残念お嬢様には俺しかいない

著者: 遠野渚

本販売日:2010/12/16

電子版配信日:2012/11/01

本定価:734円(税込)

電子版定価:734円(税込)

ISBN:978-4-8296-5956-4

「アナタしか友達がいないの!」

幼なじみの有栖は、Fカップの銀髪お嬢様。

だけど、エロゲマニアな残念美少女!

外出したら、たちまち失禁!!

そんな彼女を更生させるため、オムツデートでラブラブ調教☆

初体験からアナルへGO☆

赤ちゃんプレイでバ~ブバブ☆ 非リア充ラブコメ、謎の感動!☆v

本編の一部を立読み

☆素直なお嬢様☆

「よだれかけしておむつ充ててる有栖、可愛いぞ」

赤ちゃん頭巾でアッシュブロンドを覆い、よだれかけまでさせられた有栖だけど、縛られた両手首を解放される……が否や、有栖は差し出された哺乳瓶にしゃぶりついていた。

「ちゅぱ、ちゅぱ……」

子猫が親ネコの乳首に吸いつくときのように、ただ無心で哺乳瓶に吸いつく。両目を閉じ、おちょぼ口を作りながら。

「ちゅ、ちゅ……ちゃんと人肌の温かさなの……ちゅ、ちゅ」

「七十度くらいの熱いお湯で粉ミルクを殺菌してから、それから人肌に冷ますのがコツらしいぞ。俺の自信作なんだからちゃんと味わって飲んでくれよ……って」

「ぷはぁ、……はぁ、美味しかった……」

かすかに残る甘み……それは遠い日に飲んだであろう母乳を彷彿とさせる。

慌てて飲んだものだから、口元から白い液体がこぼれ落ちていたけどよだれかけおかげでそこまで汚れてはいない。

飲みきってから急に恥ずかしさがこみ上げてきた。

「やだ、わたしったら赤ちゃんみたいにおっぱい飲んじゃうなんて……」

「気にするなよ。俺はどんなに甘えられても気にしないから」

「そんなこと言ったって……わたしが恥ずかしいんだもの」

「恥ずかしさなんて忘れて素直にならないと」

「な、なによ」

イヤな予感がして逃げようとしたときには遅かった。

パンパン、手のひらでモコモコになった布おむつを叩かれていた。

じっとりとした内側に、快楽が波打つ。

「はうっ……おむつパンパンしちゃいやぁ……」

「そうは言っても有栖。もうおむつがパンパンみたいだぞ?」

「言っちゃいやなの……しょうがないじゃない、こうしてずっと寝てたんだから」

「恥ずかしがることなんてないぞ。これからおむつ交換してやるからな」

「うん……」

羞恥心で塗りつぶされそうになりながらも、その一言を聞いただけで嬉しく思えてしまう。

やっとおむつを交換してもらえる。

フカフカな新しいおむつを充ててもらえるのだ。

窓際に干されている、太陽の匂いをいっぱい吸った、新しいおむつを。

「新しいおむつを充てる前に」

「しーしー……よね……?」

「偉いな有栖は。ちゃんとわかってきた」

コンプレックスのアッシュブロンドを撫でられて、フッと力を抜く。

もう、おむつへのおもらしへはなんの躊躇いはなかった。

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作品イメージ

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