定はおもしろいのだけれど濡れ場は物足りない、というパターンが多いのだが、この著者は濡れ場もしっかり描け、何より露出癖のある女の子たちがかわいい! 実は設定以上にそこを評価したい。

=====================

とにかく、ヒロインたちがかわいい! と評判の受賞作がついにベールを脱ぎます。

かわいい女の子が読みたいあなた

マゾっ娘が大好きなあなた

新しい官能小説を体験したいあなた

この小説をお読みください!

【2018年9月21日】

ひとことレビューその5~『母娘崩壊 襲われた人妻とファザコン娘』北都凛

4325『母娘崩壊 襲われた人妻とファザコン娘』北都凛

正統派王道凌辱小説の雄、北都凛(ほくと・りん)。

娘の寝室で、娘の破瓜を目撃させられ、さらには夫が眠る横で……

夫の部下・牛島の下劣で卑劣な悪漢ぶりにご注目ください。

『母娘喰い 奪われた媚肉』(キルタイムコミュケーション刊)を大幅に加筆し、修正を加えた、「真・母娘喰い」とも言える一冊。

官能小説を愛するすべてのファンに捧げる会心作です。

【2018年9月21日】

ひとことレビューその4~『おいしい出張 美人課長、女社長、新入社員と』弓月誠

4324『おいしい出張 美人課長、女社長、新入社員と』弓月誠

出張先で、あこがれの女上司とまさかの相部屋に!?

美人課長との出張をきっかけに、

未亡人女社長、人妻新入社員とも夢のひとときが訪れて……

弓月誠(ゆづき・まこと)にしか描けない、

最高の誘惑出張!

サラリーマンの読者の方々、

出張中の飛行機、新幹線など、

まさに移動中におすすめの一冊です!

【2018年9月21日】

ひとことレビューその3~『五人のしたがり未亡人 女社長、兄嫁、女上司、女家庭教師、義母』神瀬知巳

4323『五人のしたがり未亡人 女社長、兄嫁、女上司、女家庭教師、義母』神瀬知巳

デビュー以来、

フランス書院の誘惑小説部門のトップを走り続けている

神瀬知巳(かみせ・ともみ)。

 

年下の部下に「言いなり」にされる未亡人女社長

ふたりしか知らない淫らな「秘密」とは……

書き下ろし短編「ぬるぬる未亡人 女社長は僕の言いなり」を含む、

神瀬知巳にしか描けない、5人の淫ら未亡人。

あなたのお好みの未亡人がきっと見つかるはず!

【2018年9月21日】

ひとことレビューその2~『向かいの隣人【シングル母娘と兄嫁】』香坂燈也

4322『向かいの隣人【シングル母娘と兄嫁】』香坂燈也

デビュー以来、着々と刊行を重ねている香坂燈也(こうさか・とうや)。

本作で10作目となるそのキャリアは、まさに人気の証明です。

向かいのアパートに住む美母娘、智佐子と優樹菜。

大学生の直隆は、窓から見える美しいシングルマザーの「異変」に気付いて……

デビュー作『隣りの独身美母(シングルマザー)』がお好きだった方にももちろんおすすめ!

香坂燈也の「すべて」が詰まった、傑作長編です!

 

 

【2018年9月21日】

ひとことレビューその1~『全裸教壇 未亡人女教師、人妻女教師、教育実習生』天海佑人

4321『全裸教壇 未亡人女教師、人妻女教師、教育実習生』天海佑人

近作「全裸シリーズ」が好調の天海佑人(あまみ・ゆうと)。

今度の全裸は、女教師だ!

「〝冒頭〟の魔術師」と言いたくなるほどの巧みな幕開けで、

読者を一気に「天海ワールド」へいざないます。

「体験」しないと損ですよ。

近作、『全裸家政婦【ふたりの兄嫁と義母】』『全裸お手伝いさん』もぜひ!

 

【2018年9月21日】

フランス書院文庫最新刊は本日配本!

2018年9月21日、本日はフランス書院文庫の配本日です。(お住まいの地域により書店に並ぶのが遅れることもございます。ご了承ください)

4321『全裸教壇 未亡人女教師、人妻女教師、教育実習生』天海佑人
4322『向かいの隣人【シングル母娘と兄嫁】』香坂燈也
4323『五人のしたがり未亡人 女社長、兄嫁、女上司、女家庭教師、義母』神瀬知巳
4324『おいしい出張 美人課長、女社長、新入社員と』弓月誠
4325『母娘崩壊 襲われた人妻とファザコン娘』北都凛
4326『淫らでごめんね 僕のかわいい奴隷たち』桜庭春一郎

     

今月は、第20回フランス書院文庫官能大賞から飛び出した新人、

桜庭春一郎(さくらば・しゅんいちろう)に注目です。

次記事からひとことレビューです!

【2018年9月20日】

第21回フランス書院文庫官能大賞 最終選考通過作品発表

第21回フランス書院文庫官能大賞(5月末〆切分)において、

最終選考を通過した作品を発表します。

※ ペンネームが記載されていた場合は、ペンネームのイニシャルです
=============================

■官能大賞(2018年5月末〆切)最終選考通過者

「脅されて犯されて 女子高生の性奴隷」(T.Sさん)
「六畳一間のS→←M母娘」(T.Tさん)
「マッスル男の不器用美姉妹狩り」(M.Mさん)
「明かせない夫婦関係の構築」(T.Iさん)

■ノンフィクション部門(2018年5月末〆切)最終選考通過者

「性的拷問の歴史」(O.Tさん)
「ストリートナンパの素敵な仲間たち」(H.Tさん)

==============================

大賞の発表は10月初旬を予定しております。

『第22回フランス書院文庫官能大賞』の〆切は11月末日です。

ご応募お待ちしております。

【2018年8月29日】

第21回フランス書院文庫官能大賞 2次選考通過作品発表

第21回フランス書院文庫官能大賞(5月末〆切分)において、
2次選考を通過した作品を発表します。

※ ペンネームが記載されていた場合は、ペンネームのイニシャルです

=============================

■官能大賞(2018年5月末〆切)2次選考通過者

「凌辱サイコ」(K.Mさん)
「囮交錯淫」(A.Yさん)
「七人の堕天美」(A.Yさん)
「縛乳隷母 息子と美少女の愛奴に堕ちた爆乳美母」(K.Nさん)
「美少女奴隷 羽衣子 被虐の略奪愛」(Y.Nさん)
「脅されて犯されて 女子高生の性奴隷」(T.Sさん)
「淫欲の旋律」(K.Kさん)
「六畳一間のS→←M母娘」(T.Tさん)
「悪魔の蒼獣、美臀の生贄~OL、人妻、女刑事」(K.Kさん)
「女医の熟臀」(A.Yさん)
「義母の美貌」(A.Yさん)
「僕はミステイク~とある女子寮に異物が混入~」(H.Aさん)
「獄中少年恋情~どこへも逃げられない~」(H.Aさん)
「杏姫のセントヴァレンタインディ」(H.Aさん)
「鎌倉夫人 ひと夏の相姦ハーレム」(D.Aさん)
「蜜の滴るマンション 管理人ハーレム日記」(D.Aさん)
「星座別セックス鑑定データ」(M.Sさん)
「泣き虫鬼神少女 淫まん」(L.Yさん)
「寝取られの館」(D.Sさん)
「グラドルを狙え」(R.Yさん)
「躾けられて」(K.Aさん)
「淫魔の棲む森 触手責めに堕ちる僕の愛妻」(J.Hさん)
「隷従少女」(B.Mさん)
「狐憑きな彼女」(L.Lさん)
「官能妻」(K.Tさん)
「義姉 童貞指南」(R.Tさん)
「人妻玩具遊び」(H.Hさん)
「野球部VS吹奏楽部 ~美人顧問は、お熱いバットがお好き~」(Y.Iさん)
「マッスル男の不器用美姉妹狩り」(M.Mさん)
「ヒメゴト。」(T.Tさん)
「いちゃいちゃハーレム-二人の叔母と令嬢同級生」(R.Kさん)
「秘密クラブに招かれて」(S.Mさん)
「少年夏日記・六人の淫女+ワン」(T.Iさん)
「明かせない夫婦関係の構築」(T.Iさん)
「妻の知人たちとの一夜ずつの淫行」(Sさん)
「今日子先生は天使か悪魔か」(Y.Kさん)
「贖罪少女と慈愛の姉は俺を愛欲で惑わす」(K.Oさん)

■ノンフィクション部門(2018年5月末〆切)2次選考通過者

「性的拷問の歴史」(O.Tさん)
「アメリカに行ったら、洗車フェチになって帰国した」(B.Hさん)
「僕の愛するフランス書院文庫」(M.Yさん)
「ストリートナンパの素敵な仲間たち」(H.Tさん)
「手コキ道を極めた!」(S.Sさん)

==============================

最終選考の発表は9月中旬を予定しております。
『第22回フランス書院文庫官能大賞』の〆切は11月末日です。

惜しくも選外となった皆様もふるってチャレンジください。

月別アーカイブ

検索

Copyright©1999- FRANCE SHOIN Inc. ALL rights Reserved.