某の名は森蘭瀬、メイドで侍じゃ!
冗談半分の募集に現れたのはサムライメイド!
その日から、常識知らずで凛々カワイイ蘭瀬の奉仕にもう夢中☆
無垢な手コキ☆
びんかん初体験☆
学校でもお屋敷でも、無敵なカノジョをラブラブ調教!
蘭瀬にふさわしいご主人様へ、恋もエッチも頑張ろう!
本編の一部を立読み
☆凛々しいキミと初体験☆
「あっ! はぁはぁっ。んはっ。なんぞ、こ、これがお仕置きっ。はぁはぁ」
痛みはとっくに去り、今や快感の坩堝と化した性器が蘭瀬を狂わせる。
彼女は色違えの目を大きく見開いて、白い喉をのけぞらせて、いやらしい嬌声をあげつづける。
一番奥に重い衝撃が走ると同時に、一瞬頭のなかが真っ白になる。かと思えば引き抜かれる瞬間には胸が切なく締めつけられるような悦楽が甘美に訪れる。
痛いのと気持ちいいのと、それを交互に繰りかえしていくと、やがてそれら二つの感覚が混ざり溶け合い。なにがなんだかわけがわからない状態へと彼女を追いつめてゆく。
(はしたない。こんなに恥ずかしい言葉を殿方の前で叫ぶだなど。恥を知れというに)
心のなかで自らを叱責するも、官能一色に塗りつぶされた心身は貪欲に快感を求める。
「ああっ! ああぁっ! んっ! も、もうっ。だ、駄目っ。あ、っくああっ」
なにが駄目なのかすら蘭瀬にはわかっていない。ひとりでに唇からそんな言葉が放たれ、本人もびっくりしてしまう。
あられもない蘭瀬の喘ぎ声にピストン運動の速度が増してゆき、二人の体温は急ピッチで上昇してゆく。
普段は気真面目な表情が蕩けきって、目は焦点を結んでいない。
大きなおっぱいが上下に波打ち、はぁはぁっという激しい呼吸が小さな口からひっきりなしに放たれる。
ややあって、睾丸からせりあがってきた精液が放たれるのを感じて章がうめいた。
「っく、も、もうっ。射精る──」
全体重をかけて、蘭瀬の一番奥へと渾身の一撃を叩きこんだ。
瞬間、蘭瀬の意識のなか、なにかがぷつっと切れる。
「んはぁあっ! あぁあああんっ! ああぁあっ! いやいやいやあああっ!」
ひときわ高く甲高い声を放つ蘭瀬。しなやかな身体をのけぞらせて、腰を突きあげ、背骨はアーチを描いている。
二人は体をびくびくと激しく痙攣させながら、同時に絶頂を迎える。