ダークプリズン 美囚の勇者と嗜虐の魔王

著者: 山口陽

本販売日:2019/11/15

電子版配信日:2019/12/02

本定価:792円(税込)

電子版定価:792円(税込)

ISBN:978-4-8296-6484-1

シチュエーション

「私は絶対に負けない!」人智を超え
た魔王アレスによって、国は蹂躙され、
イレーネは戦場で処女を奪われた……
囚われ、【勇者育成計画】と称した調
教に塗れる日々。敗れるたび犯されて、
民衆の前で晒され、極める牝犬絶頂!
堕ちた勇者は自ら魔王に跨がって……
美少女文庫史上、最もハードな監獄劇。

本編の一部を立読み

☆最強すぎる魔王の前に☆
(ごめんなさいバブロ……初めてをあなたにあげられなくて……魔王のチ×ポが、私の膣内に……! 処女膜を破って、奥まで……そこはバブロのための場所なのにっ! あぁあっ、ダメッ、入ってこないでぇぇえっ!!)
 股間の痛みも凄まじいが、それ以上に恋人に捧げられなかった悲しみのほうが大きい。そんなイレーネの嘆きが聞き届けられるはずもなく、逞しい極太ペニスは処女膜を通過すると、無慈悲に一息で根元まで貫かれた。
「おぶっ!? んぎぃぃぃいいっ!!」
 バチンッと、力任せに肉がぶつかり合う音が響き、イレーネの尻たぶとアレスの下腹部が密着して、長大な肉棒が根元まで捻じこまれていた。
「どうだ、奥まで入ったぞ? お前の純潔は我に捧げられたのだ」
 言われなくてもわかっている。体の内側から押し寄せてくる激しい痛みと圧迫感によって、目を背けたい現実から力ずくで引き戻されたのだ。
「ふぐぅ……ぅ、うぅ、抜きなさいっ……け、汚らわしいぃ……っ!」
 イレーネは苦悶に顔を歪めながらも、辛うじて声を絞り出した。
「そう邪険にするな。乙女から女になったのだ、きちんと師に報告してはどうだ?」
 髪を掴まれているため、否が応にも光を失ったウルシスの頭部が視界に入ってしまう。
(ああ……申し訳ありません! 申し訳ありません、ウルシス様! 師の尊厳を守れない不出来な弟子で……このような無様な姿を晒してしまって!)
 恩師の亡骸の前で惨めすぎる醜態を見せつけてしまい、涙と鼻水で顔を汚しながら何度も謝罪をするイレーネ。
「ふむ……どうやらまだ心は折れていないようだな」
「あ、当たり前よぉ……! ウルシス様の無念に比べれば、こんな痛みなんて……大したことないわっ!」
「そうだ、その調子だ。師の死を乗り越えるのは、物語の勇者の王道だからな」
「くっ……ぜ、全部がお前の思い通りになるとは――あぉぉおっ!?」
 アルスは大きく頷くと、押しこんだ肉棒を亀頭が顔を出すギリギリまで引き抜いた。
 ズルズルと雁首で膣粘膜を擦られ、イレーネは声を詰まらせて身震いする。
 強い圧迫感から解放されたことで、憤りつつも今までとは違う刺激を無視することができなかった。
 破瓜の痛みとは対照的な、背筋が痺れるような甘い心地に股間が震えた。
(ど、どうして……どうしてなのっ!? こんなに悔しくて、殺したいくらい憎い男のチ×ポなのに!)
 己の意思と乖離したこの身に生じている感覚が理解できなかった。
 だがどれだけ否定しても、女にされた穴は忌々しい肉棒であっても、その逞しさが牝としての本能を揺さぶっていた。
 ありえないと自分の体に恐怖さえ感じ始めた頃になって、今さらながらアレスの手の平が不自然に下腹部に添えられており、そこが妙に温かく感じられた。
「なにを……私の体になにをした!? この感覚は、やはりお前のせいだったのか!」
「なぜ憤る? 我としては、むしろ感謝してもらいたいくらいなのだが?」
「どういう、意味……?」
 魔王の言動は人間の理解の範疇を超えている。その恩着せがましい物言いに、言い知れない不安を煽られる。
「別に大したことはしていない。少々治癒の術を施しただけだ」
「……ち、ゆ?」 「気づかないのか? すでに破瓜の傷はほぼ塞がっているはずだ。最初は泣き叫ぶ醜い姿を眺めさせるつもりだったがな、お前の師は我の求めるものとはかけ離れていたが、勇者を育てた功績は評価に値する。枯れかけているとはいえ男なのだから、手向けとして淫らに喘ぐ弟子の姿を見せてやろうと思ってな」
「ど、どれだけ我が師を愚弄すれば気が済むの!?」
 指摘されるまで気づかなかった。
 巨根による圧迫感に紛れていたとはいえ、イレーネは破瓜の直後は痛みを伴うものだと思いこんでいるだけだったのだ。
 ゾクリッと、背筋に寒いものが走った。
 そんな鈍い反応を返すイレーネに苦笑しつつ、アレスは改めて挿入の角度を調節すると、いっそうペニスを漲らせた。
「尊厳を守りたければ、相応の力を手に入れることだ」
 再びアレスの肉棒が突き出される。
 膣穴が開ききり、亀頭が子宮口を押し上げる。
 体中を埋め尽くされるような圧迫感に息を呑むが、今度はその存在感を知らしめるような落ち着きを孕んだものではなく、獣のような勢いの抽送だった。
 パンパンと、肉がぶつかり合う音が血に塗れた周囲に響き渡る。
「あひぃいいっ!? なにっ、これぇ……! あぉ、おっ……さっきまでと違っ……んんんぅ!」
 四つん這いで喘ぐイレーネに、何度も腰が打ちつけられる。
 長大な肉棒に体内を広げられる息苦しさは健在だが、アレスの言う通り破瓜の痛みをほとんど感じなくなっていた。
 さらに体が熱くなり、瞬く間に全身を駆け巡るようになった感覚に気づくと、恐怖に目を剥いた。
(私、感じてる……!? さっきまであんなに痛くて苦しかったはずなのに……こんなにあっさりと感じるなんて、絶対になにかの間違いよ!)
「どうだ、痛みが消えた感想は?」
「違ぅ……感じるなんてことは、ぁ、あっ……あるわけが、んんぅ! き、気持ちよくなんて、あぅ……ありえ、ないぃ……っ!」
 到底認められるものではない。
 イレーネはとにかく首を振った。
「そうだな。勇者であれば簡単に屈することはしないな」
 アレスは小さく笑うと、抽送を加速させる。
(ウルシス様が見ているのに……! 耐えないと、耐えないとっ……もうこれ以上醜態を晒すわけにはっ! くうぅぅ……でも膣内をゴリゴリと引っかかれると、声が勝手にぃ!)
 膣襞を力強く擦り、性感帯を抉りながら、人知を超えた逞しい牡の感触を刻みつけられた穴は、牝としての本能を開花させていた。
「存分に喘いでみるがいい。興奮のあまり黄泉から引き返してくるかもしれんぞ?」
「師を、馬鹿にしないでっ……! んぁ、あっ……私も、お前なんかに、屈してなるものかぁ……ぁああっ!」
「威勢は悪くないかもしれんが、もう少し言動を一致させてもらいたいな」

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