本販売日:2012/04/18
電子版配信日:2013/10/21
本定価:713円(税込)
電子版定価:713円(税込)
ISBN:978-4-8296-6211-3
もお、私はMじゃないんだからねッ!
緊縛されてビクビク感じちゃう幼なじみ・鉄城寺姫羽は自称S!
生徒兼理事長として恐れられるカノジョを素直に変えちゃう放課後調教☆
Fカップをくびり出す亀甲縛り☆
瞳を蕩けさせる首輪&ボンデージ☆
何度もイカせて姫羽を自分だけの恋人ドレイに!
本編の一部を立読み
☆理事王室で亀甲縛り!☆
ずっずっずっというリズミカルな湿った音に、姫羽の喘ぎ声が混ざる。
二人の身体が交わる速度は、どんどん勢いを増してゆく。
姫羽は全身を震わせながら、自由になる頭を振りたてて、あられもない声を上げる。
「やぁあぁっ、む、無理っ。これ以上……ホント駄目ぇえ。や、やめてぇ。お願い」
何度も、これ以上は無理だと思うのに、イけばイクほど、さらなる高波が姫羽に情け容赦なく襲いかかってくる。
「じゃ、俺を拒絶する理由をちゃんと話してくれるか?」
いったん動きを止めると、虎哲は姫羽の目をじっと見据えて尋ねた。
姫羽が、反射的に眉間に皺を寄せて頑なな反応を見せると、彼は再び鋭い腰遣いで彼女を翻弄してくる。
「きゃぁっ、や、や、やぁあっ。駄目ぇえっ、んぁっ、はぁああぁンっ!」
奥を突かれるたびに、思考回路がバラバラに分断されたかのような強烈なエクスタシーが、断続的に襲いかかってきて、その間隔はどんどんと狭まってきている。
虎哲のピストンはとどまることを知らず、それどころかがむしゃらな動きに加えて加速していく一方だ。
(こ、怖い……これ以上されたら……壊れてしまいそう)
姫羽がおぼろげにそう思ったその時、ひときわ重たい一撃が最奥をずぐんと抉った。
子宮が激しく震えた瞬間、姫羽の意識が飛び、口から甘い悲鳴が解き放たれた。
「う、あぁあぁっ! も、もう、わ、わかったから。話す。全部話すから許してぇ!」
ついに、虎哲の情熱の丈をぶつけた責めに姫羽が陥落した。賭けに勝ったのだ。
虎哲は言いようのない征服感に打ち震えながら、彼女の耳元に熱く囁く。
「約束だからな──それじゃ、二人でイこう」