私の真の名は、〈魔を祓う翼〉よ!」
優等生なアイツが中二病だったなんて……
妹・色羽の言動に、若干引き気味。
だけど、邪気眼な姿がイタ可愛くて!
悪魔祓いと称して初体験
イチャ2 奉仕で魔力充填
魔法陣の上で絶頂&ラブ告白
第三の目もM快感も開眼して、もう妹からは逃げられない!
本編の一部を立読み
☆悪魔を鎮めて?☆
「熱っ……なにこれ。腫れて熱を持ってるんじゃ……」
指先に触れたペニスがあまりにも熱くて、いったん手を離してしまう。
「いやいや、そういうもんだから」
「ふぅん。変なの」
極力、平静さを装いながら、色羽はそっと勃起を右手で包み込むように握り締めた。
しっとりとした柔らかな手の平に包まれるや否や、ペニスが彼女の手の中でびくんっとしなった。
「変よ。変すぎ。それなんでこんなに動くの。やりづらいから……じっとしてなさい」
「いやいや、そこは別な生き物みたいなもんだし」
「別の生き物。自分の身体でありながら、自分でコントロールできないなんて。やっぱり悪魔が憑いているせいね」
「…………」
ある意味、そうともいえるため、俊之は否定できない。
悪魔のささやきが彼の股間をたくましく育てあげているのは間違いない。
「こう……すればいいの? これで悪魔は退散できる?」
色羽がぎこちない手つきで肉竿を包み込んだまま手を上下に動かし始めた。
おっかなびっくりなせいで強すぎず弱すぎずのちょうどいい圧に俊之はつい深いため息を洩らしてしまう。
「ちょっと何気持ちよさそうにしてるの。勘違いしないで。兄を気持ちよくさせたいってワケじゃ断じてないんだから。悪魔を祓うために必要なことなんだから……」
仏頂面なまま、妹は手でペニスをしごいてくる。
朝っぱらから居間でクールでツンな妹に手コキをしてもらっているなんて。
あまりにも現実感がなさすぎる。
だが、妹が堅さを握り締めた手を動かすたび、じわりじわりと滲んでくる快感はごまかしようがないほどリアルだった。
「う……っく……」
「……変な声出さないでよ。兄ってほんと変態なのね。妹にこんなことさせて気持ちよくなるってありえない」
侮蔑を滲ませた目を吊り上げて、色羽が俊之を睨みつけてくる。
それが俊之にとって快感のスパイスになるとは彼女は気がついていない。