25歳の人妻・裕子が弟に望んだのは……
「一彦さんの言うとおりにするわ」
姉の言葉が禁断の壁を打ち破った。
菊座を犯されながら、甘やかな叫びを吐く裕子。
でも……裕子はまだバージン!
ゆうこ(25歳)姉
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「だから、パンティを脱がさないでと言ったのか」
「だって、私、男性を受け入れたことがないんだもの……。指で触れられるだけで怖いし、処女だってこと知られただけで恥ずかしくて死にそう……」
生来内気な姉は、その悩みを誰にも打ち明けられず一人で悩んでいたのだ。もちろん、彼女自身の肉体は健康である。生理の始まる前などは特に性欲が高まる。それを解消するためには自慰しか手段がなかったのだ。これまではもっぱらクリトリスや膣の入口付近を愛撫してオルガスムスを得ていたが、そのせいで膣前庭──尿道口部までの粘膜の性感がよく開発されたようだ。
「ここ? ここで感じるの?」
姉のパンティに潜らせた指を動かして、クリトリスの下部をさすりあげると、
「あ、あうっ!」
裕子は俎上の活魚のようにぴんと跳ねた。
「なるほど……、すごく感じる」
蜜もとろとろと溢れてくる。処女ではあるが裕子は豊かな性感に恵まれているようだ。
「考えてみれば、かえってよかったんじゃないか。そんな男に処女を奪われなくて」
人妻だった姉が、まだ男を受け入れたことがない躰だと知ったことが一彦に新たな昂奮をよび起こした。
「姉さん……。ぼくに綺麗な躰を見せて」
やにわに彼は姉を押し倒した。
「あっ、一彦さん……、やめて。恥ずかしい!」
「恥ずかしいところを診察してやる」
サディスティックな欲望がふつふつとたぎった。腿は閉じられないように三脚で足首を縛ってある。姉の肉体を検査するのは簡単なことであった。
「これをとらなくちゃ……」
一彦は荒々しく濡れそぼったパンティを引きちぎった。
「あーっ」
真っ赤になって顔をそむける裕子。一彦は枕元のスタンドを引き寄せ、その光をもろに姉の股間、ねっとり愛液でまぶされた粘膜の器官にあてた。むうっと酸っぱい匂いが強烈に鼻を衝く。
(志津絵の濃厚なチーズのような匂いと違うのは、処女だったからか……)
ようやく納得した。
「ああ」
一彦にしても姉の性器を見るのは生まれて初めてのことだ。まず秘毛のたたずまいが飛びこんできた。優しい柔らかさをもった、艶々した黒い毛である。長くて、縮れてはいない。繁茂のさまは疎らなほうだが、形状は扇状でほどよく下腹のふくらみを覆っていた。
「綺麗だ……」