双子エルフにめちゃくちゃ愛されてる!

著者: K.バッジョ

本販売日:2020/07/17

電子版配信日:2020/07/17

本定価:880円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-2109-7

私たち姉妹が、絶対、幸せにしてあげるんだから!

竜に親を殺されたアルの幸せを双子エルフ・ララと
ルーは心から願っていた――処女を捧げ結婚したい。
本当の家族になりたい。姉妹一緒の初体験! 新婚
旅行でビキニ誘惑! 精液を何度も注ぎ込むエッチ
な儀式を経て三人はドラゴンを討ち取る冒険の旅へ。

本編の一部を立読み

☆双子エルフと初夜☆
「いくよ、ルー……」
「うん、来てアル……あたしをアルのものにして……」
 ルーの言葉を受けて、アルはゆっくりと腰を進めていった。
 ぬめりを帯びた水音を奏でたルーの膣内に肉棒が埋没していく。
「んっ、くっ……」
 生まれてから百六十年。
 今まで何物も侵入させたことのない秘裂に、ルーは自ら望んで男を招き入れる。
 だが秘裂は初めての異物を拒絶するように、ぴたりと閉じてアルの侵入を拒む。
 それはルーの意思とは無関係な、肉体の反射だ。
 固く閉じられたルーの秘裂に向かって、アルはゆっくりと腰を押し進めていく。
「くっ、あ……アルのが、入ってくる……」
 膣をこじ開けられる痛み。
 だがその痛みは愛しい男の手によって与えられる痛みだ。
 だからこそ、ルーはその痛みを恍惚とした表情で受け入れる。
 じわじわとアルの腰が進むにつれ、ぴたりと閉じていた膣肉が押し広げられる。
 それと同時にルーの全身に走り抜ける、初めて知る快楽の痺れ。
 全身を駆け巡る快感にルーが吐息を漏らした、そのとき。
 ゆっくりとした動きでルーの膣内を進んでいたアルの腰が止まった。
「あ……アル、どうして止まっちゃうの……?」
 自分に何か欠陥があったのだろうか――そんな不安に苛まれたのか、ルーは涙目になってアルを見上げる。
「違うよ。これ以上は、その……すごく痛いと思うんだ。だからルーが心配で」
「大丈夫だよ。アルがくれる痛みなら、どんな痛みだってあたしは嬉しいの。だからアルの好きにしていいんだからね……?」
 覆い被さるアルの髪を撫でつけ、ルーは微笑みを浮かべながら答えた。
「分かった。……いくよ」
 確認の言葉に無言で頷き、ルーはアルをジッと見つめる。
 痛くてもいい。アルのものになった瞬間を、ずっとずっと思い出の一つとして覚えておきたい――そんな気持ちがあったからだ。
 そしてそれはアルも同じだった。
 ルーの瞳から片時も目を逸らさず、潤んだ瞳で見つめ合い――呼吸を合わせるような息遣いの後、止めていた腰を一気に動かした。
 ズンッ、と勢いよく突き立てられた肉棒は、ルーの処女の証しを散らし、亀頭はルーの華奢な下腹部の奥まで届いていた。
「……っ!」
 身を引き裂かれるような痛みに眉を顰めたルーは、だが、一瞬たりともアルから目を離さなかった。
 まっすぐにアルの目を見つめながら、破瓜の痛みに耐える。
 やがて痛みが落ち着いてきた頃、
「あはっ……これであたし、アルのものになれたんだね……」
 ルーは幸福に満ちた表情で微笑みを零した。
「ああ。ルーは俺のものだ。誰にも渡さない……!」
「嬉しい……」
 愛しい男が自分を独占したいと願うその言葉は、女にとって何物にも代えがたい言葉だった。
 やがて痛みの引いたルーの膣内に変化が起こる。
 膣壁が収縮し、挿入された肉棒をぴったりと隙間なく包み込んだのだ。
 それはまるで、アルの肉棒に合わせて形を作り替えたような――挿入されたアルの肉棒専用の膣内に変化した動きだった。
 パズルのピースのように互いに密着したそこは、アルの子種を求めるように微かに収縮を繰り返す。

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